3回目の緊急事態宣言が発出されて早2週目。中味は単純、相も変わらず自粛です。
確かに、感染症対策として取れる手段は限られていますし、現行憲法に規定がないのでロックアウトなどの強制的な手段は取れません。
ですから、ひたすら自粛を要請するだけの弥縫策でもやむを得ない面はあります。それでもしみったれた休業補助金とか協力金ではなく、国としてもっと大胆な財政出動があってもいいのではないでしょうか?
三橋貴明氏によれば、今、注目すべきはMMT(現代貨幣理論)だそうです。
このMMTによれば、変動相場制で自国通貨を発行できる国家なら、自国通貨建て国債をどんなに発行したとしても財政破綻などあり得ないとか。日本の現状がその実証例だそうです。
ここは思い切ってプライマリーバランス黒字化などの財政健全化に一先ず蓋をし、赤字国債の発行で休業補償の満額支給や給付金、消費税の一時停止などができないものでしょうか? もちろん、増税は一切ナシで。
消費税の増税によりデフレとなった挙げ句、コロナ禍の追い打ちをかけられているのが日本の現状です。こんな状態のままでは、デフレで経済が一層縮小するばかりか経済苦による死人も増えるでしょう。
変動相場制は国際収支に直結するだけに、国際収支の赤字化が懸念されますが、今は何をおいても経済不安を軽減することが大事。もしインフレになったら消費税を増税すれば済む話です。
せめて経済的な不安だけでも薄まれば、自粛生活に飽き飽きしている人々も安心して自粛に “耐性” できるというものでしょう。
米国は、積極財政に舵を切っています。この件に関しては日本も追従すべきでしょう。今が、MMTの更なる実証実験に挑戦する絶好のチャンスなのです。
赤字国債発行と消費税の一時停止。この政策を掲げて総選挙に打って出るという手もあります。ガースさんには無理筋でしょうがネ。
以上は、しがない年金生活者の戯れ言かも。ただ、今のままでは、ヤケクソで下のようなボヤキ節を唸っているしかなさそうです。
♪自粛、自粛で~ぇ一年が過ぎ~
今じゃ耐性が~ぁできたぁとさ
ヨ~ィヨ~ィ、タ・イ・セェーィ
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