夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

坂東竹三郎・お祝いの会

2013年08月12日 | 舞台鑑賞



四世尾上菊次郎三十三回忌追善を兼ねた卒寿記念 坂東竹三郎のお祝いの会
国立文楽劇場で盛大に開催された。

ゲストに片岡仁左衛門(友情出演)、片岡孝太郎、市川男女蔵、市川猿之助
坂東薪車(弟子)、中村隼人、中村壱太郎を始め各役者(敬称略)

演目は猿之助の演じる女團七お梶に、義平治婆おとら(竹三郎)の共演
夏姿女團七”
と民谷伊右衛門の仁左衛門に竹三郎のお岩”東海道四谷怪談の二部構成。

久しぶりの女形(猿之助)とても々嬉しかったですし、天下の仁左衛門の伊右衛門との
贅沢な公演になったし竹三郎の人柄を感じる良い舞台になった。

私は尾上菊次郎さんて残念ながら知らないわけですが筋書きによると竹三郎さんの
養父で享年七十六才で逝去。

水口一夫氏が書いていらしたように上方式の派手さは無いが行儀のいい手堅い演技
、気品があって芸域の広さを持っていたと・・・。
まさしく義理の息子(竹三郎)に受け継がれていると言っても良いだろうと私は思う。

四代目猿之助(当時亀治郎)が会をした時のお手伝いをなさっていた竹三郎丈(もちろ
ん舞台の共演も)、写真を撮らせて頂いた事も~

日本舞踊の会か誰かの追善だったか定かではないけど楽屋でのショット~仲良し
なんですね。

 人柄は優しく、気さくで隠れたしっかりとした実力の
ある方です坂東竹三郎さんは、上方の香を残す方。大好きです

益々お元気で若手の手本になる歌舞伎役者でいてください。(もちろんお家元は違っても同じ山村流派ですものね)