立石、押上と続いた食べ歩きもここが最終地。16時40分頃に到着するも、膨らんだお腹に少しでも余裕をと考え、少し離れた場所で待機し最終ロット狙い。17時を告げるメロディーを合図に列の最後尾へ向かい、無事最終ロットを確保すると同時に栄えある宣告人を拝命いたしました。
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大豚、大蒜多め脂+生卵。年末と同じく、配膳までは2時間。
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麺丼の盛り上がり具合に一瞬たじろぎました。
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盛り付け方の可能性もありますが、ここ最近では多めだったのは間違いないかと。退店時の「足りた?」のお言葉に「足りました。」と返すと「良かった。これで足りないって言われたらどうしようかと思ったよ。」と。初めてどれ位の麺量なのか聞くと「小2つは無いよ。」意外な少なさに驚いて「小はどれ位なんですか?」「350g位かな?うちはね。」「じゃぁ、700gですか。」「う~ん、もう少しあるか。700gから800gの間位かな。でも量ったことないからよくわかんない。」と。以前聞いた、超常連さんの「あの丼の形状だと、そんなには入らないよ。」という言葉を証明する結果となりました。尚、普段食べてる越谷店の1kg超えよりも満腹感があるのは何故でしょう?とは聞けませんでした。
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前回とは打って変わって、しこしこさを覚えるような硬めの仕上がり。
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スープを纏って表面が飴色にそしてやや軟らか目に変化しても、ギュギュギュッと詰まった感は維持され抜群の歯応え。見た目の太さ以上に口の中では存在感を発揮しています。
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たっぷりと盛られた、新鮮さの残る緑鮮やかなキャベツが目を引く野菜は熱々。最後の客だったからか、残った全てが提供されたようで、豚の下にも押し固められたものがぎっしりと詰まっていました。
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豚は大小合わせて6つ程。これ以外にも野菜丼からは破片が数個発掘されました。
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脂身は分離したものしかないのですが、旨味を含んでしっとりとした赤身のお蔭で飲み込みづらさの無い豚。
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比較的薄く切られているからという理由だけでは説明のつかない軟らかな豚。
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パサつき要警戒の見た目ですが、口の入れるとハラハラと崩れていった豚。断面は繊維質が目立つものだったのですが、不思議です。
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こちらも同様に崩れやすい軟らかな豚と赤身部分にサシの入った見栄えのする豚。
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口の入れても厚さとゴツさを感じさせません。神保町の赤身が当たりだった時の満足度は、破壊的です。
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スープは表面を無数の細かな油滴が覆うもの。
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最初に一口含んだ際は甘さを強く舌に残す円やかさが全面に出たものという印象。二口三口と口に含んでも醤油の塩味はそれ程伝わってきませんが、必要以上の重さのない、サッパリと表現しても良い位の仕上がりでした。写真が湯気で曇ってしまったように、提供時の温度が最後まで維持されていました。
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大蒜はサラッとして、食べている最中はそれほどの風味は無いように思いましたが、帰りの電車で隣に座った女性がマフラーで鼻と口を覆っていましたので、そういうことです。
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頂上にはたっぷりの固形脂。
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特にこれですね。
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生卵はいつものとおり、油そば用に。
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さすがにこの日は本当に限界ギリギリで完食まで23分を要し長居してしまいました。やはりここに来る前は、お腹の中は出来るだけ空っぽにしておかないといけませんね。賄を食べ終え、片付け作業真っ最中の店主さんと助手さんにお礼を言い、退店となりました。
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