2003~2009年に、富山県中央植物園で見かけた生きものの紹介しています。
今回は、タテハチョウ科のチョウ、ゴマダラチョウです。
ゴマダラチョウの属すコムラサキ亜科は、他にコムラサキ、オオムラサキなどのチョウが含まれ、「幼虫にはふつう一対の角を備えた頭部とニ叉した尾端がある」「多くの♂の羽が青色などに光り輝く」などの特徴があります(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/コムラサキ亜科』参照)。
幼虫の食樹はオオムラサキと同じエノキ(ニレ科)で、エノキがあれば都市周辺でも発生することがあります。幼虫は、冬になるとエノキの幹を下り、落ち葉の中で越冬し、春になると再び幹を上り、若い葉を食べて成長します。
《エノキの根元の落ち葉の裏で越冬するゴマダラチョウの幼虫 2008/01/13》
《エノキの落ち葉の裏で越冬するゴマダラチョウの幼虫 2008/01/13》
《エノキの落ち葉の裏で越冬するゴマダラチョウの幼虫 2008/01/13》
《越冬するためエノキの樹冠から根元に降りてきていたゴマダラチョウの幼虫 2008/11/26》
《オオスズメバチとともにコナラの樹液を吸うゴマダラチョウ 2007/08/07》
《コナラの樹液を吸うゴマダラチョウ 2007/08/07》
《コナラの樹液を吸うゴマダラチョウ 2007/08/07》
※ 5月の中央植物園(9) 5月の中央植物園の植物などです。17年ほど昔の写真なので、状況は変わっていると思います。
《ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)の花 2007/05/16》
《ウリハダカエデの果実の花 2007/05/16》
《ヤマモミジの果実の花 2007/05/16》
《ヒロハツリバナの花 2007/05/16》
《トウグワ(マグワ)の花 2007/05/16》
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