ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

これって群盲評象?

2020-05-19 05:51:17 | 世相
 新型コロナの感染拡大、一先ずピークが過ぎたものの神経は張りつめたまま、まだまだ油断できません。今回は、そんな中での我が家の一コマです。

「古着・ボロ切れの回収が一時休止になったって!」と、私。
「えっ、知らなかったの?! コロナのせいよ、だから言ったでしょ!」
いつものことですが、相方の言い方は頭ごなしの冷たい口調でした。

 ある思い込みに囚われていた私は、それにカチンと来てしまいました。彼女の言い方には、額面通りには受け取れない言外の意図が聞き取れたのです。
(「何を今さら、遅れてるぅ! ゴミ拾いはやっぱり危険なのよ!!!」)と。
もちろん、已む無く休止しているゴミ拾いのことです。

「またまた、すべて自分の言うことは正しいってか?! ・・・
 ところで、何で知ったの?」と、私。
「ネットでよ。それが何か?」と、
これもまた人を見下したような相方でした。

「ネットには、イイカゲンな情報もあるから・・・。」と、私。
「すべて自分の言うことは正しいって?
 そう言うあなたこそそうじゃない?!」と、相方。

「オレの方は、マンション管理組合の掲示板を見ただけ。」と、私。
ここで止めればいいのについ余計なことも、
「・・・そんなに気に入らないなら、家を出て行ったら?!」
これで、相方は黙ってしまいました。
         *   *   *   *   *
 いやはや、ほんの些細なことから、とんでもない諍いになったものです。

―― 新型コロナ感染拡大の影響により、東南アジアの古着類再生業者が
   操業停止となったため、国内の古着類回収も一時休止となった。

 これが、二人に共通したニュスソース(情報源)だっただろうと思います。同じ情報源から得た情報の一端を、それぞれが受け取った印象のまま述べたに過ぎないのです。

 それぞれの関心度の違いから、相方の方は拡大解釈した原因を、私の方は単に結論だけを述べたまでです。言葉足らずだったため話が噛み合わなかっただけで、まさに、“群盲象を評す” でした。

 外出自粛で神経がささくれ立っている昨今、チョットした言葉足らずでも家庭内不和は起こり得ます。DVもこんな些細な言葉足らずが発端かもしれません。

 たとえ身内であっても一定の距離感が必要なこと、身を以て思い知りました。皆さんも、言葉足らずにはくれぐれもご用心を!



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