今日は人類史上初めて,人を殺すと言う「明確な意図」を持って,放射能がばら撒かれた日である。広島に原爆が投下されて68回目の夏が来た。
68年前,当時の広島市の全人口(35万人)の半分以上の人間が「リトル・ボーイ」によって,この世から永遠に抹殺されてしまった。原爆投下については,「東京上陸作戦による多大な「米軍兵の」死傷者が生じることを避ける為という「人道的目的」によるもの」というのが未だに米政府の公式見解である。頭の悪い弁護士がのたまいそうな言い分だ。
以前住んでいた習志野市は,6日・9日の原爆投下時刻に,全市内的に市内放送で1分間の黙祷を捧げる,という素晴らしい行政習慣があった。昨年7月末に引っ越してしまい,そのような市内放送とは縁遠くなってしまったのだが,習慣とは恐ろしいものである。
今朝方4時過ぎに寝たのだが,8時10分頃,突然目が覚めてガバッと起きてしまったのである。広島への原爆投下時刻は午前8時15分17秒である。寝る前に,「今日6日だな。確か投下時刻は8時過ぎだったよなぁ」なんて思いながら寝たのが恐らく原因である。