黒鉄重工

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2011/05/05 いすみ鉄道のアレに乗って来た 前編

2011-05-06 21:23:03 | 鉄道撮影記

先月末より運転を開始した、いすみ鉄道のキハ52形に乗りに行こうよと、所長さんに招集をかけられましたとさ。
というわけで、まずは集合場所である東京駅へ。
所長さんが新幹線ホームでE5系「はやぶさ」を撮影している時、私はというと置き換えの進むサハE230-500をのんきに撮影していました。
そういえば、やたらまぶしいHIDライトが見えたような・・・アレがそうだったのか。



東京駅からはE257系の特急「わかしお」に乗って大原駅まで向かいます。
ここで所長さんとデュークさん、さらに初めてお会いするムスタファさんと合流します。

大原駅に到着したら、まずはキハ52形に乗車するための急行券を確保。昭和の情景を再現することがテーマだそうで、切符は硬券でした。



キハ52の急行列車はまだ大原駅へ到着していないため、それを迎え撃とうと駅から場所を移します。
まずは近くの踏切から255系の特急「わかしお」を撮影。



ちょっと撮りにくかったので、さらに奥の方へ進んでいくとよさげな場所がありましたのでここで撮ることに。
まずは試しにいすみ200形を撮影。周りに何も無いからとてもすっきりしていていいじゃないか。



そしてキハ52の急行が通過。いやぁ、いいもんですな。



急いで駅に戻って、ホーム上で改札。



車内も当時の演出するために昔の中吊り広告を出したりしています。



大多喜へ向け発車したキハ52。最初は上総東駅に停車して、いすみ200形と交換します。その間に撮影時間が設けられましたので、外に出て撮影。
大原方には「そと房」のHMが付けられていましたが、大多喜方には「京葉」のが付けられていました。



国吉駅でも停車。



停車時間がちょっと長めだったので駅の外へ。駅舎と商工会の建物が一体化しているのが特徴的ですね。
それにしても、駅に人多すぎである。



終点の大多喜駅到着後、キハ52はすぐに車庫に入ってしまうためすぐに駅を出ることとし、そこからタクシーで「いすみポッポの丘」という所へ。
農産物の直売所なのですが、そこには北陸鉄道の3750形・加越能鉄道のデ7000形・いすみ鉄道のいすみ200形の3両が静態保存されています。



北陸鉄道モハ3752。今は無き加南線に投入された車両。
確か去年までは鶴来の車庫でボロボロになりながらも物置として使われていましたが、すっかりきれいになりました。



加越能鉄道デ7052。現在は万葉線となっている路線で走っていた路面電車です。
どっかで見たことあるな・・・と思って家に帰ったあとに写真を探してみると、やはり去年の夏に伏木でモハ65の修復作業をした時に見たやつでした。
あれ、でも、これって、埼玉に行ったはずじゃ・・・?



デ7052には看板犬(?)が繋がれていました。



いすみ鉄道いすみ204。他の車両はまだまだ現役ですが、ここのはムーミンの装飾がされてない姿なのでこれはこれで貴重。



帰りもタクシーを使って、大多喜駅から少し外れたところまで乗せてもらいました。

大多喜は大多喜城の城下町として栄えた場所で、古い建物もちらほらと残っています。
これは国登録有形文化財の大屋旅館。



造り酒屋。



商いという資料館のような建物。



50cm以上はあった大きいそろばんが印象的でした。それに、五珠が2つあるのが不思議ですね。が、使い方はわからないのだそうです。



これはまた年季の入った建物です。



伊勢幸酒店。これも国登録有形文化財です。



重要文化財の渡辺家住宅。店構え・座敷に当時の上層商家の様子がよく示されています。



お昼にはなんとトンカツを食べるという・・・。行きの「わかしお」の車内ではムスタファさんがいか飯を御馳走してくれましたし、今日の食事はやけに豪華だなぁ。

つづく