Study In Brown/Clifford Brown
(EmArcy MG36037)
(EmArcy MG36037)
この7月に久々に以前から所有していたスタディインブラウンの国内再発廉価盤をアップしたのですが、このログの最後に「一度でいいからオリジナルで聴いてみたいと思っています。」なんて書いておいたのですが、正夢になったというか折からの円高の恩恵を受けて、送料込みで6200円でオリジナルを入手することができました。やった~!


ジャケはエマーシー特有のコーティングが少し剥離し始めていますがバブリング(泡状にしらけた様子)もさほど強くない状態でした。インナースリーブもエマーシーのオリジナルがついており、盤もミントコンディションという願ってもないコンディションでした。全体の音圧の凄さ、ブリリアントなブラウニーは当然ですし、ランドのカサカサなテナーのサウンドも、大音量の国内盤でもそこそこに味わえていたのですが、実際大きく変わったのはリズムセクションです。特に、リッチー・パウエルのピアノの音がこれほど太く逞しかったか!という感じです。また、ローチの機関銃のようなドラミングも籠りがなく生々しいですね。
それにしても円高のおかげでこんなこなれた値段で入手できるとは・・・。日本の相場については良く知らないのですがやはりこのコンディションならかなりいい買い物だったと言えるのではないでしょうかねぇ・・・。それとも当たり前かな???