基礎段階から事例に触れよう

2021-05-08 19:51:57 | 雑感

〔事例〕
「A が B に動産を売却し引き渡したが、代金を受領していない間に、 B が C にその動産を売却し占有改定により引き渡した。 A としては、動産に対して先取特権を実行または行使できるか。」

 

①既に物をBに引渡しているので、留置権、同時履行の抗弁権は意味なさそう。

②動産売買の先取特権の出番!

③しかし333条。占有改定は「引渡し」にあたるか(解釈論)

④「引渡し」にあたるとした場合、物上代位はできるか。

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