ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

私って、今なお現役のアル中か?(上)

2023-12-06 09:36:26 | 自助会

 3年続いたコロナ禍が残した負の遺産って何?

 私にとっては、“三蜜回避” のせいでもたらされた無口な時間でしょうか。
具体的には、人とのおしゃべりの機会や人前で話す機会がほぼなくなったことで、
コロナ禍前週2回通っていたAAのミーティングへの参加を中止したのも同じ
“三蜜回避” が理由でした。(AA:アルコール依存症者の自助グループ)

 そんなわけで、しばらく離れざるを得なかったAAのミーティングですが、
今年五月から週1回の頻度で再び出席するようになり、司会もちょくちょく
引き受けるようになりました。

 先週も急遽、司会を依頼されて引き受けることになったのですが、
そのときコロナ禍の負の遺産を強く実感させられた出来事がありました。

 司会者の役目というのは先ず、分かち合いのテーマを設定することから始め、
次にテーマに沿った経験談を自ら例示することが主な役目で、
その後は、発言者を順次指名していくだけでお役目御免となります。

 突然の依頼ではありましたが私は、テーマを「なぜ酒に頼ったのか? 」とし、
例示すべき体験談をワンマン社長が君臨していた会社勤め時代の話と決めました。

 当時勤めていた会社は、社員が皆、唯々社長の思し召しを気にしてばかりいて、
もしもご機嫌を損ないでもしたら左遷・脱落を覚悟するというのが鉄則の、
今なら、ブラック企業のレッテルを貼られてもおかしくない会社でした。

 そんないじましい環境にあっても、たった3歳年上ながら運よく実績を積んで
トントン拍子に出世していった先輩社員もいました。

 他方、当時の私はといえば、上昇志向が強いくせになかなか実績を上げられず、
唯々焦って悶々とした毎日を送っていましたし、それだけに出世の速かった先輩
社員を見て “嫉妬” に駆られ、鬱屈した気持ちを深酒で紛らわせてもいました。
その先は推して知るべし、です。

 司会者として例示するつもりだったのはそんな話でした。
                    
(長くなりますので続きは次回)

 

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