「娘の自慢話をして良いですか?」
「ど~ぞ♪」
他人の批判は聞きたくないが、自慢話はおおいに結構!
「運動の教室に行くんだと言ったら、娘が母の日のプレゼントにと、これを買ってくれたんですよ。」
帽子と春物のスカーフ。
以前会ったことがあるその娘さんは、とても元気で明るい。
「あの子は美人だし、頭もいいし、明るいし…」
『親ばかぶり』はM見ちゃんと良い勝負である。
「だけどね…、中学の時は不登校になって…学校へ行けなかったんですよ。」
「え?!」
意外な言葉に驚いた。
きっかけは、ある級友を助けたことから
「目立ちたがり!エエ格好して!」
と、いじめにあったという。
「学校へ行こうとしたら吐くし、しばらくは家から出られず、寝るときも押入の中でしか寝られなかったんです。」
「可哀想に…。辛かったでしょうね。また、そんな我が子が苦しんでいる姿を見ながら、親としてどうして良いか分からなかったんじゃないですか?」
「最初は、学校へ行きなさいと言ったけど、お医者さんから『お母さん、あなたは吐くくらい辛い気持ちになったことがありますか?』と言われて…。そう言えば、自分はそれほどまで苦しんだことがないと気付いて…。」
必死で苦しみを乗り越えたのだ。
「あの子は中学へは行ってないけど、自分で勉強して高校へ行き、簿記や他にも資格を取ったんです。全部自分で。」
今は、前向きな娘さんから教えられることが多いという。
「ものすごく存在感ありますものね。でも、結婚して家から出て行ったら、家の中が静まりかえって、物凄く寂しくなるでしょうね。」
その後も、様々な『娘自慢』が続いた。
微笑ましい自慢話を聞きながら…
M見ちゃん同様に『子離れトレーニング』が非常に大変であることは間違いないと確信した。
「ど~ぞ♪」
他人の批判は聞きたくないが、自慢話はおおいに結構!
「運動の教室に行くんだと言ったら、娘が母の日のプレゼントにと、これを買ってくれたんですよ。」
帽子と春物のスカーフ。
以前会ったことがあるその娘さんは、とても元気で明るい。
「あの子は美人だし、頭もいいし、明るいし…」
『親ばかぶり』はM見ちゃんと良い勝負である。
「だけどね…、中学の時は不登校になって…学校へ行けなかったんですよ。」
「え?!」
意外な言葉に驚いた。
きっかけは、ある級友を助けたことから
「目立ちたがり!エエ格好して!」
と、いじめにあったという。
「学校へ行こうとしたら吐くし、しばらくは家から出られず、寝るときも押入の中でしか寝られなかったんです。」
「可哀想に…。辛かったでしょうね。また、そんな我が子が苦しんでいる姿を見ながら、親としてどうして良いか分からなかったんじゃないですか?」
「最初は、学校へ行きなさいと言ったけど、お医者さんから『お母さん、あなたは吐くくらい辛い気持ちになったことがありますか?』と言われて…。そう言えば、自分はそれほどまで苦しんだことがないと気付いて…。」
必死で苦しみを乗り越えたのだ。
「あの子は中学へは行ってないけど、自分で勉強して高校へ行き、簿記や他にも資格を取ったんです。全部自分で。」
今は、前向きな娘さんから教えられることが多いという。
「ものすごく存在感ありますものね。でも、結婚して家から出て行ったら、家の中が静まりかえって、物凄く寂しくなるでしょうね。」
その後も、様々な『娘自慢』が続いた。
微笑ましい自慢話を聞きながら…
M見ちゃん同様に『子離れトレーニング』が非常に大変であることは間違いないと確信した。