第17走者:北陸本線普通 475系 (青海)→糸魚川→筒石
途中架線の電流方式が交流から直流へ変わるデッドセクション区間がありまして、そこでは電源切り替えのため一時的に車内の照明が消えます。「これが交直流車の醍醐味か!」と心の中で感動し北陸本線を東へ。
しばらくすると長い長いトンネルの中へ。うるさいモーター音がさらにうるさくなり、目的地へ・・・。
で、そこに着いた時に撮ったのが上の写真です。ここは筒石駅といいまして、トンネルの中に駅ホームがある通称「モグラ駅」と呼ばれている駅です。
11キロ以上ある頸木(くびき)隧道の中にあるこの駅は、大都会の地下鉄のような明るさはなく、トンネルの薄暗さを味わえます。
トンネルは複線で、同じモグラ駅とされてる上越線の土合駅、湯檜曽駅の単線トンネルよりも広いです。
トンネルの断面を狭めて建設費を極力抑えるために、ホームは千鳥配置、断面も少しずれているところが面白いです。
ホームもかなり狭い方で、特急が通過するときなんかホームに出てたら危ないかと(そのために待合室があります)。
モグラ駅といえば、階段。どれも段数がとても多いことで知られていて、筒石駅は300段弱あります。
尻込みしてしまう・・・。
一旦登りきったと思ったら、これまた広くて長い斜坑が。
左脇のスペースはエスカレーターの設置スペースなんだとか。でも見送られているようで。
登りきったー!!
・・・登った感想としては、あれ?こんなもんなのか?
段差は低くて1段1段は登りやすかったですし、そんなにきつくなかったです。まあ、きついのも困るんですが・・・。
静岡の久能山を上ったことのある人から見ればそれほどでもなかったのかもしれません。あれはマジできついぜw
次回は駅の周辺を少し散策してきます。
続く。