goo

2025.2.8 『停車場上』(テイシャバウエ・249m)  新たな伐採地発見!

 

 一昨日の土曜日、

三笠の「坊主山」に登った後、

道々30号線を上志文まで戻って道々38号線に乗り換えて、

栗沢町美流渡に移動した。

美流渡の市街地のすぐ南側に今回の面白い点名をもつ三角点ピークがある。

それが「停車場上」(三等三角点)だ。

意味はそのまま理解すればいいだろう。

この三角点ピークには数年前にHiromiと無積雪期、

藪漕ぎで登ったことがある。

ルート上もピークも全く展望が利かないので、

もう登ることはないと思っていた。

ところが先月このピークの北側に位置する「送電線」(四等三角点)に登った際、

「停車場上」の辺りに新たな伐採地が生まれたのを目にし、

これは登ってみなくては!

と、すぐに思った。

 美流渡の市街地に入って最初の交差点を市街地側に入ると、

ちょうど車一台分のスペースが、

タイヤショベルに押されてできていた。

これは実にラッキーだった!

地形図を見ても登路に使う尾根の末端に、

その駐車スペースがあった。

 駐車地からスノーシューでスタート。

直前の「坊主山」とは違い、

ちょっと深くスノーシューを取られる。

「ヤバいな」と思いながらも尾根に取り付いた。

そして広い尾根を登って行く。

すると間もなく見たかった伐採地に出た。

いいねえ!

 伐採地を登り中間辺りで振り返ると、

「幌向炭山」(二等三角点・361m)の美しい姿と、

先月利用した東尾根が手に取るように見えていた。

また、前方の純白の斜面には一筋のスノーシューのトレースが見える。

こんなところを登るとはマニアックな人だねえ!

そして伐採地のピークまで上がって振り向くと、

「幌向炭山」の向こうに樺戸山地が美しい姿を見せていた。

それと目を凝らすと「幌向炭山」のピークすぐそばで、

伐採作業が行われているのが見えたので、

コンパクトカメラでズームをしてみた。

伐採作業を終えるであろう今春には行ってみよう!

 伐採地のピークからカラマツの樹林に入った。

するとスノーシューのトレースが、

あちこちに付けられていた。

どうやら二~三人が歩き回ったようだが、

その動きに一貫性がなく、

むやみやたらと方向を変えて歩き回っていた。

しかもそのトレースにはストックを突いた跡がない。

ストック無しで歩き回ったのだ。

またそのスノーシューのトレースはピークへ向かうわけではなく、

ただやたらと歩き回ってそのうちに消えた。

するとトドマツの林に入り一本の大木の幹に、

真新しいヒグマの爪痕が残されていた。

 意味不明なトレースと離れて間もなく、

三等三角点「停車場上」。

展望は利かないが陽射しは十分降り注ぐ。

そこで昼食とした。

なんとも穏やかな天候で実に気持ちがいい。

 下山は同ルートを引き返した。

再び伐採地を下ったが、

本当に景色が良くて気持ちがいい。

また必ず訪れることになる。

そんなことを考えながら駐車地へ。

希望を抱いた風景を堪能し、

誠に豊かな気持ちで帰途に着いた。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2025.2.8 『坊... 2025.2.9 『深... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。