先日の夕飯は、土用に因んで(?)珍しく鰻丼でした。実に久々、我が家では年に1,2回ほどしか出て来ません。
これに加えて汁物も、備前焼きの器で付いていました。かつては、タコ飯駅弁の容器だったものです。
いつもなら汁物は、漆塗りの大きなお椀(漆器)で出て来るはずですが、可笑しなこともあるものだと不思議に思っていました。
その日の汁物もいつも通り、野菜具だくさんの豆乳味噌スープ(豆乳に味噌を合わせた汁)でした。
血糖値スパイクを避ける意味で、私は普段通りに汁物から箸を付け、それをほとんど片づけた後おもむろに鰻丼の方に取り掛かりました。
その時になってやっと気がつきました。何と、鰻丼の器は例の漆器のお椀! かくも私は、滅多に拝めない鰻に目を奪われっぱなしだったのです。
それを相方に言ったところ、
「やっぱり、年老いたねぇ~!」と、哀れみ半分にからかわれてしまいました。
さてさてウン十年前、若い女性を見るときもこうだったのかと、まじまじ相方を見てしまいました。
一旦、物珍しさに目を奪われたら、他には何にも気が回りません。“思い込み” の強さ、言い換えれば “認知のゆがみ“。その要因はこんなところにあるのかもしれませんネ。
今回の私の薄らボンヤリも、あながち歳のせいばかりではなさそうです。 が、・・・まっ、いいか!?
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