庭のハーブ(種名不明)の花に、黒くて腹部に黄色い二つの斑紋があるツチバチの仲間がきていました。触角が長くないので、♀だと思います。
キオビツチバチの♀は、土中にいるコガネムシの幼虫を麻痺させて産卵し、孵化したツチバチの幼虫はその麻痺したコガネムシの幼虫を食べて成長するそうです。
《ハーブの花の蜜を吸うキオビツチバチ♀ 2024/08/19》
《ハーブの花の蜜を吸うキオビツチバチ♀ 2024/08/19》
《ハーブの花の蜜を吸うキオビツチバチ♀ 2024/08/19》
庭のハーブ(種名不明)の花に、黒くて腹部に黄色い二つの斑紋があるツチバチの仲間がきていました。触角が長くないので、♀だと思います。
キオビツチバチの♀は、土中にいるコガネムシの幼虫を麻痺させて産卵し、孵化したツチバチの幼虫はその麻痺したコガネムシの幼虫を食べて成長するそうです。
《ハーブの花の蜜を吸うキオビツチバチ♀ 2024/08/19》
《ハーブの花の蜜を吸うキオビツチバチ♀ 2024/08/19》
《ハーブの花の蜜を吸うキオビツチバチ♀ 2024/08/19》
早朝、無防備な服装で渓流のそばの園路をアブ(イヨシロオビアブ=オロロ)に刺されながら歩いていると、小さな蛾がとびだしてきて、近くのクズの葉にとまりました。
大きさは1cmほど、うっすら水色なのでアオシャクの仲間かなと思いました。
帰宅後、ウエブサイトなどで調べると、ナミシャクの仲間で、アオナミシャクのようです。「小型の青いシャクガ…翅の色はアオシャク的ですが、静止した状態での翅の形はナミシャク的です。」(ウェブサイト『岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)Web教材』より)
《クズの葉にとまったアオナミシャク2024/08/15》
《クズの葉にとまったアオナミシャク2024/08/15》
家庭菜園のオクラの葉に、腹部に2本の黄色い帯があるオオフタオビドロバチがとまっていました。
我が家の庭では、夏が終わるころから、ドロバチやツチバチの仲間などを見かけることが多くなるような気がします。
《オクラの葉にとまっていたオオフタオビドロバチ 2024/08/19》
《オクラの葉にとまっていたオオフタオビドロバチ 2024/08/19》
立山山麓家族旅行村のバーベキュー炉で朝食を食べているとき、丸太椅子の上をジガバチが歩き回っているのに気づきました。
サトジガバチトヤマジガバチとは非常に似ていて写真では見分けがつきそうにありませんが、現地が標高600mほどの立山山麓なので、ヤマジガバチ?としておきました。
《バーベキュウ炉の丸太椅子の上を歩き回っていたヤマジガバチ? 2024/08/15》
《バーベキュウ炉の丸太椅子の上を歩き回っていたヤマジガバチ? 2024/08/15》
「柳の下の泥鰌」狙いで、以前(2022/05/28)にオオミズアオなどいろいろな蛾などが見られた公衆便所に行ってみましたが、6:30ころというのにきれいに清掃されていました。
ただ、壁面にオオクワゴモドキが1匹残っていました。
《トイレの壁にとまっていたオオクワゴモドキ 2024/08/15》
《トイレの壁にとまっていたオオクワゴモドキ 2024/08/15》
《トイレの壁にとまっていたオオクワゴモドキ 2024/08/15》
《オオクワゴモドキの♂(触角の基部半分が両櫛歯状) 2024/08/15》
我が家の庭にアカタテハが飛んできました。開閉すると橙赤色の翅が目立ちます。
ピーマンなどにとまっていましたが、しばらくしてどこかに飛んでいってしまいました。
《ピーマンの葉にとまるアカタテハ 2024/08/19》
《ピーマンの葉にとまるアカタテハ 2024/08/19》
《ピーマンの葉にとまるアカタテハ 2024/08/19》
お盆も終わったので、義父の墓の掃除に出かけました。
寺の境内でセミの交尾や産卵が観察できないかと探していると、見覚えのあるカメムシの幼虫がカエデの幹にいました。以前(2013/08/16)京都市内で見かけ、このブログでも紹介したキマダラカメムシの幼虫です。近くの木の幹には、成虫もいました。
ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、キマダラカメムシは「台湾から東南アジアを原産地とする外来生物で…日本国内には長崎県出島から侵入し、その後各地に分布を拡げたとみられている。…江戸時代…ツンベルクによって長崎の出島で採集された標本を元に、彼自身が新種記載したものである。…150年後の1934年頃に長崎市を中心とした県内各地で採集されるようになった。…その後次第にその分布域を広げ始め、…愛知県では2011年に最初に発見…東京で最初に発見されたのは…2008年のこと…分布域は更に拡大してゆくだろうと…」されています。
北陸地方では、2019年10月に福井市内において1個体が採集されたのが福井県の初記録とされています。
ウエブサイトで調べたところ、石川県では記録されていますが、富山県の記録は見当たらないので、富山県初記録かも知れません。
《カエデの幹にいたキマダラカメムシの幼虫 2024/08/19》
《カエデの幹にいたキマダラカメムシの幼虫 2024/08/19》
《カエデの幹にいたキマダラカメムシの幼虫 2024/08/19》
《木の幹にいたキマダラカメムシの幼虫 2024/08/19》
《木の幹にいたキマダラカメムシの幼虫 2024/08/19》
朝食を終え、いつものようにテラスで本(『老いの贅沢』曽野綾子)を読みながら庭の様子を眺めていると、眼の前の家庭菜園に何かが落ちるように飛んできました。
落ちたあたりを探すと、アブラゼミの♂が仰向けになっていました。瀕死の状態で、後で確認するとそのままの姿勢で死んでいました。
今年、このあたりではほとんどセミの鳴き声を聞いていません。
《家庭菜園に落ちるように飛んできたアブラゼミ♂(赤矢印は落ちてきた軌跡) 2024/08/19》
《落ちるように飛んできたアブラゼミ♂ 2024/08/19》
《落ちるように飛んできたアブラゼミ♂ 2024/08/19》
《落ちるように飛んできたアブラゼミ♂ 2024/08/19》
この立山山麓家族旅行村を選んだ理由は、(家族には内緒ですが)ここの敷地にはオニグルミの大木がたくさん生えているので、びっくりするほど枯葉に擬態したムラサキシャチホコなどに会いたいからでした。でも、(自由になる)時間もほとんどなく、ムラサキシャチホコはもちろんいろいろな虫たちにも期待していたほどは出会えませんでした。
そんな中、その夜に泊まるコテージ基礎の壁に2~3cmの小さな蛾がとまっていました。茶褐色で炎のような模様が目立つ(帰宅後に図鑑で調べたところ)ハガタエグリシャチホコでした。
ハガタエグリシャチホコ幼虫の食餌植物は、このあたりに多いオニグルミなどだそうです。
ハガタ…なのかハダカ…なのか、ハガタエ…なのか、紛らわしい名前ですが、ウェブサイト『コトバンク』には「歯形刳天社蛾」の漢字が当ててありました。ハガターエグリーシャチホコ。
《コテージ基礎の壁にとまっていたハガタエグリシャチホコ 2024/08/14》
《コテージ基礎の壁にとまっていたハガタエグリシャチホコ 2024/08/14》
《コテージ基礎の壁にとまっていたハガタエグリシャチホコ 2024/08/14》
朝、庭に出ると、ゴマダラカミキリが仰向けになって落ちていました。脚などは少し動くものの、瀕死の状態でした(翌朝には死んでいました)。
ひょっとして外来種のツヤハダゴマダラカミキリかなと思いましたが、
① 胸部に2つの白紋がある(一番下の写真の黄丸内)
② 上翅基部の表面がボツボツしている(一番下の写真の白丸内)
③ 上翅基部に白色軟毛があり白くなっている(一番下の写真の赤丸内)
ことから、在来種のゴマダラカミキリだと思います。
《庭に仰向けに落ちていたゴマダラカミキリ 2024/08/17》
《庭に仰向けに落ちていたゴマダラカミキリ 2024/08/17》
《ゴマダラカミキリ 2024/08/17》
《ゴマダラカミキリ 2024/08/17》
ときどき雷雨がある不安定な天候で、夕方から予定を変更して全天候型(テントの下)のバーベキュウコーナーでバーベキュウをしました。
陽が沈んでいく中、テントの支柱を頻繁に行き来するクモがいました。夜に向けて網を張り始めたところのようでした。腹部の茶褐色の模様が、ヤマシロオニグモのアトグロ型♀の模様に似ていました。
翌朝、網の様子を確認するつもりでしたが、忘れてしまい、確認できませんでした。
《バーベキュウコーナーのテント支柱に網を張り始めたヤマシロオニグモ? 2024/08/14》
《バーベキュウコーナーのテント支柱に網を張り始めたヤマシロオニグモ? 2024/08/14》
《バーベキュウコーナーのテント支柱に網を張り始めたヤマシロオニグモ? 2024/08/14》
※ 市立図書館から8月17日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
1 『都会の鳥の生態学ーカラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰ー』(唐沢孝一・著)
2 『昆虫の交尾は、味わい深い…。』(上村佳孝・著)
3 『黒部の谷の小さな山小屋』(星野秀樹・写真文)
お盆で帰省していた長男夫婦などと家族6人で、1泊2泊でバーベキュウを楽しみに立山山麓家族旅行村に行ってきました。
駐車場に車を停めると、さっそく排ガスに引き寄せられたアブの群れに囲まれ、扉を開けると中に入ってきます。ほとんどが、富山県では「オロロ」と呼ばれるイヨシロオビアブです。お盆ころから山間部の渓流近くなどでは特に多くなり、刺されないよう気をつけないといけないことを忘れていました。
半袖半ズボンで歩いたので、何か所もやられて(皮膚を切り裂き吸血)しまいました。
《排ガスに引き寄せられて車の中に入ってきたイヨシロオビアブ 2014/08/14》
《排ガスに引き寄せられて車の中に入ってきたイヨシロオビアブ 2014/08/14》
《排ガスに引き寄せられて車の中に入ってきたイヨシロオビアブ 2014/08/14》
《イヨシロオビアブに血を吸われた足 2014/08/14》
以前アオマツムシの成虫をよく見かけたアカメガシワの木の下に、アオマツムシの幼虫がいました。木から落ちてきたのだと思います。
アオマツムシ成虫の鳴き声は、今年はまだ聞いていません(夜に外に出かけることがほとんでないので、聞き逃している可能性はあります)。
《アカメガシワの葉から落ちてきていたアオマツムシの幼虫 2024/08/11》
《アカメガシワの葉から落ちてきていたアオマツムシの幼虫 2024/08/11》
《アカメガシワの葉から落ちてきていたアオマツムシの幼虫 2024/08/11》
以前、樹液が出てカブトムシやスズメバチが集まっていたサンシュユの木があります。樹液が出なくなって数年たちますが、やはり立ち寄ってのぞきたくなります。
この日、株元の葉に、ホソアシナガバチに似た蛾(スカシバ)がとまっていました。黄色味が強いので、カシコスカシバ(スカシバガ科スカシバガ亜科)ではないかと思います。
《サンシュユの葉にとまっていたカシコスカシバ 2024/08/11》
《サンシュユの葉にとまっていたカシコスカシバ 2024/08/11》
《サンシュユの葉にとまっていたカシコスカシバ 2024/08/11》
地鉄上滝線と交差する県道のアンダーパスのトンネル壁面に、薄赤茶色の中ぐらいの大きささ(?)の蛾がとまっていました。その場ではとりあえず写真を撮り、名前調べは帰宅後に。
手元の簡単な図鑑やウエブサイトなどで調べると、どうやらシャチホコガの仲間、セダカシャチホコのようです。(私としては、初めて見るシャチホコガのような気がします、すぐに忘れてしまうので確かではありません。)
《アンダーパスのトンネル壁面にとまっていたセダカシャチホコ 2024/08/12》
《アンダーパスのトンネル壁面にとまっていたセダカシャチホコ 2024/08/12》
《アンダーパスのトンネル壁面にとまっていたセダカシャチホコ 2024/08/12》
《アンダーパスのトンネル壁面にとまっていたセダカシャチホコ 2024/08/12》
《アンダーパスのトンネル壁面にとまっていたセダカシャチホコ 2024/08/12》