ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

医者の下手な説明は罪作り

2020-10-13 06:58:47 | 雑感
 先月、大腸内視鏡による3回目のポリープ摘除術を受けたことは既にご報告済みですが、そのときの組織検査結果を先日、施術医 F 先生から直接聞く機会がありました。

「ポリープは全部取っておきましたよ。悪性のものは見つかりませんでした。何か他に質問ありますか?」と、F 先生。

 このときふと、長年気になっていたことを聞いてみようと思いつきました。

 6年前、初めて大腸内視鏡検査を受けたときの担当医から、「こんなの初めて見た!」と言われたことがありました。とても気になる言い方でした。

 小腸と大腸の境目にある虫垂付近に、ポリープとは違う病変が見つかったらしいのです。が、詳しい説明はありませんでした。

 2回目の大腸内視鏡検査の後、初めて “カタル” という言葉が出て来ました。それでも単に「盲腸になりかけ」という説明しかありませんでした。

 そして、しきりに右下腹が痛まないかを聞かれ、虫垂炎特有の痛みの出方も教わりました。さらに、もし痛みが出て来たら、直ぐにでも病院に来るようにも言われました。

 私としては納得できなかったので、ネットで調べてみたら、“カタル” とは粘膜に限局した炎症の初期段階のことと知りました。

 以来、この“カタル” の件がずっと頭から離れずにいました。せっかくの機会ですから、F 先生にそのことを尋ねてみようと思ったのです。

「あぁ、カタル性虫垂炎ね。今回はキレイでしたよ。全く心配ありません。
 ・・・ポリープについてはまた来年、内視鏡検査を受けていただくことに
 なります。今からでも来年の予約できますよ!」
と、F 先生。屈託のない言い方でした。

 このF 先生の言葉で、長年に渡る私のモヤモヤがやっと雲散霧消しました。

 つくづく思い知ったのは、医者の説明は正確でわかりやすいのが当たり前。患者が納得できてないようなら落第で、むしろそんな医者の説明は罪作りにもなり得るということです。

 医者の信用・信頼というのは、診断・治療の技量ばかりでなく、説明の仕方如何にもよると思いました。



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