心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

書の品格は

2010-11-19 | つれづれ
                         (半紙)

昨日の書道教室で書いた、千字文一節「節義簾退」せつぎれんたい
節度をわきまえた正しい行い、清廉潔白な謙虚な心。

義の終筆の伸びに対して、簾の一画目を伸び~としてみた。
また遊びすぎ・・って言われそうだけど 

色は同じにしながらも、しらじらしくなく個を出すというのはなかなか難しく 
まともに書くと味気なく、奇をてらうと品がなくなり。


敬愛する 上田桑鳩 の作品は、大胆な遊び心に溢れながらも品格があるのでして。
その「品」は、どこから来て、どこから滲み出ているのかと、
ここ数日、図録の作品を眺める日々。

書だけを学んでいても、桑鳩のようなどでかいスケールの作品は書けないわけで。

あぁ・・もっと心も磨かねばのぉ 


昨年筆の里工房での「上田桑鳩 書展」ちらしから
コメント (2)
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