心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

蘇軾の詩でゆったりと

2009-10-30 | 漢詩
                         (半紙)

書家としても著名な蘇東坡(そとうば)とも呼ばれる 蘇軾(そしょく) の詩。 

「酔郷処ノ日月、鳥語花中ノ管絃」
酒に酔ってのどかな日々を送りつつ、鳥は花の間で妙なる調べを奏でているなぁ、と。

なんとも優雅と言うか羨ましいような境地よなぁ。
漢詩は、お役人が嘆きボヤク詩も多くあるけど、
こんなゆったりとした時を楽しむ詩もたくさんあり。

現代にこの境地が合うのか合わないのか、はたまた、できるできないもあるけれど
日々を何となく慌しく忙しがって過ごしていると、ふと振り返った時に
実は何も残ってないっていうか、次へつながるものも何もないってこと多々。
それでもって私は何年無駄にしてきたんだろ・・って、愕然とすることも 

無駄なものなんて何もないんだって、どこかで聞いたり言ったような気もするけど
時に、あれは慰めのような気もしてくる 

で、たまにはこんな詩から、
一人ゆったりと内なる自分と語り合う時間もよかね・・ってことで 


昨日は桃太郎さんが出品されてた7展に行き、楽しいひと時を過ごすなり。
早速ご報告をと思ってたけど、PC不調ですったもんだしてたので明日に。。


コメント (6)
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