ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

自己満足で上等!

2020-08-21 06:27:17 | 雑感
 近頃は、らちもない無駄話ができるだけでも価値があります。床屋は、数少ないそんな機会を提供してくれる場、どう見ても “三密” 状態そのものなのに、ついついハメを外してしまいがちです。

 大腸内視鏡検査・処置の予約のため、お盆前に県立病院へ行った序でのこと。1ヵ月振りに馴染みの床屋に行ってきました。

 お店とはほぼ20年来の付き合いですから、係の兄ちゃんとも際どい話ができる気の置けない仲になっています。その日もこんな話になりました。

「最近オレ、ただ歩いているだけじゃ面白くないから、退屈凌ぎに歩測をやっているんだ。ちなみに、県立病院からここまで1500歩ぐらい。今日は、自宅から県立病院までも歩測してみたんだけど、5300歩ぐらいだったかなぁ~。」

「おやおや、ゴルフのグリーン周りじゃあるまいし! そりゃ~、歩いて何分かかったと言われるよりは面白いですよ。けど、聞いてる側にしてみたら、歩測で何歩なんて何の役にも立たないっすよ。単なる自己満足じゃないですか?」と、バッサリ切って捨てられました。

「そうかなぁ? ただボンヤリ前を見て、のんべんだらりと歩いているよりも、よっぽど意味のあることだと思うんだが、・・・ 一歩々々が一秒々々、数えるだけでも結構、無心になれるんだよネ?!」

 新型コロナ感染の影に怯える昨今、こんなときこそ無心になれる時間は貴重です。何か単調な動作をしながらの方が、ただボーッとしているよりもよっぽど無心になれるようなのです。

 屁理屈を捏ねて無駄な抵抗をしているように見られたかもしれませんが、これが私の本音、開き直りでもあります。

 地震の揺れのまっ最中や、残り5分と終了時刻が迫っている試験の最中など、置かれた環境次第で長くも短くも感じるのが時間。“今を大切に!” とは言われますが、切迫したとき以外は、ほとんど意識せずにボーッと過ごしているのが時間ではないでしょうか。

 ゴミ拾いをしていたときもそうでしたが、一歩々々歩測しながら歩いていても不思議に無心になれます。万歩計など便利なだけの邪道です。騙されたと思って、是非、お試しあれ。



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