4月最初の日曜日、久しぶりに自家用車を使用しての訪問です。道路は当初の予想通りかなり空いていて快適なドライブに。14時50分頃越谷駅東口駐車場に、お店には店内待ち5人のみの14時56分頃到着しました。その後は1人のお客さんも訪れぬまま、15時03分に閉店となりました。
大豚(麺軟らかめ)、大蒜脂。青特大丼での提供でも縁を大きく超える高さまで。白特大丼での際と同じ位の盛り上がり具合で、量は小3.5玉弱とのこと。丼全体の写真を撮り忘れてしまったのが残念です。
表面はその形状を維持し続ける位の茹で加減も、噛み締めると舌や歯にモッチモチさが伝わって来ます。麺の茹で加減を指定するのはお店に失礼な気がして、出来るだけ避けたいと考えているのですが、この軟らかめ故の魅力を知ってしまうと、次回からも誘惑にかられてしまいます。
麺丼のてっぺんには甘くしっかりと形状を維持し続ける固形脂。
多めの大蒜は辛味が抑えられたもの。
サブ丼には野菜と豚と大蒜。
女性助手さんがたくさん盛ってくれた野菜は、しんなりとしたもやしが主で醤油ダレが掛けられていました。これ位の茹で加減だと、麺と絡み易くなって好きです。
赤身部分にもサシが入って旨味をふんだんに含んだ豚。
脂身だけの部分は少な目ながらも赤身にサシとしてバランスよく配置されて、軟らかさを生み出している豚。
こちらも同様の肉質ながら、さらに弾力性に富んでいました。
スッと歯は入るのですが、伸縮性があるので容易には噛み切ることが出来ないことで食べ応えを感じさせる豚。
赤身がほとんどを占めることで肉々しく、ワイルドさ溢れる豚。この日も、タレの味は奥ゆかしく主張し、肉本来が持つ旨味で食べさせるタイプでした。
こちらの大蒜はちょこんと。お腹の容量の関係でほとんどスープは飲めませんでしたが、麺や野菜から伝わった僅かな風味を頼りにすると、醤油の塩味による鋭さが豚の旨味が拡がり過ぎないように抑制するスッキリとしたものでした。
この日もラーメン用の丼で。高品質の卵が使用されている気がするのですが、聞くと極々一般的なものとのことでした。卵黄だけをレンゲで一旦避難させ、白身はスープの中へ。空っぽになった丼へ麺と固形脂と大蒜を移し、仕上げに避難させておいた卵黄を。あの方もお薦めの食べ方です。
結局、完食には箸は止まらずとも35分を要してしまいました。調理を終え休憩中の店主さんはニヤリとしながら「時間掛ければこの量でも食えるんですね。」と。その後の雑談の中で、この日時点では特に新型コロナウィルス感染症拡大による影響は受けていないとの話を聞き、ホッと胸を撫で下ろして退店したのですが・・・