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2017.6.26 『徳舜瞥山』(1,309m)~『ホロホロ山』(1,322m)  濃いガスを抜けると大雲海!

 

 三連休最終日の月曜は5時に起きると辺りは前夜同様、

スッポリと濃いガスの中。

しかしこの低く立ち込めたガスを前夜のうちから見て直感していた。

これは『徳舜瞥山』頂上が雲海の上に突き出るだろうと。

そのことはHiromiにも話していた。

そしてその予想が的中した。

 

 5時50分、登山口をスタート。

湿気を帯びたガスがうっとうしい。

しかし気温が低く、途中で半袖になると寒くてまた長袖のシャツを着た。

また、この山の登山道はいつもドロドロ、ツルツルで、とにかく汚い。

 

よく滑る岩や木の根に足を取られながらも淡々と登って行く。

そんな登山道も、8合目で急斜面に刻まれたジグに入るとドロドロはなくなる。

ただ、岩や露出した木の根が相変わらずよく滑る。

そして9合目でついに一部視界が開けた。

雲海だ!

すぐ近くに『羊蹄山』が8合目から上の頭だけを雲の上に出している。

実にいい景色だ。

Hiromiと二人、しばしたたずんでそんな風景に見入る。

 

 7時15分、『徳舜瞥山』。

誰もいない頂上からは360度、雲海を楽しめた。

純白の雲の上に頭をもたげているのは、『羊蹄山』、『芦別岳』、『夕張岳』等。

隣の『オロフレ山』は大部分を現している。

美しい雲海を楽しんだ後は『ホロホロ山』に向かう。

一旦大きく下降して高度を下げ、

多少のアップダウンを繰り返して『ホロホロ山』下部に取り付く。

あとは急登を経て頂上に立つ。

この急登から振り返る『徳舜瞥山』の山容が見事だ。

その容姿は鋭角で、ピラミダルと言うよりはそそり立つホルンといった感じだ。

この山に何度登って、また何度ここからの写真を撮ってきただろう。

誰もが何度もシャッターを切らずにはいられない、

そんな見事な容姿をもつ『徳舜瞥山』だ。

  7時50分、『ホロホロ山』。

こちらの頂上は『徳舜瞥山』より狭い。

面積は広いのだが、背の低い樹木が密生している。

山容から察すると、『徳舜瞥山』の方が頂上ははるかに狭そうなんだが。

『ホロホロ山』には長居することなく『徳舜瞥山』に引き返す。

  8時20分、再び『徳舜瞥山』。

ここで遅い朝食というか、早い昼食と言うか、とにかくラーメンタイムだ。

私は毎度お馴染みの「マルちゃんダブルラーメン」だが、

Hiromiは色々で、袋麺の時があればカップ麺の時もある。

そしてカップ麺は毎回違った銘柄のラーメンを持参していたのだが、

最近はカップうどんやそばが多い。

今日はそばを食べていた。

 

 下山に入ると登りゆく3組とすれ違った。

2組は年配の男性。

そしてもう1組は中年の主婦と思われる二人。

月曜日の山行となると、人気の山もこういう自由な人々だけが登るんだなあ。

 またドロドロ、ツルツルの登山道をスタコラ下って、

9時45分、登山口。

総行程3時間55分の割には内容の濃い山旅を楽しめるのがこの二山だ。

てきぱきと後片付けをし、午後から仕事が待っているHiromiなので、

途中で入浴する時間も惜しみ、ひたすら家路を急いだ。

そんな車中でHiromi、「いやあ、楽しい3日間だったなあ・・・」。

ふと口をついたこの感想が、今回の山旅の総括となった。

 

 

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2017.6.25 『昆布岳』(1,045m) つまんね、なんにも見えねっ!

 

 土曜の夜は『昆布岳』麓で車中泊とした。

もう夜になってもそれほど気温が下がらなくなったので、

運転席と助手席のウィンドウを網戸にして寝た。

今年もそんな時期がやって来た。

 

日曜日の朝ゆっくり起きて、

7時30分、『昆布岳』の登山口をスタート。

2年ぶりの『昆布岳』だが、空はどんよりと低い雲が立ち込め、頂上方面は何も見えない。

展望が期待できないと、モチベーションも上がらない。

空気が湿っており、歩を進めるに従って全身から汗が吹き出す。

そして湿ってよく締まった登山道がツルツル滑る。

8時20分、5合目。

この辺りまで登ると、木の間越しに頂上が見え隠れするのだが、

頂上部は完全にガスの中だ。

ただ周りの緑が実に美しい。

若々しい緑の森が、モチベーションの上がらない心を癒してくれる。

6合目から7合目辺りになると、

それまで伸びすぎていたタケノコの中に、まだよさそうなものが見え始めた。

下山時にいくらかは採って帰れそうだ。

吹き出す汗を時折タオルで拭いながら黙々と歩いて、

9時5分、9合目。

やはり目の前の頂上はガスの中。

頂上へ最後の登りを踏ん張るHiromiの後ろ姿を見ると、下半身がずぶ濡れだ。

まるで水の中から立ち上がったようだ。

Hiromiは異常に発汗する体質なのだ。

そしてそれが顕著に表れる季節となった。

9時20分、頂上。

何も見えない頂上でラーメンタイム。

 下山の途中で、登るときに目ぼしをつけておいた期待のタケノコを少々回収。

そして淡々と下って行くのだが、どうもおかしい。

日曜日だというのに、誰も登ってこない。

このまま誰にも会わずに終わるのか、と思っていたら、

4合目で登ってくる10名ほどの高齢者パーティーとすれ違った。

この日の入山者はそれで終わりのよう。

 11時10分、駐車場。

と同時に雨が降りだした。

いいタイミングだった。

その後雨は降り続き、この日予定したニ山目をカットして北湯沢の蟠渓温泉に移動し、

ラジオから流れるファイターズ戦を耳にしながらゆっくり昼寝。

それはそれで大変心地よく・・・

蟠渓温泉で汗を流したあとは大滝へ移動し、

『徳舜別山』麓で車中泊とした。

そしてこの日も冷えたビールが「うめーっ!!」

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2017.6.24 『ニセコアンヌプリ』(1,309m) なかなか登りごたえのあるスキー場

 24日(土)からの週末は私とHiromiが三連休。

しかしまた土日だけ雨予報と、大変意地の悪いパターンに戻ってしまった。

そこで少しでも雨の確率が低い方を目指し、土曜の朝ニセコへ向かった。

 『ニセコアンヌプリ』の五色温泉側からは何度も登っているが、

スキー場コースを登るのは二人とも初めてだ。

初めてのコースに足を踏み入れるのは、なんともわくわくするものだ。

ただ、5年ほど前に一度雨の中を車で登山口を確認するために寄っていたので、

下調べをせずに行ってしまった。

するとその当時確か登山口となっていた林道の手前で、

大きなホテルであろう建物の建設が進められており、

すっかり様変わりしてしまっていた。

よくわからなかったが、車を行き止まり道路の端に止め、

10時ちょうど、スタート。

しかし、スタートした林道と言うか、登山道を進むと、

すぐスキー場斜面に吸い込まれてしまった。

だったらスキー場の保守管理用の作業道を登るべぇと、作業道にのった。

すると間もなく「ニセコ山へ」の標識が現れた。

作業道は古く、すぐに車が通れない荒れた路面に変わる。

岩がデコボコしていて歩きにくい。

そんな路面に耐えながら登っていくと、

一旦車が往来できる作業道に出、ようやく登山道が現れた。

この登山道に入ると、間もなく一旦スキー場の斜面を横切るが、

また狭い登山道となり、あとはグイグイ高度を上げていく。

ここからの登りは全く視界がきかずつまらない。

まるで東にそびえる『羊蹄山』を登っているようだ。

そんな辛い登りに耐えると、ようやく森林限界を越え、

ハイマツ帯となり一気に視界が開ける。

前方には頂上が見え、振り返ると『羊蹄山』の大きな山体と、

下界とのすごい高度感が素晴らしい。

そんな風景を楽しみながら、

12時05分、『ニセコアンヌプリ』。

頂上には五色温泉側から登った登山者が数組、山頂からの風景を楽しんでいた。

我々は頂上から少し下った地点で昼食。

食後下っていくと、雨が降りだした。

そして結構強い降り方となり、べちゃべちゃ。

気温が高かったので私はたいして気にならず、

特殊体質のため汗で全身ずぶ濡れのHiromiも当然気にならず。

途中で「鏡沼」の案内板に誘われて歩を進めてみたが、

よくわからないまま飽きてしまい、戻って淡々と作業道を歩き、

14時45分、駐車地。

 

このコースだが、漠然と予想していたより遥かに登り応えがあった。

そして山全体が落葉樹で覆われているので、次回は紅葉の時期に訪れてみたい。

 

下山後ニセコ連峰に留まる予定だったが、

見上げる連峰は雨雲の中にあったので、

昆布駅裏の温泉で汗と雨を流し、

ガスに包まれずすっきり頂上を現している『昆布岳』麓に移動した。

 

 

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2017.6.17 『旭岳』(2,291m)~『北鎮岳』』(2,244m)   山中でバッタリ!

 一ヶ月ぶりに天気の心配がない週末がやって来た。

 金曜の夕方、仕事が終わってからHiromiを拾って大雪山に向かった。

ところが車に乗り込んだHiromiが、「ちょっと心配事があるんです」と切り出した。

「何よ?」という問いに、ウォームアップパンツの裾をまくりあげた。

アッチャーッ!

ウルシにかぶれていた。

一週間前旭川に行き、一人で低山を登り歩いたときにかぶれたようだ。

しかも、長ズボンを履いていたと言うから、

HiromiもまたToshiと同じようにアレルギー体質なのだろう。

そんなHiromiを草の多い登山道を歩かせるわけにはいかないので、

微調整して旭岳温泉に向かうことにした。

その変更で私も気が楽になり、また一刻も早く喉にビールを流し込みたいので、美瑛まで走って車中泊とした。

そして土曜の朝『旭岳温泉に移動。

 

朝7時、駐車場からロープウェー駅に向かった。

ところが辺りは閑散としており、ロープウェーの駅舎も鍵がかかっていた。

よく見ると、ロープウェーの始発は8時と記されていた。

だったら歩くべ、ということで駅舎横の登山口から入山した。

まだ雪が融けたばかりの登山道はグチャグチャ。

雪の下の地面に横たわっていた笹が立ち上がっている箇所では、それらに触れた衣類が黒く汚れる。

8時40分、姿見駅そば。

少々時間がかかったのは、途中姿見ロープウェー駅の北側を回って『北鎮岳』を目指そうと思ったのだが、

尾根の乗っ越し部分で笹が立ち上がり、やむ無く引き返して無駄な時間を費やしたためだ。

 

『旭岳』の登りには、予想通りたくさんの登山者がいた。

6号目を過ぎると、北からのすごい風だ。

正に強風!

この私の身体も飛ばされるんじゃないかと思えるほど強い。

そんな中を、この日体調がすぐれないHiromiも淡々と着いてくる。

そして9号目に近付いた時だった、前方の高みに見覚えのある姿が。

「Hiromiぃ、あれAotaじゃねえかぁ? いるいる、Toshiもいるわ! あそこに座ってる」、

「ホントだぁ、Toshiさんだぁ~」。

Toshiがこの週末、自身が主宰する『爽やか登山』の例会を大雪山で開催することは知っていた。

しかしそれは翌日曜だと思っていたし、大雪山と言っても広い。

まさかピンポイントで出くわすとは・・・

 

というわけで、思いがけない『ミニ山の会』の山行となった。

10時15分、『旭岳』。

そこには大勢の人がいた。

ジーンズにスニーカーの女性もいる。

そのスニーカーで、どうやってグサグサな火山灰地を下って行くのか、首をかしげてしまう。

 

強風の『旭岳』頂上には長居せず、『間宮岳』に向かう。

ここからは『旭岳』東斜面の大雪渓を下る。

ほどよく融けた雪は足に優しく、走って下れる。

そして、ここから『間宮岳』までは、HiromiもAotaも歩いたことがない。

いやあ、新鮮だねえ。

そして振り返る『旭岳』東斜面の風景が雄大で、ここから先には人影なし。

 

『旭岳』キャンプ指定地を過ぎると『熊ヶ岳』を左に見ながら登り返し、

『北海岳』方面への分岐を『間宮岳』方面へ。

その後は「お鉢平」を右手に見ながら北進する。

前方に『北鎮岳』、『凌雲岳』の大きな山体を見ながら進む。

『中岳』を過ぎると『北鎮岳』はもう近い。

最後のきつい登りに耐えて、

12時30分、北海道第二の高峰『北鎮岳』の頂上に立った。

HiromiとAotaにとっては初めての頂上だ。

『北鎮岳』までの行程で、Toshiに色々質問してみた。

「あの山は何て名だ?」と。

するとそのことごとくを正解!

なかなかわかる人のない『荒井岳』まで言い当てたのには、正直驚いた。

Toshiと『夕張岳』の金山コースで知り合ってから、今月でちょうど10年になる。

あの頃はどこの山も全く言い当てられなかったのに、成長したもんだなあ・・・

 

下山は「中岳分岐」から裾合平に下った。

そして「中岳温泉」で3人が足湯。

私は面倒なので、ただ傍観。

Hiromiはウルシにかぶれた患部を湯につけていたわっていた。

「なんかよくなる気がする」と、口にしながら。

その後広い裾合平から小さな起伏を越えて、

15時35分ロープウェー姿見駅着。

おおっと、その前に・・・

Hiromiが途中でカメラケースに入れていたロープウェー料金用の3,000円を落としてしまった。

「忘れ物落とし物兄妹」が二人揃えば、何もなくさないわけがない。

下りのロープウェー料金をToshi兄さんに借りていた。

 

 ロープウェーで下り、駐車場でToshi、Aotaとは別れ、二人は帰っていった。

私とHiromiは予定通り美瑛の銭湯で入浴し、『十勝岳』麓で車中泊。

日が長くて助かる。

そして今朝『上ホロカメットク山』に登る予定で移動すると、

駐車場に入りきれなかった車が延々と狭い車道脇に連なっている。

その光景を目にして即Uターン。

しょうがないので『北の峰』に登って帰ることにした。

富良野スキー場に移動して登り始めると、前回早すぎたワラビがびっしり自生している。

そんな光景を目にすると、放っておけない私。

Hiromiを一人で登らせ、せっせとワラビ採りに励んだ。

我が女房への土産だ。

でもねえ、山菜を持って帰るといつも同じ反応なんだ。

山菜が入った袋を見るなり、「ゲッ!」

「処理が大変なら捨てれや」と言うと、「嫌だぁ、もったいない~」と言って処理に励む。

そして今日もワラビを持って帰ると、「ゲッ!」

何も変わらなかった・・・

 

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2017.6.12 『神居尻山』(947m) 新たな出会い

 今日はウドの収穫日としてあらかじめ休みを取っていた。

気楽なアルバイトの身ではあるが、休める時に休んでおく。

ただ、そんな休日も職場仲間達のために・・・

 

 今朝7時に家を出て『神居尻山』に向かった。

道民の森神居尻地区の最奥駐車場に着き準備をしていると、一台車がやってきた。

乗っていたのは単独の女性で、先にスターとしていった。

しばらくして私もスタート。

Bコースの登山口から入山して間もなくその女性に追いついた。

スラッとした山ガールの後ろ姿を見る限り、どう見ても20代。

簡単にスルーして先に進もうと思ったところ、あれっ!?

40代かぁ?(Toshiよ、オラは相変わらず人の歳が読めんわぁ・・・)

それで話してみると、なんと私の高校の後輩ではないか!

歳は随分下だが、滝川高校の後輩だ。

そうなると『ミニ山の会』のメンバーは知っているが、私の特技が始まる。

そして殆ど把握した。

Ayumiも私と同じく血液がO型。

それからのんびり一緒に登ることになった。

このAyumiは山歴が4年ほどだそうだが、さっぱりスピードが上がらないんだと。

だからHiromiのことを淡々と話して聞かせたさ。

Ayumiのペースだから道中は長い。

Hiromiだって私と出会った頃はえらく遅かったこと、

それを努力して鍛え上げた結果、素晴らしい健脚者になったことを。

しかしAyumiは分かってんだか、分かってないんだか・・・

とにかくそういう努力をしてみなきゃダメだっちゅうの!

しかし、そんな話をしながらも頂上に立ってみれば、

Ayumiとしてはこれまでこのコースを登った中で最短時間だったと。

よかったねえ!

次はもう少しタイムを縮めてみよう。

でなきゃ、自分に厳しいHiromiが一緒に行くとは言わないぞ。

  頂上にはまた面白い子がいた。

Kasaneは若い23歳。

『旭岳』で働いていると言う。

職業は伏せておこう。

このKasaneは『旭岳』で働くようになってから、山登りに興味を持ち、

休日にあちこち登るようになったとのこと。

帰宅して改めて写真を見てみると、かわいいお嬢さんでしょーっ!

Cコースを下るというKasaneとは頂上で別れ、Ayumiと再びBコースを下った。

そして途中でAyumiとも別れ、私はウドの収穫に精をだした。

45リットルのザックにびっしり詰め、サイドベルトにもくくりつけ、

  

 更に大型レジ袋に入れたものを手に持ち、崖場地形をよじ登り、

ずっしりくる重さに耐えながらゆっくり下った。

 

 このウドをぜ~んぶ勤め先のおばちゃんたちにやってしまう。

何の見返りもなしにだ。

そんなことをする俺って、本当にいい人間だよなあ。

みんなぁ、この苦労を十分に理解した上で味わうだぞ~

 

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2017.6.11 虎が初めてママから離れてやってきた!

 今日は「乃々の日」だ。

今朝いつものようにババと二人で迎えに行った。

ところが今回はママであるSa~(息子の嫁)の体調が思わしくなく、

子供たちだけを連れ帰ることになった。

乃々は2歳の頃からそうしてきたが、虎をママなしで連れ帰るのは初めて。

ママなしでいったいどうなるのかと、ちょっと緊張したが、

結果はぜ~んぜん大丈夫だった。

 

 今日は天気予報にまたも裏切られ、一日中雨模様だった。

先週もその前の週も土日とも雨。

本当に悪いパターンが出来上がってしまったものだ。

残念だが外には出られないので、ずうっと屋内で遊んだ。

乃々はいつものように次から次へと色々なことを思いついて動き回る。

そして虎だが、こいつがまた全然手がかからない。

一人で色々なものを求めて動き回り、黙々と遊ぶ。

全く泣くことがない。

一人で声を出し、目が合えばニコッ!

今生後9ヶ月半のそんな虎が、ハイハイしながら階段を登れるようになった。

何が面白いのか、またそれを面白がる乃々に誘われて何度も登る。

みるみる成長する孫には目を見張る。

また、虎は昼食の離乳食をあっと言う間にたいらげ、

いつもそのあとで与えるほ乳ビンのミルク120ccを「早くよこせ」とばかりに、

この時ばかりは声を上げて泣き出した。

そしてミルクを一気飲みして満足。

空腹が満たされたあとは、また一人黙々と遊ぶ。

また、乃々がきれいな粘土で、私に弁当を作ってくれた。

写真の弁当、どう? きれいでしょ!

ケチャップのかかったハンバーグや、中にノリを巻いた卵焼き。

それに肉団子やウインナーソーセージ。

おまけにレタスやミニトマトまで添えられている。

ママが作ってくれた運動会の弁当を、しっかり記憶しているのだ。

今度は本当の食材を使って作らせてやりたいものだ。

 

 外では遊べなかったが、それなりに楽しんだ時間はあっと言う間に過ぎる。

夕方送って行く車中では虎が即爆睡。

普段からなかなか寝ない乃々も、家が近くなってから眠り込んだ。

そして到着した玄関前には、優しいママがお出迎え。

今日も良い一日が過ぎて行くことに感謝しつつ、ババと家路を急いだ。

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2017.6.10 雨にも負けず・・・ (札幌市内低山巡り)

 またまた雨の週末だ。

ウィークデーに晴れて、週末雨になるという悪いパターンにはまってしまっている。

今日だって運動会を予定していた学校がたくさんあっただろうに。

なんで毎週毎週子供たちを、そしてそれに関わる教職員並びにご父母を苦しめなければならないのか。

それを思うと腹が立ってしょうがない。

 

 今朝はゆっくり起きて8時過ぎに家を出た。

この週末Hiromiが仕事絡みで地方に出かけなければならないので、

久しぶりにひとりトレーニングだ。

今回は札幌市内の山を登り歩いた。

 

①『三角山』(311m)に登り、

②『奥三角山』(354m)

③『三菱山』(482m)

④『盤渓山』(604m)

⑤『豊見山』(579m)

⑥『白旗山』(322m)

 

一つ一つをとってみるとただの低山だが、

それをまとめて登るとなると結構ハードな行程だ。

だからトレーニングになる。

 

雨は強弱を繰り返す。

『三角山』から下りて移動し、『奥三角山』に着いた頃一旦雨が上がったので、

雨具を使用せずに歩き出したところ、ザーザーと降り出してベッチャべチャ!

次の『三菱山』からは雨具をはなせなかった。

そんな雨も『三菱山』に登っている時が最も激しさを増した。

しかし、幸いなことに今日は雨具着用でも暑くなく、

心地よい歩行を楽しめた。

辺りを見渡せば新緑! 新緑!! 新緑!!!

広葉樹の緑が特に美しい季節だ。

 

 『盤渓山』の下りで、登ってくる若者とすれ違った。

アップシューズを履いており、雨具はなし。

明らかに初心者。

そして駐車地に着いて驚いた。

自転車が一台止めてあり、その上に雨具がかけられている。

あの若者はどこから来たのかわからないが、

「盤渓市民の森」まで自転車で行き、雨が小降りとなったので雨具を脱いでスタートしたのだろう。

しかし、背丈の高い笹漕ぎだけでも全身ずぶ濡れになる。

果たして頂上に立てたのだろうか?

 

 『豊見山』から下山した時点でようやく雨が上がった。

雨が上がってくれると、着替えや片付けが落ち着いてできる。

そして最後の『白旗山』に着くと青空が見え出し、ついに陽が差し始めた。

ホッとする瞬間だ。

雨の土曜日がようやく去るか?

そんな『白旗山』を下り、駐車地に着くとちょうど5時。

嫌な雨でスタートした一日ではあったが、

最後に晴れてくれると良い一日が終わったような気がして楽しくなる。

 

 すっかり悪いパターンが出来上がってしまった週末だが、

そろそろ変わってくれないと・・・

 

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2017.6.7 またやられた! ダニだ!!

 今朝馬追丘陵『静台』で早朝トレーニングをしてから一旦帰宅。

出勤して午後、なんだか腰の裏側(ヘソの真裏)がかゆい。

終業時刻になり、着替えの際にかゆい患部に触れてみると突起あり。

「やられた」と直感。

ダニにはもう10回は噛まれている。

そしてその都度ダニの体を引きちぎり、頭はこの体内にいくつも残ったままだ。

しかし、それでも全く気にならなかった、去年の前半までは。

ところが去年の6月、マダニが媒介した脳炎で男性が死亡した。

それでその後の8月に噛まれた際には、初めて皮膚科を受診して除去してもらった。

今回も皮膚科で切開してもらおう。

明朝皮膚科で処置してもらってから出勤だな。

この後1週間経過してもこのブログの更新がない場合は、

脳炎に感染したと思っていただきたい。

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2017.6.3~4 里山巡り(馬追丘陵~栗山~岩見沢)

 嫌な週末だ。

先週に引き続き土日が雨で、週が明けると晴れる。

こういう状態がパターン化すると、何週も続くことがある。

それだけは勘弁して欲しい。

ただ、この週末は土曜の午前中高曇りで推移したため、

小学校の運動会が各地で予定通り開催されたようでよかった。

そんな昨日の午後、午前中仕事だったHiromiを拾って、また馬追丘陵へ出かけた。

土日とも雨の予報なので、里山巡りと決めていた。

そして午前中降らなかった雨は、Hiromiを迎えに行く頃にポツリポツリと降りだした。

降りだした雨は強弱を繰り返すものの決して止むことはなく、

今日の午後帰宅してもまだ降り続いている。

 

 昨日は小雨の中を馬追丘陵『長官山』に登り、移動して『静台』(E)に登った。

それからまだ時間かあったので安平町追分に移動し、『安平山』に登った。

その頃になると雨は本降りとなった。

下山後JR追分駅横の入浴施設に飛び込んだ。

ここは大変落ち着けて、私が好む入浴施設の一つだ。

名前はなんだったっけなあ、エバ!

馬追丘陵の直近に位置する長沼温泉はどうも好きになれず、

すっかり足が向かなくなってしまった。

 

 車中泊は『安平山』の麓。

雨が降り止まず、落ち着かない車中泊ではあったが、

年間何十泊もする中にはこんな夜もあるさ。

また、珍しく前夜会社の飲み会が有り、たらふく飲んで完璧な二日酔いになった私は、

缶ビール2缶飲んだものの、その後のウィスキーはやめた。

こんなことは10数年ぶりか?

更に、ラジオから流れてくる日ハム-阪神戦で日ハムが負けてガックリ。

早々とシュラフに潜り込んだ。

但し、Hiromiはいつものように、そのずうっと前に寝込んだままだ。

  今朝5時に起きても雨。

今日は昨日とは逆に、『安平山』に登って『静台』(E)に戻った。

小雨ではあるが、相も変わらぬ雨模様の中を登下降し、『長官山』へ。

雨水を吸ってグチャグチャの登山道が嫌なので、

長沼スキー場からアスファルトの車道を登った。

ここでは上空を覆う雲がかなり薄くなり、日が射し始めたものの、やはり雨が止むことはない。

  駐車地に戻ってもまだ時間は早い。

近くの栗山町に移動した。

栗山には物心ついた頃から小学校を卒業するまで住んでいたことのある私だ。

当時『御大師山』という小さな山に登ったことを思い出して行ってみた。

もう50年も前のことだが、当時そこに建っていた栗山中学校の校舎はなく、「栗山公園」になっていた。

そして登り口はその奥にあった。

Hiromiと二人だと簡単に登り終えてしまう山だが、

私には50年前の遠い思い出がある。

そんな思いを感じながらの楽しい登下降であった。

 

 「栗山公園」の次は「岩見沢公園」へ。

行き当たりばったりの発想ではあったが、

その辺りから三井グリーンランドスキー場のピークに登れるのでは・・・

「岩見沢公園」の東側に林道の入口があった。

車止めのバリケード前に駐車し、徒歩で入山した。

この時点では地形図を見ておらず、出たとこ勝負で進む。

そして遊歩道は希望通りスキー場の『153mP』に誘ってくれた。

そこから一旦分岐まで引き返し、反対方向にも進んでみた。

すると、これも予想通り「萩の山スキー場」のリフト終点に至った。

帰って地形図で確認してみると、

「三井グリーンランドスー場」から「萩の山キー場」に林道が記されていた。

う~ん、面白い。

 

この週末も雨続きではあったが、Hiromiと二人して大変満足の行く山歩きができたことを喜んだ。

さて、「サイゼリヤ」で乾杯だ!

 

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