1月の3連休の最終日のことです。常磐線松戸駅に降り立つと振袖姿の方もちらほらと。皆さん、希望に満ち溢れた表情をしていますね。その気持ちを忘れずに、そして自分を信じて嫌いにならず前へ進み続けてください。12時55分にお店に到着すると行列は43人と祝日らしさ全開。後続に21人が並んだ13時51分に閉店となり、さらにその30分後にようやく入店。結局配膳までは98分を要することになりました。
大ラーメン、野菜大蒜脂。店主さんが助手さんに丼を用意するように指示があって重ね丼方式で。これってスープがこぼれないように?それとも取り皿代わり?見てお分かりの様に、スープは店主さんが持ち上げた際に結構な量が溢れ出てしまっていて、正直必要なかったかなと。
8分強鍋の中を滞留していた麺。
心持ち黄色みが強くクニュクニュとした食感で、噛み切る際に最後の抵抗を試みるようにプチュンっとした感触を伝えたことから、特有の性質としてしなやかさを有しているように感じました。
ぼろぼろと箸からこぼれ落ちた野菜は少しずつ食べ進めることで、終盤味を濃く感じ過ぎないように。
サクックニャッとした噛み応えの豚。
歯を当てると成型肉かと思う位に軟らかくしっとりとした肉質の、まさしく腕肉というビジュアルの豚。
黄金色に輝くスープ。
何も邪魔する物がないようにどこまで行ってもすべらかな味わい。舌の上で物理的な厚さを感じたように錯覚する程にタプタプとした舌触りでした。食後も暫くはその円やかさ故の甘さが口の中に漂っていました。
カリカリとした大蒜は全体に塗して。
ほぐし豚の割合が高い固形脂。
約12分で完食。長時間並ぶことが全く苦にならない一杯を食べ終え次の目的地へ向かいました。