8月下旬の猛暑日となった平日、昼食の為立ち寄りました。午後2時を過ぎた頃に入店しましたが、店内は客席の7割方が埋まる混雑度合い。その後も、1組が退店すると1組が入店するというような状況が続いていました。
席に付くと出された麦茶を直ぐにゴクリ。
喜多方わんたん味噌ラーメン、940円+唐揚げ、3個300円+サービスライス(半ライス)。
レシートを見ると、喜多方わんたん味噌ラーメン=ラーメン+わんたんトッピング+味噌味変更という扱いに。
縮れの強い滑らかな表面の麺。
勢いよく啜るとぷにゅぷにゅとした触感が伝わります。
実際の量がどれ位なのかは分かりませんが、普通盛でもお腹がいっぱいになります。
わんたん。
全部で5個入っていたよう。
皮そのものは薄めも、折り重なることでちゅるんとした喉越しを表現するわんたん。味噌スープを良く絡め取って。
餡はほぼ鶏肉で占められ硬めにすら感じる密集度。
焼豚。
赤身と脂身のバランスが取れた構成のものが5枚。
温められることで脂身が軟らかくジューシーに。
ただ軟らかいだけでなく、みっしりとして食べ応えを感じさせる赤身。
ネギは小口切りされたものが。これ位だと、スープに負けてしまっているのでもう少し多くても。
メンマはしんなり傾向。
塩に比べると格段に味噌が存在感を発揮するスープ。ピリリッとした辛味を伴う、やや甘めの味噌の風味を最初に、そして付け加えるように豚のエキスを舌に届けます。一口飲んで「こりゃぁ、美味いな。」と。
時間が経過すると豚や麺の成分が溶けだしたのか、混濁して濃厚に。
繊細な盛付のライス。
熱過ぎず、かといって冷めているわけでもない食べやすい温度で提供。ややパラッとした触感を覚えました。
黒胡椒を振りかけた焼豚をのせて、セルフ焼豚丼。
毎回添えられる福神漬けに似た漬物。福島名物なんでしょうか。
唐揚げにはレモンが添えられて。
表面は片栗粉により白っぽく。衣そのものの主張はあまり強くありません。端っこの、カリカリッと揚がった鶏皮が嬉しいです。
肉汁を豊富に含んでジューシーな肉質。
貧乏性なので当然レモンも搾りました。サッパリという効果よりも、果汁の味が全体を覆ってしまった気がしたので、あまり必然性は感じませんでした。
約16分で完食。値段を考えると週に何回も、というわけにはいきませんが金額に見合った品質なのは間違いなく、また食べたいと思わせます。