地震災害が発生したら、すぐさまテレビなどメディアが飛びつくのが防災グッズなどの紹介です。その時は視聴者の方も紹介されたものをその通りに備えようとしますし、実際備える人もいるでしょう。
大抵の人は避難するとき直ぐに持ち出せるよう食料も備えた防災グッズをリュックにまとめておくと思います。1週間から長くて1ヵ月ぐらいは身近なところに置いておくでしょうが、そのうち押入れや収納庫、納戸などに片付けるのが関の山になっていませんか?これではあまり意味がありません。
地震発生時に重要なことは瞬時に身を守ること、次いで外に逃げ出すことです。阪神大震災級の大地震ではこんなふうになります。
不意に身体がふわっと浮き、次いで上下左右に身体が猛烈に揺す振ら
れます。
もし立っていたとしても、何かに掴まらなければ立っていられません。
とても動くことなどできません。
身の回りのタンスなどの大型家具が倒れて来ます。
テーブルや棚の上にあるものは間違いなく飛んで来ます。テレビさえ
も飛びます。
床はガラスの破片などで足の踏み場もなくなります。
下手をするとドアが開かなくなることも覚悟しておかなければなり
ません。
阪神大震災で被災した体験から、日頃の心構えさえあれば、こういう
時に備えておくことでその場で咄嗟に出来ることがあります。
是非とも知っておいて貰いたいことをお示しします。
【毎日寝る前にできる大地震への備え】
● 手の届くところに厚手の靴下・スリッパ
ガラスの破片などから足裏を守ることが大切です。枕元とか手の
届く範囲内に厚手の靴下かスリッパを置いておき、足裏の安全を
確保してください。靴下は重ね履きする方がよいでしょう。
● 浴槽の残り湯を捨てない
断水すると一番困るのはトイレです。1回のトイレでバケツ2杯分
の水では足りません。ワンルームマンションやビジネスホテルのユ
ニットバスのように小さな浴槽でも結構な容積の貯水槽です。
毎日、残り湯をトイレ用の生活用水として確保しておきましょう。
● タンスの側には寝ない
タンスはとても重い家具です。地震のとき凶器となります。倒れ
て来て下敷きになったら生命の保証がありません。特に重い和タン
スや整理タンスは危険です。タンスのない寝室でお休みください。
寝室にタンスを置いておくべきではありません。寝ているときに
襲われたら、布団などで頭や身体を保護してください。
【常備しておくべき物】
大地震では電気、水道、ガスというライフラインが停まってしまい
ます。ライフラインこそ生命を繋ぐ大切な命綱です。ライフラインが
停まった場合の予備手段をいつも心がけておくべきです。必要最少限
のものだけ挙げました。
● 感震ブレーカーの設置
地震で停電しますが、しばらく経つと電気が再開されます。阪神
大震災では地震から2時間ぐらい経ってからあちこちで出火し、
大規模火災へと拡がりました。通電後に電気機器から出火したのが
原因と見られています。通電火災に備え「感震ブレーカー」を設置
しておくと安心です。設置していない場合でも、最初の地震が治ま
ったら必ずブレーカーを下ろすことが大切です。
● 乾電池
震災時には被災地外でも乾電池が品切れになり、入手できなくなり
ます。使用しないままに使用期限切れ覚悟で備蓄しておくことを
お薦めします。保管場所を決めておくことが大切です。
● バケツ
トイレを流すにも、給水を受けるにもバケツは必須です。給水を受
けるには給水用ボトルやゴミ棄て用ビニール袋(ゴミ袋)も有用
です。保管場所を決めておくことが大切です。
● 携帯用ガスコンロ・ガスボンベ
説明は不要でしょう。ガスボンベは常時予備を確保しておくべき
です。保管場所を決めておくことが大切です。
● サランラップ
サランラップで食器を覆い、食べ物を直に食器に触れさせないこと
で水洗いをせずに済みます。保管場所を決めておくことが大切で
す。
● 懐中電灯・携帯ラジオ
これも説明は不要でしょう。懐中電灯は出来るだけ各部屋に備えて
おくことが大切です。
以上です。普段身の周りにあるものに限定しました。これだけでも
十分安心できます。
【大津波への心構え】
東日本大震災で猛威を振るったのは大津波でした。津波の破壊力の凄
まじさには息を飲むばかりでした。報道を見て私が脅威を感じたのは
建造物を破壊する津波の力ばかりでなく、たとえ50cmほどの浅い津波
であっても物を運び流す水の力でした。
映像では自動車や自販機が笹船のように流されていました。自動車に
はガソリンが積んであり、衝突で発生した火花がガソリンに引火して
辺り一面火の海になっていました。
高い建物に避難できたとしても周り一帯の火災で窒息する危険もある
のです。道は水没していますから逃げ道はありません。
自販機などの漂流物で圧死することも想定されますから治まるまで
無闇に外に出られません。海面よりもそこそこ標高のある土地でも、
周りが低地で水没することが想定される所では陸の孤島となりかね
ません。
時間が許す間に高台に避難することが鉄則と考えさせられました。
地震発生から3日以内に間違いなく自衛隊が各指定避難所に救助に
駆けつけて来てくれます。それまでの辛抱です。
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大抵の人は避難するとき直ぐに持ち出せるよう食料も備えた防災グッズをリュックにまとめておくと思います。1週間から長くて1ヵ月ぐらいは身近なところに置いておくでしょうが、そのうち押入れや収納庫、納戸などに片付けるのが関の山になっていませんか?これではあまり意味がありません。
地震発生時に重要なことは瞬時に身を守ること、次いで外に逃げ出すことです。阪神大震災級の大地震ではこんなふうになります。
不意に身体がふわっと浮き、次いで上下左右に身体が猛烈に揺す振ら
れます。
もし立っていたとしても、何かに掴まらなければ立っていられません。
とても動くことなどできません。
身の回りのタンスなどの大型家具が倒れて来ます。
テーブルや棚の上にあるものは間違いなく飛んで来ます。テレビさえ
も飛びます。
床はガラスの破片などで足の踏み場もなくなります。
下手をするとドアが開かなくなることも覚悟しておかなければなり
ません。
阪神大震災で被災した体験から、日頃の心構えさえあれば、こういう
時に備えておくことでその場で咄嗟に出来ることがあります。
是非とも知っておいて貰いたいことをお示しします。
【毎日寝る前にできる大地震への備え】
● 手の届くところに厚手の靴下・スリッパ
ガラスの破片などから足裏を守ることが大切です。枕元とか手の
届く範囲内に厚手の靴下かスリッパを置いておき、足裏の安全を
確保してください。靴下は重ね履きする方がよいでしょう。
● 浴槽の残り湯を捨てない
断水すると一番困るのはトイレです。1回のトイレでバケツ2杯分
の水では足りません。ワンルームマンションやビジネスホテルのユ
ニットバスのように小さな浴槽でも結構な容積の貯水槽です。
毎日、残り湯をトイレ用の生活用水として確保しておきましょう。
● タンスの側には寝ない
タンスはとても重い家具です。地震のとき凶器となります。倒れ
て来て下敷きになったら生命の保証がありません。特に重い和タン
スや整理タンスは危険です。タンスのない寝室でお休みください。
寝室にタンスを置いておくべきではありません。寝ているときに
襲われたら、布団などで頭や身体を保護してください。
【常備しておくべき物】
大地震では電気、水道、ガスというライフラインが停まってしまい
ます。ライフラインこそ生命を繋ぐ大切な命綱です。ライフラインが
停まった場合の予備手段をいつも心がけておくべきです。必要最少限
のものだけ挙げました。
● 感震ブレーカーの設置
地震で停電しますが、しばらく経つと電気が再開されます。阪神
大震災では地震から2時間ぐらい経ってからあちこちで出火し、
大規模火災へと拡がりました。通電後に電気機器から出火したのが
原因と見られています。通電火災に備え「感震ブレーカー」を設置
しておくと安心です。設置していない場合でも、最初の地震が治ま
ったら必ずブレーカーを下ろすことが大切です。
● 乾電池
震災時には被災地外でも乾電池が品切れになり、入手できなくなり
ます。使用しないままに使用期限切れ覚悟で備蓄しておくことを
お薦めします。保管場所を決めておくことが大切です。
● バケツ
トイレを流すにも、給水を受けるにもバケツは必須です。給水を受
けるには給水用ボトルやゴミ棄て用ビニール袋(ゴミ袋)も有用
です。保管場所を決めておくことが大切です。
● 携帯用ガスコンロ・ガスボンベ
説明は不要でしょう。ガスボンベは常時予備を確保しておくべき
です。保管場所を決めておくことが大切です。
● サランラップ
サランラップで食器を覆い、食べ物を直に食器に触れさせないこと
で水洗いをせずに済みます。保管場所を決めておくことが大切で
す。
● 懐中電灯・携帯ラジオ
これも説明は不要でしょう。懐中電灯は出来るだけ各部屋に備えて
おくことが大切です。
以上です。普段身の周りにあるものに限定しました。これだけでも
十分安心できます。
【大津波への心構え】
東日本大震災で猛威を振るったのは大津波でした。津波の破壊力の凄
まじさには息を飲むばかりでした。報道を見て私が脅威を感じたのは
建造物を破壊する津波の力ばかりでなく、たとえ50cmほどの浅い津波
であっても物を運び流す水の力でした。
映像では自動車や自販機が笹船のように流されていました。自動車に
はガソリンが積んであり、衝突で発生した火花がガソリンに引火して
辺り一面火の海になっていました。
高い建物に避難できたとしても周り一帯の火災で窒息する危険もある
のです。道は水没していますから逃げ道はありません。
自販機などの漂流物で圧死することも想定されますから治まるまで
無闇に外に出られません。海面よりもそこそこ標高のある土地でも、
周りが低地で水没することが想定される所では陸の孤島となりかね
ません。
時間が許す間に高台に避難することが鉄則と考えさせられました。
地震発生から3日以内に間違いなく自衛隊が各指定避難所に救助に
駆けつけて来てくれます。それまでの辛抱です。
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「喉元過ぎれば熱さ忘れる」陥りやすい私たちの習性です。地震に関して言えば、「危機感」が薄れてしまうと命に直結しかねない脅威ということです。私も「残り湯を捨てない」ことに特にコダワっていこうと思っています。トイレ問題が死活問題なのです。是非心してください。
ありがとうございました。