ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

久々にカゼで落ち込む

2019-05-03 08:33:48 | 病状
 先々週の土日はカゼで寝込んでいました。2月下旬にも一度カゼを引いたのですが、春真っ盛りのカゼはまた違うものだと思いました。

 その土曜日の朝、睡眠十分のはずなのに身体が重く、目覚めても直ぐにまた眠りこける有様でした。鼻水ダラダラ、頭がボーッ、外に出るのも億劫なほど気分が落ち込んでばかり。熱が出なかったことが不幸中の幸いでした。

 長く眠り続けるには体力が要ります。だから老いた身では長く眠ってなどいられないのですが、病んだ身だといくらでも長く眠り続けられるもの、こんな当たり前のことにも改めて気づかされました。

 2日間はなんにもやる気が起きなくて、少々 “うつ状態” にありました。ひょっとしたら今更花粉症(?)、ならばこのまま続くのか(?)と一時不安にもなりました。

 やはり、身体が病むと気分もふさぐ、この体感の変化が不安を呼び込むようです。そう言えば、深酒したときの翌朝も気分はこんなふうだったかと、酒で病んでいた頃のことが久々に思い出されもしました。深酒したときと違っていたのは、怠さで背中に根っこが張ったような重い感覚のないことでしょうか。

 結局、単なるカゼだったようで安心しました。ただし、2週間経っても痰の絡んだ嫌な咳が続いたままで、今でも治りきっていません。

 普段は夜出歩くことのない私ですが、実は、前日の金曜日の晩に桂米團治の独演会に行っていました。昼間はそれなりに暖かでしたが、日没後の冷気は3月を思わせるものでした。

 行きしなに、歩きながら素手で吸い殻拾いをしました。が、そんな軽い屈伸運動でも汗をかいてしまい、講演が終わってもその汗が乾ききっていなかったようです。帰り道、そよ吹く夜風に背筋がゾクゾクしました。今思えばこれがいけなかったようです。

 今年はソメイヨシノの開花以降、例年よりも花冷え期間が長く続きました。その分、3週間もの長い間花を楽しめたのですが、身体の方は寒暖差にうまく付いていけてなかったようです。日頃慣れてない “夜遊び” をしたことで、そのツケが覿面に回ってきたのでしょう。

 さて、10連休という長い休みも終盤を迎えています。皆さん、生活リズムが変わってしまったと感じていませんか? ノホホンとしたままボーッとしていたら高いツケを払うことになりかねません。

 五月病に代表される “うつ状態” は生活リズムの変化が原因で始まります。休み明けの朝に気分の重い目覚めを迎えないよう、今からでも正規の生活リズムに戻してはいかがでしょうか。またまた余計なお世話でした。


 下の囲み記事は、本物の “うつ病” と単なる “うつ状態” との違いについて考えてみた過去記事です。私が断酒して2年3ヵ月後に投稿したものです。ご参考までに。


アルコールと “うつ” 症状
単なる “抑うつ状態” と本物の “うつ病” との違いは、キッカケと思しき出来事と症状発現との間に時間的隔たりがあったか否かだと言います。別離や失敗、喪失などの......



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