2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。
ニセアシベニイグチは、夏~秋にかけて、ブナ・ミズナラ、シイ・カシまたはアカマツ・コナラなどの林内地上に発生するイグチ科ヤマドリタケ属の中型~大型のキノコです。「傘」は、初め半球状、のち平板状に開きます。幼菌では、縁が内側に強く巻きます。表面はほぼ無毛で、ときに浅くひび割れ、赤褐色~黄褐色などです。「柄」は通常基部が著しく膨らみ棍棒状、ときには円柱状の個体もあります。色は黄色で、下部にかけて赤色~暗赤褐色をおびます。「傘」と「柄」の肉は淡黄色で、空気にふれると青色に変色しますが、のちに退色してくすんだ灰色をおびます。成熟した「子実体」にはチーズあるいは糀のような甘い香りがあります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)
《ニセアシベニイグチ 2010/08/01》
《ニセアシベニイグチ 2010/08/01》
※ 何度も落としたせいか、現在使っているコンパクトデジタルカメラのキャノンIXY650がダメになりました。しようがないので、ウェブサイトで「望遠マクロ」が使えるコンデジを探し、AMAZONでオリンパスのSTYLUS SH-50を買いました(年金生活者には手痛い臨時出費です)。よく調べると、もう生産中止になっている機種のようです。
STYLUS SH-50は『超望遠600mmで40㎝まで近づける高性能マクロ』機能を搭載、接近しにくい被写体の撮影で威力を発揮するとのことなので、楽しみにしています。
《購入したオリンパスのSTYLUS SH-50》