ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

久々に見た夢

2020-04-03 06:37:35 | 雑感
 あまり夢を見ない私ですが、久々にこんな夢を見ました。

 現役時代の私は、新薬の臨床開発マネージャーをしていました。担当していた狭心症領域の治験は遅れに遅れていました。治験促進のため、まったく初めての病院にも自ら出向くことが多々ありました。どうやら夢は、その頃の出来事のようでした。

           *     *    *
 循環器内科の受付窓口に行ってみると男性医師がカルテをチェックしていました。どうやらこの日に面談を予約していた中田Dr.(仮名)らしいのですが、まずこの辺りからしてあやふやです。

 そこへ女性医師がやって来て、いきなりこんなことを言ってきました。
「今度の学会の時、平泉に行こうと思って、・・・その旅費、どうにかなりません?」よくある学会旅費の無心です。
この女性医師、中田Dr.と一緒に治験を担当している世耕Dr. (仮名)らしいのですが、これもわかりません。
「直接のご援助はむずかしいのですが、・・・治験研究費からでも賄えるはずですよ」と、やんわりお断りしました。

 そこで場面が変わって、私は診察室に入っていました。実はこの日、両医師とは初対面でした。名刺入れを取り出して名刺を渡そうとしたのですが、・・・名刺入れにあったのは他人の名刺ばかり。肝腎の自分の名刺がないのです。

 名刺入れがパンパンに膨らんでいたので、まさか自分の名刺を切らしていたとは思ってもみませんでした。周りの空気が重苦しくなりました。

 すぐに気を取り直して、名刺を切らしていると正直に言えばいいのですが、いつまでもあたふた焦りまくって他人の名刺を一枚一枚確かめだす始末。
「(何をバカなことやってんだ!)」という自意識(?)の声で目が醒めました。

           *     *    *
 私が臨床現場を駆けずり回っていたのは、かれこれ25年以上前の話です。当時は、心臓カテーテルを用いたPCIによる根治療法がそこそこ広まっていて、内科医が薬だけでコントロールできる症例は少なくなっていました。

 そんな状況なので、治験が進まないのは医者でもない臨床開発担当者にはどうにもならないこと。当時は、治験の遅れに随分悩み、重苦しい雰囲気に散々苦しめられました。今でもたまに、あの当時を思い出しては苦笑いすることがよくあります。

 ところで、私も “3密” を避けるべく、AAのミーティングへの出席を見合わせ、好きな落語会や映画など大勢人の集まる娯楽も我慢しています。

 それ以外にも人の集まるところではマスクを付け、頻繁に手を洗うぐらいは気を付けていますが、毎日普段通りにゴミ拾いも続けるという甘々生活をしています。

 それでも、日々変わる新型コロナウイルスの感染者数には耳をそばだててもいます。そのことが知らずしらずにストレスを溜めることになり、このような夢を見させたのでしょうか?

 夢に出たどうにもならない重苦しさは、今の世の閉塞感に相通ずるように思えたのですが・・・。



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