67camper's Blog

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ジャケ買い以外あり得ないARTIE SHAWの一枚

2008-11-20 06:35:49 | jazz & vocal
Back Bay Shuffle/Artie Shaw
(RCA LPM-1217)


 スウィングジャズ、アーリージャズはあんまり得意な分野ではないですが、30-40年代を通じて最も有名なバンドリーダー兼クラリネット奏者として知られるのがアーティ・ショーではなかろうか?和田誠画伯の名著「いつか聴いた歌」(下画像)の冒頭にとりあげられたビギン・ザ・ビギンはとってもよく知られたコール・ポーターの名曲ですが、このアーティの演奏で世に広まったと行っても過言ではないでしょう。アーティー・ショーはモダンジャズファンには軽視されがちですが、彼の演奏はさておき、一人卓越したドラミングを聴かせるバディ・リッチの演奏が聴けることを忘れてはいけませんね。本日は、数少ない彼の所有盤から某吉祥寺のジャズ喫茶店主が著書の「感情的JAZZコレクション」(下画像)でその素晴らしいジャケをとりあげていた"Back Bay Shuffle"をアップいたします。これも数ある抱擁カバーの傑作ですね。当然のジャケ買いです。



 メンバーなんかどうでもいいでしょう!っていうかわかりません。録音は37-39年、45年とのことですが、思いの外のクリアサウンドには驚きです。演奏曲はA面で"September Song", "Lover, Come Back To Me", "Softly, As In A Morning Sunrise", B面の"Easy To Love", "Soon", "Carioca"スタンダード中心で聴きやすいですよ。A-5の"Indian Love Call"ではボーカルも聴けるんですが誰でしょうねぇ?情報あればご教示くださいね。

 所有盤はRCAのモノラル、オリジナルです。某吉祥寺のジャズ喫茶店主が3500円で買えるならお買い得と評したアルバムです。カバーが3000円ぐらいの価値でしょうかねぇ???