ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

流し目とおしゃべり

2019-07-19 06:19:37 | 雑感
 ゴミ拾いの途中、鯉のいるせせらぎ脇のベンチで一服していたときのことです。学校帰りの女の子3人が連れだってやって来ました。背恰好からして小学4、5年生ぐらいでしょうか。

 例のごとく彼女たちはおしゃべりに夢中だったのですが、中の一人が通りすがりにチラッと流し目をこちらに送ってきました。
「(えっ、あんな歳でもう流し目?)」さすがの私もドッキリしました。

 当たり前ですが、媚びを売るような色っぽい仕草ではなかったですし、蔑んでいたとも思えません。あくまでも見てはいけないものを見てしまったという雰囲気が見て取れました。
「(そんなに可笑しな恰好をしているのかなぁ?)」顔に何か付いていないか、思わず掌で顔を拭ってみたものです。

 それから間もなくして、今度は小学校の校門近くでのことです。ここは週一回のゴミ拾いの巡回コースで、相変わらず私は緑色のベストを着ていました。

 たまたま前を行く女の子二人連れに付いて歩くことになったのですが、例のごとく二人はおしゃべりに夢中でした。相手に顔を向けながら、一人がチラッと流し目でこちらを見たのが見えました。横目でチラッと見たと言った方が正確かもしれません。

「何だと思った?」と声に出して尋ねたら、
「ド派手なのを着てるから・・・」と返してきました。
「ゴミ拾いだよ! ちょっと派手なのは交通事故に遭わないため!」と言ったら「なぁ~んだ」で終わりました。

 登校時の見守り隊のおっチャンのようなカッコウではあるものの、今は下校時間です。一体、このジイさんは何だろうと考えていたようなのです。
「(なるほど、得体の知れないジイさんに見られたか?!)」こちらも納得でした。

 同い年ぐらいの男の子なら、決して流し目で見ることなどしません。まともに顔を向けてこちらをジロジロ見るか、無視して通り過ぎるかです。

 流し目とおしゃべりを楽しむというのは、きっと女性生来の資質なのでしょう。

「女性患者はね、女性同士でおしゃべりを楽しみ始めたら回復の兆しなのよ」
以前、専門クリニックの相談員がこう教えてくれたことを思い出しました。アルコール依存症の女性患者を長年経過観察して下した結論だそうです。ご参考まで。



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