(半紙1/2)
11/16にも書いた「萬里無雲孤月圓」~萬里雲無く孤月円(まどか)なり
空には雲一つなく、まるい月が照っている景色。
大学の頃、いいなって思った詩やことばを書き留めたノートがある。
その中にあったものをここに
どなたのことばかを記していないのが申し訳ないけれど
「静」には「動」の対語としての意味、不動、静止の意味がある。
しかしその静は、水も流れず風も吹かぬという世界の静止の謂いではない。
内に動きを秘めながらの静、
橋がかりの幕のかげで出を待つ名優の静こそ、真の静である。
「静」にはまた「躁」の対語としてのしずけさ、沈黙の意味がある。
しかしこれまた物音一つしない世界のそれではない。
「鳥啼いて山更に幽なり」というように、音を内に含み、打てば響く静である。
色に頼らない、色で誤魔化さない、書とは本来、白と黒の世界。
それは静の中に動を含んだ、打てば響く静であるような。
ゆるぎない、潔い言い訳のない世界。。
なかなかそこには到達できそうにないけれど、
打てば響く静・・言い訳をしない生き方でいたいなぁ
11/16にも書いた「萬里無雲孤月圓」~萬里雲無く孤月円(まどか)なり
空には雲一つなく、まるい月が照っている景色。
大学の頃、いいなって思った詩やことばを書き留めたノートがある。
その中にあったものをここに
どなたのことばかを記していないのが申し訳ないけれど
「静」には「動」の対語としての意味、不動、静止の意味がある。
しかしその静は、水も流れず風も吹かぬという世界の静止の謂いではない。
内に動きを秘めながらの静、
橋がかりの幕のかげで出を待つ名優の静こそ、真の静である。
「静」にはまた「躁」の対語としてのしずけさ、沈黙の意味がある。
しかしこれまた物音一つしない世界のそれではない。
「鳥啼いて山更に幽なり」というように、音を内に含み、打てば響く静である。
色に頼らない、色で誤魔化さない、書とは本来、白と黒の世界。
それは静の中に動を含んだ、打てば響く静であるような。
ゆるぎない、潔い言い訳のない世界。。
なかなかそこには到達できそうにないけれど、
打てば響く静・・言い訳をしない生き方でいたいなぁ