ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

AIが司法書士の仕事を奪う?

2020-09-04 06:05:49 | 雑感
 たまには外食でもと車で移動中、久々に次男と “世間” 話をしました。次男は司法書士、個人事務所を構えて4年目になります。

 そのときの“世間” 話とは、今をときめくAIの話。私の方から振ってみました。 
「AIに取って代わられる職業の一番が司法書士っていう話があるけど、
 どうなん?」

「そういう話、確かにあるんだよね。
 どうやらAIの立つ基盤は統計と確率だけらしい、と聞いた。
 だからAIには、人間の感情なんてわからない。
 鍵は人間の感情にあって、クライアントの感情を推し量りながら
 仕事を進めるしか生き残る道はない、そう思っているんだ。
 つまり、クライアントの意向を正確に読み取り、
 その裏に潜む感情に寄り添うように仕事を進めるってこと。」

 息子の持つほぼ正確なAI観に安堵しましたが、今ひとつ意味が掴めなかったのでこう確認してみました。

「それって、こういう意味? 損得勘定といっても所詮は価値判断。
 その価値判断も最後は好きか嫌いかの感情で決まる。
 好き嫌いこそが感情の最たるものだからねぇ。」

 AIには、詰まるところ論理と確率と統計しかなく、「意味」を理解することはできないと、どこかで読んだことがあります。

 つまりAIは、膨大なデータの中から相関係数の高い素因同士を選び出して解とするものの、人間流に解釈してその「意味」まで出してくれることはないようなのです。

 ものごとに「意味」があると考え、それに価値を見出すことができるのは、人間に固有の特性なのでしょう。

 ここでAI問題が一段落し、次男は話題を変えてきました。
「ところで、左翼と右翼ってどう考えたらいい?」


 この話の続きは、また別の機会に。


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