40代で発病した2型糖尿病ですが、62歳で断酒を始めて以来、劇的に改善しています。
もっとも、断酒して3~6ヵ月ほどは異常に甘い物の嗜好が強く、一時
HbA1cが8 %以上まで悪化したのですが、それも経口血糖降下薬2剤のお陰で何とか改善しました。ここ4,5年は、DPP-4阻害薬1剤だけでHbA1cが6.2~6.4 %と安定しています。
発病以来通院しているのが隣町の県立病院。その通院も今では3ヵ月に1回で済んでいます。主治医は女医のT 先生、彼女で8代目です。今回は、つい最近定期受診したときの話です。
さて、その T 先生、HbA1cが6.2 %という検査結果を示しながら、こう切り出してきました。
「いい状態で安定しています。この状態ならご近所のクリニックでも大丈夫です。次回まででも結構ですから一度、ご近所のクリニックへの転院を考えてもらえませんか? この病院は、もっとひどい状態の患者さん向けなので、・・・」
「いつかはそう言われると覚悟していました。その場合は、近所の O 医院を考えてもいました」と、私。
「そうですか?! 先方への紹介状を書いておきますし、いざとなったらこの病院に戻って来られるようにもしておきます。勿論返事は、今ここで、でなくてもいいんですよ」と、T 先生。
頭では十分納得しているつもりでも人の心っておもしろいもので、私は未練がましくこんな場違いなことを口走っていました。
「実は、ここの病院までは毎回歩いて来ているんですが、片道5400歩、往復で1万歩以上は歩くんです。1万歩なんて、当てもない散歩ではとても歩けませんよ。それがなくなるのがちょっと残念ですが・・・・」。
「それなら、この病院近くのクリニックでも紹介しましょうか?」と、T 先生。半ば唖然としていました。
コロナ禍のせいで行動範囲が狭くなった上、つい最近も週1回やっていた夙川行きもなくなりました。 “キョウイクとキョウヨウ“ 先が次々なくなって愈々、閉塞感に苛まれている私です。そんな思いが、こんな場違いな発言をさせたのだと思います。
そんな珍事があったにもかかわらず、転院話はトントン拍子で進み、めでたく県立病院通いが卒業となりました。
いつものことですが、私のトンチンカンにはほとほと呆れ返ってしまいます。思い込みの強いせいか、はたまた老化のせいなのか? 多分、言わずと知れたウマレツキ?!
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