一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

傳(つたえ) ~稲敷市のとんかつ屋さん~

2020年02月24日 20時00分00秒 | 洋食

平日14時頃の訪問です。午前中の仕事が長引き昼食はこの時間に。昼の営業は終了してしまったかとも思いましたが、14時30分までの営業で一安心。入店すると、数名のお客さんが居ましたが、パート?の女性が帰っていくところでした。

 

メニューにはお店のこだわりがびっしりと。

 

主なメニューです。他にもエビフライやイカフライやアジフライ、梅紫蘇やチーズや明太子が入った変わりとんかつ、そしてかつ丼もありました。

 

お酒のつまみも充実しています。

 

卓上にはこだわりのソースとからしと醤油と塩と唐辛子。

 

ソースはドロッとして粘度高めです。

 

チョコレートのように茶色掛かった色合いです。

 

ランチロースかつ定食、900円(税込)。

 

厨房から揚がったかつに包丁を入れる、ザクッザクッという音が聞こえてから運ばれてきました。

 

かつは想像していたより厚め。

 

ほんのり赤身を帯びているようにも見えた赤身は、口に入れるときめ細やかさが伝わってくる肉質で、しっかりと肉汁を内包していました。また、プリッとした弾力も持ち合わせており、噛み切ろうとする際には、ゴムのように伸縮する感覚を覚えました。

 

時間が経過してもサクサクさが保たれたままの衣。

 

脂身の少ない端部分もしっとりとして、難無く噛み切ることが出来ました。

 

キャベツはところどころに太めのものも混じった千切り。

 

甘さ控え目で遅れて僅かに苦みすら感じる、後味スッキリのソースをたっぷりと添えて。

 

ご飯は一粒一粒が立った、硬めの炊き上がりで噛み締めるとほんのり甘味もありました。

 

大根の漬物はカリッカリっとした咀嚼音が響き、塩加減は控え目であっさりとしたもの。

 

薄めに感じたので、卓上の醤油と唐辛子を振りかけて。

 

味噌汁の具は、大根と人参と豆腐。どれも良く火が通って箸で持つと崩れてしまいました。豚肉の姿は見当たりませんでしたが、豚汁かと思う程に豚のエキスが溢れていました。

 

とんかつ屋としては標準的な値段設定も、こと肉質に関してはかなりのレベルと思わされました。さすがに40年以上も続いているだけのことはあります。