母 谿泉の出品予定作
表具屋さんに出す前の状態
気がつけば4月。桜もちらほら
年に一度の習作展が、愈々14日から始まります。
私は既に作品を書き上げていましたが、この未曾有の震災のあと、
なんだか選んだ題材が、急にしらじらしく思えてきて、新たに書き込み。
今のいまの自分の作品を作るという時に、何を題材にするかは、
まず最初の自問自答であるわけで
今回ほど、私にとっての「書」の在り様を、自分の中で確認できたことはなく。
書を表現の場へ持っていくには、日々の修練のそこから先が大事なわけで。
書は文字を、ことばを書くものであるわけで。
そこに書き手の強い思いがなければ、ただのお習字になってしまうような・・。
なんて・・また偉そうに
でも今回は、それくらいの強い思いを込めて、書き上げました。
お時間がありましたら、是非ご高覧頂ければ幸いです。
第18回蘭秀会書展
今年もそれぞれの方の個性が窺える、行草、かな、金文、甲骨文、隷書、
近代詩文など約50点を展示します。
◆会期:4月14日(木)~4月17日(日)
am 10:00 ~ pm 5:30 但し初日14日のみ11:30~
◆会場:町田市民ホール 4階ギャラリー
◆敬仰作品:(故)中平 南谿先生 (元日展参与)
◆16日 11:00~と15:00~ ワークショップ「字手紙」を開催します。
当日受付。参加費無料。 詳細は後日また♪
これまでの蘭秀会書展の模様は→ こちらから (ずずいと下までどうぞ~)