6月中旬の土曜日のことです。前日に神田神保町店への訪問を計画するも、当日になって臨時休業とのメールが届き急遽予定を変更せざるを得なく。前日でも近くの会場での献血予約が出来たこともあってこちらを訪問することに。9時30分頃にお店に到着すると既に12人の行列が。その後、10時41分に開店する際には後続に30人が続き、25分後に入店する時にはその数は42人に膨らんでいました。
小ラーメン、野菜大蒜脂+豚入り。実際にそれまで何人が購入したのかは分かりませんが、27人目のお客さんが食券を購入しようとする10時59分頃、豚入りが売切れとなりました。
助手さんが盛付けたからか、前回程の豪快さは影を潜めています。
9分程茹でられた麺。箸を差し入れた直後「あれ、少ないな」と。
表面がツルツルとして太めの形状。弾力を強めに持ち、硬いという感想を抱きました。
卓上の白胡椒を振って。
熱々でホクホクとした野菜はたっぷりと。
端豚の裏にはとろりとした脂身が。
肉質としては繊維質が目立つも、あちらこちらに脂身が混じり込んでいるのでその弊害は気になりません。
脂身豊富ではらりと崩れた豚。
赤身にもサシが入って旨味豊富な豚。
ごろりとした、赤身特有の噛み応えを伝えていた豚。
醤油の塩味をアブラが包み込んで一体化したことで、舌の上で弾むような味わいのスープ。
豚や調味料による甘さが強いものの、何度かレンゲで口に運んでいるとはるか彼方にに酸っぱさや苦味を覚えることも。
酸味を伴った辛さを持った大蒜。
ほぐし豚が入った器に、スープ鍋に浮かぶ固形脂を掬って混ぜることで作製された固形脂。
約12分で完食。乳化スープの特長を再確認させてくれた一杯を食べ終え、41人の行列を横目に退店しました。
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