8月の祝日のことです。この日は夕刻から都内で所用があり、当初は訪問を計画していなかったのですが、平日限定のつけ麺が提供されているとの情報を得、何とか都合をつけ、急遽訪れることとしました。13時50分に到着すると、行列は35人と長蛇も想定の範囲内。それから、後続に31人が続いた、ほぼ1時間後の14時51分に入店し、15時10分に注文の品が配膳されました。なお、15時11分に閉店となり、私が退店する15時21分でも店外の行列は21人となっていました。
小ラーメン、野菜+つけ麺。
麺丼。助手さんによって、水道水で締められていました。
8分弱の茹で時間だった麺は、ラーメンのものが7分を経過した頃に鍋から取り出された直後に、麺上げされていました。少なくとも私のロットでは、明確な意図を持ってその時間に差をつけているというこはなく、単にラーメン、つけ麺の順に作業が進められたという印象を持ちました。
人肌の温もりを持っており、ふにゅっとした食感を持って、総じて軟めに思いました。
ドボンっとつけ汁丼に。
すると、一面を汁が覆うことに。
つけ汁丼。
店主さんが盛付けた、湯気を立てる野菜はややシャキッとして。
ふわっとした歯触りのたおやかな豚は端っこの部分。適度に脂を備えていることで、特有の荒々しさはなく。
ひっくり返さなければそうだとは判別できなかった、大きくそして厚くカットされた端豚は、らしい肉質も食べ難さまでには至らず。
つけ汁。
調理過程の最初に、ボトルからゴマ油が注がれていました。ラーメンのスープと比べると、液体油の存在感や醤油の塩気とキレが抑制されていていたように。
その結果、サラッとした舌触りで薄味に感じました。ですので、場合によってはカラメやアブラをお願いするのも有りかと。参考までに、最外層の透明な液体油と中央で大部分を占める濃い茶色の間に存在する、黄色がかった層がゴマ油によるものかと。
スープ割をお願いするのを忘れてしまいました。まぁ、最終的にこれ位しか残らなかったのですが。
9分弱で完食し、まだまだ忙しく動き回る店主さんと助手さんにお礼を言い、退店しました。