たまには外食でもと車で移動中、久々に次男と “世間” 話をしました。次男は司法書士、個人事務所を構えて4年目になります。
そのときの“世間” 話とは、今をときめくAIの話。私の方から振ってみました。
「AIに取って代わられる職業の一番が司法書士っていう話があるけど、
どうなん?」
「そういう話、確かにあるんだよね。
どうやらAIの立つ基盤は統計と確率だけらしい、と聞いた。
だからAIには、人間の感情なんてわからない。
鍵は人間の感情にあって、クライアントの感情を推し量りながら
仕事を進めるしか生き残る道はない、そう思っているんだ。
つまり、クライアントの意向を正確に読み取り、
その裏に潜む感情に寄り添うように仕事を進めるってこと。」
息子の持つほぼ正確なAI観に安堵しましたが、今ひとつ意味が掴めなかったのでこう確認してみました。
「それって、こういう意味? 損得勘定といっても所詮は価値判断。
その価値判断も最後は好きか嫌いかの感情で決まる。
好き嫌いこそが感情の最たるものだからねぇ。」
AIには、詰まるところ論理と確率と統計しかなく、「意味」を理解することはできないと、どこかで読んだことがあります。
つまりAIは、膨大なデータの中から相関係数の高い素因同士を選び出して解とするものの、人間流に解釈してその「意味」まで出してくれることはないようなのです。
ものごとに「意味」があると考え、それに価値を見出すことができるのは、人間に固有の特性なのでしょう。
ここでAI問題が一段落し、次男は話題を変えてきました。
「ところで、左翼と右翼ってどう考えたらいい?」
この話の続きは、また別の機会に。
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どうなん?」
「そういう話、確かにあるんだよね。
どうやらAIの立つ基盤は統計と確率だけらしい、と聞いた。
だからAIには、人間の感情なんてわからない。
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仕事を進めるしか生き残る道はない、そう思っているんだ。
つまり、クライアントの意向を正確に読み取り、
その裏に潜む感情に寄り添うように仕事を進めるってこと。」
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「それって、こういう意味? 損得勘定といっても所詮は価値判断。
その価値判断も最後は好きか嫌いかの感情で決まる。
好き嫌いこそが感情の最たるものだからねぇ。」
AIには、詰まるところ論理と確率と統計しかなく、「意味」を理解することはできないと、どこかで読んだことがあります。
つまりAIは、膨大なデータの中から相関係数の高い素因同士を選び出して解とするものの、人間流に解釈してその「意味」まで出してくれることはないようなのです。
ものごとに「意味」があると考え、それに価値を見出すことができるのは、人間に固有の特性なのでしょう。
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