ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

年の功はどこに?

2017-08-29 06:28:25 | 世相
 市役所の食堂はセルフサービスで、流れ作業のように各自が料理をお盆に載せて調達します。箸置き場と給湯機は一カ所に固まって少し離れた所にあり、人々でとても混み合う所です。私は箸置き場近くの席に着いていました。その箸置き場となっているテーブルでのことです。

 同年配と思しきポッチャリ系の女性が、食事を載せたお盆2人分を箸置き場のテーブルに置いて、そのうちの一人分だけ席に持って行くのが見えました。しばらくしてもう一人分を取りに箸置き場に戻ったのですが、箸を取ろうとしている男性が前にいるのに強引に身体をこじ入れ割り込んだのです。

 どこか男性のお盆に触れたらしく、味噌汁が溢れて女性の左肩袖に掛かったようでした。「味噌汁が掛かってしまったじゃないの!」大声で怒鳴ったのですが、男性の方は黙って席に向かっていました。

 女性はお盆をそのままにして直ぐに近くの手洗いに向かい、戻って来ても怒りが治らない様子でした。もう我慢ならないと、残りのお盆を席に運び終えるやその男性の席に行ったようです。

「服を汚したのに謝りもしない! 可笑しいじゃない! 謝りなさいよ!」とまくし立てていました。男性の声は聞こえませんでした。

 濡れた袖を摩りながら手洗いの方に再び向かった女性ですが、なお聞こえよがしに大声で喚いていました。こうなったら傍から見ると見苦しいものなのですが、本人にはその自覚が一向にありません。

 これらの顛末を一部始終見ていた私です。私の見たところ、女性の自業自得としか思えない光景でした。周りに何ら気配りのない自分勝手が過ぎたのです。
「ちょっとごめんなさい」その一言で和むのがその場の空気です。たった一言、女性がそう声をかければよかっただけなのですが・・・。

 このところ、年の功の欠片も見えない自分ファーストの年寄りが目に付きます。これは “他山の石” としよう、そう考えさせられた次第でした。



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