黒鉄重工

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ぶらり帝都散歩 その5【2018/9/1~2】

2023-05-22 21:05:26 | 鉄道撮影記
2018年9月2日。
池袋で一泊過ごした翌朝。今回の東京行きの主題は、埼玉県所沢市で催されたNゲージの運転会でありますから、そっちの方へ行くわけでございます。
運転会は午後からなので午前中は好きに動けます。なお天気は雨。
所沢の方へ行くんですが、その前にJR駒込駅で山手線の撮影を何本かこなしました。E231系500番台が置き換えされている最中でしたから、一応程度に記録しておきました(トウ532)。


駒込駅で折り返して池袋駅に戻ってきました。これは埼京線のE233系7000番台(ハエ123)。


山手線の新型車E235系。まだ珍しい頃で、まともに見たのもこの時が初めてでした。戸袋に貼られた東京オリンピックの広告もなんだか時代ですなあ。


池袋駅で西武池袋線に乗り換えます。メーテルの顔をした電車が止まっていました(20000系20158F)。なんといいますかこれが自分めがけて走ってくるのを思い浮かべるとこわいわね。


ピンボケしてしまいましたが9000系のライオンズ電車の急行にのりますよー。


西武線の首都、所沢で新宿線に乗り換え。2000系でした。


航空公園駅で下車します。なおここが運転会会場最寄り駅となっております。
いすゞ・エルガ(A0-487)。


駅前の名物、ANKのYS-11です。
雨の日に航空公園駅で降りたら行くところはひとつで、所沢航空発祥記念館に行くわけでございます。


はい着きました、所沢航空発祥記念館です。入館してから知ったのですが、この日はエアロバティックパイロット室屋義秀氏が講演をするんだそうな。それなら聞いてみたいと思いましたが、事前申込制だったのでだめでした。一応、館内で本人とすれ違うところに出くわしましたけど・・・。


入館する前に屋外に静態保存されているカーチスC-46Aコマンドーを見ましょうか。
自衛隊に供与されたのは全部D型じゃなかったかしら、と思ったら中古のA型を追加で供与されていて、これがその1機のようです。自衛隊のC-46には「天馬」という愛称が付いていたようですが、他の機種同様に影が薄く誰にも覚えられていないと思います。当然私も知りませんでしたし・・・。


プロペラが長いのね、という。
C-46は本国アメリカでは影が薄いのか保存されているのを見た記憶がないんです。何でも置いてありそうなピマですらいないのです。ところが日本では割と全国に分散して保存されているので、実は本国に優るC-46天国なんじゃないかと思っています。


胴体は与圧構造を考慮したいわゆるダブルバブル構造なわけです。おかげで第二次世界大戦時の飛行機にしては未来的な形状をしています。でも与圧機能は無かったらしいっす。


こういう尾輪式で扉が側面に付いている輸送機は荷役が面倒なので、冷戦期にはC-130を代表するような形状に取って代わられることになります。


そいでは入館。2023年に持ち上がった話ですが、館内展示の一新を行う事業が計画されています。それに伴い展示機入れ替えも検討されています。入ってくる飛行機があれば追い出される飛行機もあるわけです。追い出し組の処遇は今はなんともわからないです。今この記事を読んで気になった方はお早めの訪問をご検討くださいまし。


最初に対面するのは航空博物館の常連、ノースアメリカンT-6Gテキサンです。アメリカ製の練習機で、航空自衛隊発足時にアメリカから供与された物です。
弊ブログでは何度も何度も登場しているので今更細かい説明はしませんが、これを見ると安心しますね。親の顔よりも見た飛行機。


親近感の湧く短い足。主脚や脚庫まで全部黄色に塗られている飛行機も珍しい気もします。


横から。


尾翼の動翼部はスケルトンになっていて、内部の骨格やタブを動かす鉄線の構造がわかります。


垂直尾翼の動翼部。骨格には肉抜き穴がありにけり。肉抜きして軽量化していたのはなにもゼロ戦だけじゃないのよ、ということか。


エンジンとプロペラスピナー。


エンジンキャブレターへの空気取入口です。口に網が付けられているんですねえ。


というところで今日はここまで。


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