このM病院で受けている夫どっこいのリハビリは、作業療法(例えばはしを持つ事や、手先の事など細かい事が出来るようになる)と理学療法(大きな動作、つまり歩いたり立ったりする)が組まれていて前半をリハビリOT、後半をリハビリPTと言っている。他にCTと言って何らかの言語に障害のある人を対象にしたものもある。(夫は対象外)
各1時間ずつみっちりとやって頂き、家族も横で見たり手伝ったりすることもある(皆さん頑張っている)
そんな事で夫どっこいは少し自信がついたのかとんでもない行動にでたのである。
ある夜の事、トイレに行くのに看護師さんも呼ばないでベットの柵(夜だけは落ちないように柵がつけてある)を乗り越えそれも2回も、そして転んだらしい(あほちゃう)
朝、私が行くと看護師長が「夜は薬も飲んでるし、危ないので詰め所の前に病室を替わりますね」と~
「どうして、ナースコールしないの?」と聞くと夫は気まずそうに
「過信していたんだね、冒険もしたかったし」と。(猫じゃあるまいし全く)
周りの(患者さん)人達を見るとリハビリの時間以外に家族の方が協力して一緒に頑張ってているのを見ると刺激される。
自分の事も(お稽古)精一杯頑張りながら夫どっこいの我がままにも(何時もではないけど)付き合いながら、色々な予定もこなさなければなんて超大変なのだ。
そんな事情を知って下さっているお家元さんは、「気いつけて」と一言優しい言葉をかけて下さる。(頑張ろう!)