お盆も終わったので、義父の墓の掃除に出かけました。
寺の境内でセミの交尾や産卵が観察できないかと探していると、見覚えのあるカメムシの幼虫がカエデの幹にいました。以前(2013/08/16)京都市内で見かけ、このブログでも紹介したキマダラカメムシの幼虫です。近くの木の幹には、成虫もいました。
ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、キマダラカメムシは「台湾から東南アジアを原産地とする外来生物で…日本国内には長崎県出島から侵入し、その後各地に分布を拡げたとみられている。…江戸時代…ツンベルクによって長崎の出島で採集された標本を元に、彼自身が新種記載したものである。…150年後の1934年頃に長崎市を中心とした県内各地で採集されるようになった。…その後次第にその分布域を広げ始め、…愛知県では2011年に最初に発見…東京で最初に発見されたのは…2008年のこと…分布域は更に拡大してゆくだろうと…」されています。
北陸地方では、2019年10月に福井市内において1個体が採集されたのが福井県の初記録とされています。
ウエブサイトで調べたところ、石川県では記録されていますが、富山県の記録は見当たらないので、富山県初記録かも知れません。
《カエデの幹にいたキマダラカメムシの幼虫 2024/08/19》
《カエデの幹にいたキマダラカメムシの幼虫 2024/08/19》
《カエデの幹にいたキマダラカメムシの幼虫 2024/08/19》
《木の幹にいたキマダラカメムシの幼虫 2024/08/19》
《木の幹にいたキマダラカメムシの幼虫 2024/08/19》