本日5回分収録しました。全部で7回か8回で投了となりそうです。上諭,前文から始まり,統治メインで短答プロパー知識についてかなり言及していますので統治対策にご利用下さい。これが終わり次第,百選マーキング憲法です。年末は憲法祭り!?笑
元気なときに苦手なことをやるのがセオリーである。先にやっつけてしまうわけだ。心身ともにくたばってきている状態で,苦手なことに対処するのは難しいし,効率も悪い。イライラするだけです。
これは普段の勉強の順序にも当てはまる話である。勉強をするときに,得意科目から始めて苦手科目を1日の後の方に持っていくという人はいないだろうか。このやり方だと質・量共に常に得意科目の方が苦手科目より上回る状態が続くことになるので,いつまで経っても苦手科目は苦手科目なままだ。以前書いたように,「苦手科目は勉強していない科目」でもある。
中間決算ではないが,5月の「期末決算」に向けて予定通り「業績は推移」しているだろうか。常に締め切りを見据えて自分の状況を把握しないと,春先に「全然間に合わない!」と「突然」気が付くことになる(客観的には突然でもなんでもないのだが)。こういうタイプの人が不合格予備軍には非常に多いので気をつけてください。自分自身の工程管理くらいきちんとしましょう。というか他人には分かりません。レベルアップしていくスピードを上げていかないと,年明けのどこかの段階で(下手すれば早々に)第9回大会で合格というミッションが「原始的不能」状態になります。
以上,注意点2つでした。
世の中には,「これをやれば絶対合格」ということは無いのだろうけれども,「これをやったら絶対不合格」というのは確実に存在する。受験生としては,そのような地雷を踏むようなことはしてはならないということになる。
何をもって「これをやったら絶対不合格」なのかは,色々なところでお話しているけれども,それが一番分かりやすいのは,採点実感等である。しかしこの採点実感だが,①読んでいない②読んでも理解できていない③読んで理解できても実践できていない,というように人様々なわけである。一見して①が一番重症っぽいが一番重症なのは(治しにくいという意味)③である。多分一番このゾーンが多いような気がする。
①②は読んでいない,理解できていない,というのは本人が自覚を持ちやすい。それに対し③は本人には自覚がないのが殆どである。自覚がない以上改善されることはない。むしろ勉強すればするほど,悪い癖が強固についてしまう。なので,一番厄介である。例えば,「抽象論ばかりは駄目」「事実を引用して評価しないと駄目「具体的に検討しないと駄目」というのは「頭では」分かっているのだが,しかし自分がそのような答案を書き続けているとの「当てはめ」ができていないパターンである。自分は大丈夫だと思っているので,答練等で色々コメントされても結局は響かないで終わる。
まずはこのような状況から脱することが合格への不可欠の要件である。