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2018.12.30 「忘年会」  また一年が過ぎて行く・・・

 

『ミニ山の会』の締めくくりは「忘年会」。

まあ「忘年会」と言ったって、

いつもの「サイゼリヤ」で、

いつもと同じワインを飲み、

いつもと同じようなものを食べるだけなんだけどねえ。

Hiromiは酒を飲まないので、

ワインを私、Toshi、Mikaの3人で3本飲み干した。

3本と言っても、

1本がフルボトル2本分の1.5ℓだから、

3人で4.5ℓ飲んだというわけ。

Mikaは女性としたらずいぶん飲むもんだ。

そして記憶をなくし、

醒めたHiromiだけが3人の言動をしっかりと記憶する。

だからおかしなことは言えない。

 

 山三昧の楽しかった一年が、

また過ぎて行く・・・

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2018.12.30 『長官山』(254m)  今年もお世話になりました!

 今朝も除雪から始まった。

夜中に置いていった除雪車の雪も含めると、

結構時間を取られた。

8時近くに除雪を終えてもHiromiのとこへ向かった。

この前二日間に対し、

車道の除雪がきちんとなされていたので、

久しぶりに気持ち良く走れた。

 

 ここ数年、山の登り納めは馬追丘陵と決めていた。

登り納めの夕方、『ミニ山の会』の「忘年会」を予定しているので、

近くて都合が良いのだ。

 

 9時近くにスキー場の麓をスノーシューでスタートした。

そしてすぐに驚いた。

雪が深い!

この三日間に降り積もった雪が80cmにもなっていた。

雪面にストックを突き刺すと、

グリップの近くまで埋没してしまう。

従ってスノーシューでは歩行がきついきつい。

先にラッセルを担当したHiromiが、

すぐに汗まみれになった様子だ。

しかしそんな大量の新雪を抱いた木々は、

素晴らしい光景を見せてくれる。

メルヘンチックな世界を歩くのは楽しい。

下部の車道からショートカットして上部へとつなぐのだが、

急斜面をジグを切りながらゆっくり進むので、

時間的にはそう変わらないだろう。

夏道だと30分もあれば到着する頂上まで、

1時間10分を要した。

そしてその頃になると久しぶりに晴れていた空から、

また雪が落ちだして嫌な気分にさせられる。

しかしまあ、今年も怪我もせず山登りを続けてこられたことに感謝!

 

 今日の『長官山』を今年の締めくくりとし、

トレーニング登山などを含めて、これが212回目の山登りであった。

一方Hiromiは191回目。

Hiromiのこれまでの記録は、最も多かったのが昨年の168回。

今年の春の転勤とともに、居を馬追丘陵に移して実現した驚異の記録だ。

たいしたもんだあ。

そしていよいよ来年は通算1,000回登山の達成を目指すことになる。

今のペースだと、来年の夏頃に達成できると思われる。

最後に、今年も楽しませてくれた山々に感謝!

 

そして当ブログをご覧いただいた読者の皆様に感謝!

 

最後は相棒に感謝して締めくくりたい。

(感謝とは名ばかりで、ずいぶん汚い言葉を浴びせられたけどねえ・・・)

 

皆さん来年も宜しくお願いいたします。

良いお年を~

 

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2018.12.29 『安平山』(166m)  降り止まぬ雪に参ったぁ・・・

 今朝も起きて除雪。

降り止む気配がない。

ゆっくり確実に除雪をして、

9時にHiromiを迎えに行った。

すると昨日同様、

南幌町、長沼町が全く除雪されていない。

いったいどういうわけだ?

あふれる車道の雪にハンドルを取られ、

あわや側溝に転落しそうな場面さえあった。

二日続けてこれはないだろう!

Hiromiの住まいに到着しても、

町道に雪が溢れ、

対向車とすれ違うのが大変だ。

そして尚も降り続く雪、雪、雪・・・

「今日も馬追にするべえ」と、

『長官山』の麓へ車を走らせるも、

車道の雪が山に近づくに従って、

その量がどんどん増えて行く。

どうしてこんなになっても除雪車が出動しないのか、

不思議でたまらない。

とにかく『長官山』にすら近付けない状況の中、

やはり車の故障が心配になり、

雪の少ない南に方向を変えて車を走らせた。

そして長沼町の市街地のすぐ南側まで走ると、

突然積雪量が少なくなる。

北長沼の車道における積雪量が30~40cm。

それに対し、南長沼ではほぼ0cmだ。

自然が成せる行為にはしばしば首をひねらせられる。

  結局隣の追分で『安平山』に登ることにした。

もう嫌気がさし、

Hiromiなんか「昼寝するかぁ」とか、

「今日は食べ歩きするかぁ」とか言い出す始末。

そんなこんなでうだうだし、

ちょうど昼頃『安平山』の麓の駐車地をスタート。

こちらは日本海側から押し寄せる雪雲の南限にあるため、

北風が吹いても雪が降ったり止んだりだ。

決して降り止まぬことはない。

  『安平山』をぐるり周遊できるコースを、

『安平山』の南側から回った。

ただ、途中の分岐より送電線の保守管理用の刈り分け道に入り、

1kmほど歩いてみた。

アップダウンが続き、

最低標高であろう小沢を渡る辺りまで進んで引き返した。

来年雪が融けて新緑の頃、

この先をどんどん歩いてみたいという意欲が湧いてきた。

 

 分岐まで引き返したあとは素直に『安平山』へ。

ここまでの道のりはツボ足で、

まるで晩秋から初冬の山を歩いているような感覚た。

しかし季節は既に厳冬期。

ちょっとだけタイムスリップしたような、

不思議な感覚を覚え駐車地へ。

そこで後片付けをしていると、

地元の人であろう男性が徒歩でやってきた。

背中にはザックを背負い、両手にストック。

そして「こんにちは~」と挨拶を交わした。

すると「もう行ってきたんですか?」、

と尋ねてきたその男性に、Hiromiが応じた。

「何されてるんですか?」

「山登りです」

おいっ!!

山登りのかっこして、あと何するのよ!?

あいも変わらず、

トボけたHiromiであった。

 

最後は麓の「ぬくもりの湯」で汗を流して帰途に着いた。

明日は年内最後の山登り。

また馬追丘陵で締めくくりだな・・・

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2018.12.28 『長官山』(254m)  雪、雪、雪、そして吹雪・・・

 私の仕事先は25日で年内の業務を終了し、

1月6日までの長い休みに入った。

4、7、12月の繁忙期に土曜出勤となるが、

それが終わるとこの長い休みがあったり、

有給休暇を取りやすくなったりするので、

この仕事を続けようという気になる。

 

 こんな私でも、年末となると何かと用事があり、

年内は泊まりがけの山行ができないため、

日帰り山行が続くことになった。

しかしこの年末はそれでよかった。

ワッサワッサと降り続く雪に、

自宅の除雪に追われるため、

とても家を空けていられる状態ではない。

 

 昨日の朝、Hiromiを迎えに行ったものの、

我が家からHiromiのところまで除雪が入っておらず、

先日の故障以来車が心配で、

直近の馬追丘陵で遊ぶことにした。

馬追丘陵は近いし結構楽しめる。

特に積雪が増してくるとどこでも歩けるので、

色々な場面を楽しむことができる。

 

 7時50分、火葬場登山口をスノーシューでスタート。

そのまま夏道沿いに進む。

そして9月の台風による風倒木で、

通行不能となった夏道を回避し、

北側を回って上部の登山道に当てた。

そして再び夏道沿いに歩を進め、

8時40分、『長官山』。

今回はここから初めて東南東に伸びる尾根を下ってみることした。

『長官山』の西側は色々登下降してみたが、

東側に足を踏み入れるのは初めてだった。

そして驚いた。

背の低い笹の尾根筋に笹刈りされたような跡が続き、

その道筋にピンクテープがたくさん付けられていた。

「ええーっ、こんなところにぃ~」と驚いたとたん、

目の前に何やら記念碑みたいなものが現れた。

そしてそれには標識がついており、

「馬追山子午線票」とある。

このとき「子午線」(しごせん)という言葉に、

聞き覚えはあるものの、

64歳のこの歳までその意味を知らずに来たことに気付いた。

それで帰宅してウィキペディアで調べてみた。

すると「子午線」とは地球の赤道と直角に交差するように、

両極を結ぶ大円とある。

また、これを南北線あるいは南北圏とも表現するそうだ。

更に子午線に対し、

それと直交するものを卯酉線(ぼうゆうせん)というそうだ。

みなさん、勉強になったっしょ~っ!

しかしねえ、この「子午線票」を見たHirromiはこれを、

「こうしせん」と読んだんだからねえ!

まったくとぼけた奴だよ。

 

 その後尾根をピンクテープに導かれながら、

どどん下って行くと、トドマツの大木が立ち並ぶ麓より、

突然広い大地に飛び出した。

それははっきりゴルフ場と確信できる光景だった。

そしてピンときた、ユニ東武ゴルフ場であると。

ゴルフをしない私でも、

そのゴルフ場の名称は記憶の中にあった。

 9時25分、ゴルフ場から再び『長官山』へ登り返した。

この日は天候が荒れ模様で雪が降りしきり、

尾根筋では強風が吹き荒れて吹雪となっていた。 

しかし唯一、この登り返しのわずかな時間だけ上空の雲が割れて青空が!

  9時55分、再び『長官山』。

そして今度は夏道を馬追温泉側に下り、

10時20分、登山口。

折り返してまた登り返す。

10時50分、三度『長官山』。

それからまたユニ東武ゴルフ場に下り、

11時25分、ゴルフ場。

この登り返しの途中で昼食タイムをとった。

そして11時50分、四度『長官山』。

あとは相変わらず吹雪く中を下り、

12時25分、火葬場登山口。

雪に降られっぱなしではあったが、

なかなか良いトレーニングになったことに満足し、

夕方「サイゼリヤ」でかんぱ~いっ!

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2018.12.23 『冷水山』(702m)  林道から長い頂稜へ

 土曜出勤が続いた12月だったが、

それもようやく終わった。

この週末は久しぶりの連休だった。

金曜の終業後、

Hiromi が札幌にきていたので「サイゼリヤ」へ。

休日の前に一杯やるのは珍しい。

 

 昨日(日曜)の朝ゆっくり出て夕張に向かった。

連休の天気予報はパッとしない。

そんなときは夕張で楽しむ。

さてどこに登ろうか、

と思案しながら車を走らせるうち、

『冷水山』に登ることに決めた。

久しぶりに林道から登ってみる。

 9時40分、

夕張市常盤地区の林道入り口をスタート。

林道には古い除雪の跡が残っていた。 

それが締まって歩きやすい。

林道はその性質ゆえ、

大きく蛇行しながら高度を上げていく。

従って一ヶ所だけだが、

ショートカットできるところはカットする。 

林道はやがて既に営業が始まっている、

マウントレースイスキー場と接する箇所を通る。

そしてその後はスキー場から離れて進む。

針葉樹の枝に積った雪景色が美しく、

それらは間近に迫ったクリスマスのツリーを連想させる。 

そんなメルヘンチックな風景を楽しみながら歩を重ねていくと、

突然南から西への風景が開ける。

なかなか雄大な風景だ。

しばし雄大な風景を楽しんだあとは、

わずかな距離で長い頂稜をもつ『冷水山』の東の端に至る。

そしてここから頂稜にのっかり、

今度はやって来た西に向かって歩く。

ここはもう南から西にかけての風景に遮るものがない。 

11時30分、『冷水山』。

真のピークはスキー客で賑わっているので、

それは遠慮した。

ガスに見舞われなかったことに感謝!

しかし、風がつめたいので、

ただちに下山を開始。

南向きの急斜面を下って林道に下りた。

その後は自ら着けて登ったトレースをスタスタ下り、

12時40分、駐車地。

まだ早い時間であったので、       

夕張をぶらつき昼寝、そして入浴。

翌月曜の予報も良くないので、

そのまま夕張に留まることにした。

しかし今朝目覚めてみると、外は吹雪だ。

とても登る気になれないので、

そのまま馬追丘陵まで戻った。

すると素晴らしい晴れ!

そんな空模様の下、『長官山』で楽しく遊んだ。

 

山は晴れりゃあ100倍楽しい!

 

 

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2018.12.16 『鳩ノ巣山』(622m)  馴染みの低山での3人・・・

 

 昨日は夕張の『鳩ノ巣山』に登った。

一昨日の終業後、夕張に向かった時点では別の山に登る予定だった。

ところが夕張市内に入ると、

前日からこの日の朝まで降り続いた大雪が何もされていなかった。

つまり除雪されておらず、

予定の山への駐車スペースが確保できない。

それでこの朝は「マウントレースイスキー場」の、

広い駐車場を利用させていただくことにした。

  昨日の朝7時近くにスキー場の北駐車場でToshiと合流した。

Toshiは一昨日の午後になって合流すると言ってきた。

  7時05分、広い駐車場の北側奥より急斜面に取り付いた。

この斜面はかなりの斜度があり、

数年前にHiromとピッケルを使って滑落停止訓練に利用したことがある。

斜面に取り付いてすぐに見たことがない看板が現れた。

それは治山事業の案内板で、

一昨年ここで治山工事が行われたことを示していた。

そして「立ち入り禁止」との文言。

おいおい、誰も立入りようがない斜面に、

わざわざ「立ち入り禁止」はないだろう。

  心配した雪の状態は、その心配に及ばなかった。

雪面を覆う新雪の下に一旦は緩んで、

再び締まった固雪の層がある。

しかしながら急斜面の登行はきつい。

そして90mの標高を一気に稼ぎ、

尾根の頭に上がると、CO.400で突然林道が現れた。

以前にはない新しい林道だ。

その林道がなぜ施設されたのかということは、

それに沿って歩くうちすぐに理解できた。

前方が明るく開け、一大伐採地域が目に飛び込んできた。

この伐採の様子は今夏南側の『冷水山』から見ており、

広くなったその斜面を歩いてみたいと思っていた。

大規模伐採事業の産物である大量のカラマツ材は、

既に搬送を終えたようで何も残っておらず、

伐採の跡には既に植林が施されていた。

そしてこの植林方法が新しいのか、

または以前からそうだったのかわからないが、

苗木を何とも手厚く保護している。

苗木をそっくり筒状のプラスティック容器で包み、

それが雪や風の影響で倒れないよう、添え木までしてあった。

そんな珍しい光景を目にしたあとは、

ブルドーザで土までえぐられて汚れた林道を離れ、

尾根の頭に上がった。

この尾根はToshiの母校である旧夕張北高校そばに端を発し、

『鳩ノ巣山』奥まで続いている。

もう歩き慣れた尾根を伝ってCO.480へ 。

 

このピークからまた急斜面を一気に登る。

そして前方だけではなく、背後の視界が突然開ける。

こんな低山にしては珍しく劇的な場面だ。

もう冬の営業が始まった「マウントレースイスキー場」の風景が美しい。

見事な風景を堪能したあとは緩やかな傾斜を経て、

また広々とした大地に出る。

西の札幌方面から眺めると、

極端に長い馬の背状の地形をもった部分だ。

ここの植生が面白く、

頂上に向かって左側(西)が白樺林、

右側(東)がトドマツの林となっている。

これは人の手が加えられてこのようになったものか、

あるいは自然林として長いあいだにこうなったものか、

現段階で知るすべはないが、

私は面白く貴重な風景だと思う。

 

 今日はToshiとHiromiの二人がGPSを所有していたので、

広くわかりにくい『鳩ノ巣山』の頂上が明確になった。

まあ、以前からそこだと考えていた地点ではあったが。

 

 少ない運動量に空腹感もないことから、

そのまま下山することにした。

下山はルートを変えて短くする。

このルート、Toshiは初めてだがHiromiは何度も登下降している。

ただそれはトレースが残っていたため容易だったが、

今回は手がかりがない。

そこでHiromiに案内してもらうことにした。

一種の試験だ。

見晴らしのよい急斜面を下るまでは、

今日のトレースに従うが、

その直下から南の尾根を利用する。

その取り付き点でで少し迷った様子。

しかしそれを過ぎてしまうかな?

と思ったところが、修正して尾根に取り付いた。

その後も何箇所か思案している様子が見られ、

蛇行する部分もあったが、

結果は予定した地点に下った。

合格!

 

 一旦市道に下り立ち、歩道を少し歩いて駐車場へ。

9時50分、駐車地。

短い行程ではあるが、夕張市街地の一座はやはりいい!

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2018.12.9 「馬追丘陵」  朝からアクシデント・・・

 

 昨日(日曜日)の朝、

久しぶりにToshiを交えて、

Hiromiと3人で夕張に向かった。

ところが・・・

 

 江別市の我が家にToshiがやってきたのは6時。

そして私のハイエースで、

馬追丘陵の麓に住むHiromiを迎えに行ったのが、

6時35分だった。

そこまでの間、新たな降雪が20cmほどあったのに、

全く除雪されていない。

通常降雪が10cmを超えると除雪車が出動するはずなのだが・・・

Hiromiを拾い馬追丘陵を越えて栗山町に入ると、

降雪が一気に増え、30cmはある。

それが全く除雪されていないのだ。

訳が分からず農道を走っていくと、

車に変調が出てきた。

ヒーターが切れ、冷風が吹き出す。

更に運転席の真下でガリガリという異音。

大雪の中で停車する場所もなく、

とにかく家まで帰り着こうと車を走らせる。

そしてなんとか走りきり、

8時過ぎに帰宅した。

そこで初めてエンジンを切り、

私が信頼する修理工場が休業日であることから、

この件の連絡を夜まで待つこととし、

3人で再び馬追丘陵に戻った。

もう時間が過ぎていたので馬追丘陵で遊ぶことにした。

 

 10時近くになって、

長沼スキー場の麓をスタートした。

必要ないとは感じたものの、

準備の早いToshiが既に装着が面倒なMSR(スノーシュー)を取り付けていたので、

全員スノーシューでスタートとした。

  まずは長沼スキー場の滑走斜面を登って上部の車道に出る。

まだオープンが先のスキー場は踏み跡もなく、

ただただ広々として気持ちがいい。

急斜面をスタスタ登って車道に出た。

アスファルトの車道は既に冬の通行止めで、

車が来る心配はない。

まだ積雪が少ないので、

ストックの先端がカチカチとアスファルト路面に当たる。

そして「文学台」への砂利道では、

上空を覆う木々の枝が地面への降雪を低減させ、

スノーシューのアイゼンが小石に当たって不快だ。

しかしそれも長くは続かず「文学台」へ。

Toshiにとっては初めての長沼名所だ。

「文学台」から石狩平野を一望したあとは、

そのまま西の斜面を下ることにした。

ここにはうっすらと踏み跡が残っている。

今年の夏それを下ってみたが、

途中の分岐より南方向はいくらも進まぬうちに笹の中に消えた。

今度はそれを北方向に下ってみた。

すると明瞭な作業道が現れた。

その新たな刈り分け道が縦横に走っている。

いったい何のため?

と、疑問が生じる場面だ。

しかし結局謎のまま。

まあ、たいして興味もないのでそのままゴルフ場に下った。

このゴルフ場がいい。

広いとこ大好きだが、

ゴルフには全く興味のない私も、

冬のゴルフ場風景は大好きだ。

広々とし、起伏がある。

まるで砂丘を歩いているような気分だ。

そんな楽しいゴルフ場歩きを経て、

また樹林帯に入った。

笹を踏み越えて思い通りの奇跡を描きたいのだが、

まだ雪が少なすぎて笹がうるさい。

そこで一旦『長官山』の火葬場コースに出て、

北海道電力管理の送電線下刈り分けルートを登ることにした。

天候は安定して清々しい。

Hiromiを迎えに行った時点の馬追丘陵は-16℃だった。

もう昼近くになっていたこの時はいったい何度まで上昇したのか?

 

 『長官山』への遊歩道に戻ったあとは、

スキー場の景色が良い場所まで歩いて昼食だ。

そして空腹を満たしたあとは、

スキー場を下ってアッという間に駐車地へ。

身近な馬追丘陵でも、

ルートの組み方次第、

いや、山は晴れりゃあ100倍楽しい!

 

 帰宅して夕方Hiromiと「サイゼリヤ」で反省会を催して、

帰宅後修理工場、保険会社と電話連絡を取り、

今朝保険のロードサービスで車を札幌の修理工場まで運んでもらった。

信頼している修理工場の話しでは、

私が思っていた以上に深刻な状態のようで、

修理の結論が出るまでに二日を要するとのこと。

金かかりそ~

まったく、除雪は規則に従ってきちんと実施してもらいたいものだ。

 

 

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2018.12.2 『雨霧山』(509m)  白銀の世界が迎えてくれた

 今回の週末から休日は日曜日だけ。

週一の休日では遠出する気になれない。

そんな時期は近場で遊ぶ。

夕張は随分楽しませてくれる低山がたくさんある。

ただ、積雪もまだ落ち着かないので、

フィールド選びは慎重に・・・

 

 土曜の終業後、Hiromiを拾って栗山町の東山地区に向かった。

ところがひどい雪模様でみるみる積雪量が増え、

アスファルト道路を走っているのにゆっくりしか走れない。

そして東山地区の農道に入ろうとしたところで×!

車のタイヤ痕がなくまっさらな状態だ。

試しに入ってみると、ハイエースの腹がつかえて新雪をこする。

この先には数軒の農家があるだけなので、

雪の降り出しから1台の車も通っていないということだ。

進行をあきらめて夕張川に架かる橋まで戻り、

その下で車中泊をすることにした。

激しい降雪は夜半近くまで続いた。

 

 日曜の朝、7時過ぎに起床。

夜明けが遅くて起きるのがつらい。

ついついシュラフの中でダラダラ、ウトウトと過ごしてしまう。

しかし起きて車を移動すると、

早朝に除雪車が走り、きれいになっていた。

走りやすくなった舗装道路から農道へ。

農道も除雪されており、

それは予定した駐車地まで続いていた。

 

 8時ちょうど、畑の端の駐車地をスタート。

『雨霧山』には2本のルートがある。

一つは夕張市南清水沢から「雨霧林道」を伝って登るもの。

もう一つは今回の東山地区より「旭山林道」を利用するものだ。

どちらも往復の歩行距離が約15km。

私は馴染みのある「雨霧林道」ではない、

この東山地区から昨秋初めて登った。

足首からふくらはぎ程度の積雪が、

そこそこ体力を消耗させてくれる。

 

 8時05分、林道ゲート。

このゲートの前にはシカ避けの金網ゲートがある。

これは扉を開け閉めして出入りが自由だが、

次の森林管理署管理のゲートはダイヤル式の鍵で入林を拒絶している。

そのゲート横を過ぎて驚いた!

造材作業がもたらした産物が山積みされていた。

トドマツの伐採が終了し、

切り倒され、長さが一律に整えられた丸太が整然と積み上げられている。

それはなかなか目にすることができない壮観な光景だ。

Hiromiはたいして感動がないようだけどねえ・・・

丸太山積みの光景は、このあと何度も目にすることとなった。

 

 ゲートからしばらく歩くと、

「旭山林道」の起点が現れる。

古い林道のようで、目にする植林時期を表示したパネルが皆昭和40年代を表している。

それが次々と・・・

私が中学から高校生の頃に植林されたものだ。

そんなことを思いながら歩くこの時期の林道は楽しい。

しかし、林道はその性質ゆえ一気に高度を稼ぐことはできず、

蛇行を繰り返しながら、

ゆっくりゆっくりと高度を上げて行く。

そして頭の中に描くのは常にショートカットルート。

復路ではここをショートカットしよう、

あそこをショートカットしようという思いが頭の中を駆け巡る。

 

 長い蛇行を繰り返し、

10時30分、「雨霧林道」合流点。

ここで「雨霧林道」と合流し、目の前の『雨霧山』を目指す。

Hiromiが言った、「これで夕張とつながったあ!」

私も昨秋ここを歩いて合流点に達した時、

同じことを思った。

自らの足で夕張市と栗山町をつなげたことになる。

そんなささやかな感動がわっかるかなあぁ~?

 

 林道合流点から『雨霧山』頂上基部まではほんのわずか。

つまり林道が走るすぐ脇に頂上があるわけだ。

そして驚いた。

ピンクテープがたくさん付けられている。

「ここが取り付き点ですよ」、

「この順路で登ってください」。

といった具合に付けられているのだ。

昨年はなかったものだ。

おまけにそのピンクテープの順路に従って、

軽く笹刈りされているではないか!

このローカルでマイナーな『雨霧山』に登る登山者が、

他にも存在することに驚いた。

 

 10時45分、笹刈りされた踏み跡を辿って楽々頂上へ。

素晴らしい晴天の上風もない。

ラーメンタイムとした。

私の湯が沸くまでの間に記念撮影をしたのだが、

既に出来上がったカップ麺を手にして撮影を終えたHiromi。

私が沸騰した湯でインスタント麺をゆで終わり、

「さぁ食べよう」という時になっても、

まだ記念撮影をしたそのピンポイントから一歩も動かず、

カップ麺をすすり続けていた。

 

 空腹を満たしたあとは下山だが、

林道には下りず、頂上から西に派生する尾根を下ることにした。

大きくショートカットして林道に当てるつもりだったが、

当然藪こぎは覚悟した。

ところがこの尾根はすっきりとしていて、

まるでそこを登山道が走っているようだった。

従ってスタスタ下って林道へ。

そして驚いた!

車が走った跡だ。

大型のクロカン四駆が往復した跡だった。

我々がそこを歩いて登ったあとに入ってきて、既に去っている。

いったい何の目的で?

日曜日であるゆえ、森林管理署の職員とは思えない。

禁猟区であるからハンターでもないだろう。

不可解な行動をする輩はどこにでもいるものだと、改めて思う。

しかしそのおかげで歩行が楽になった。

スタスタ歩き、

12時40分、林道ゲート。

12時45分、駐車地。

 

 今回も楽しかったわぁ・・・

天気が良くて暖かかっただけではなく、

何よりも近かったのが一番良かった!

駐車地からHiromiの家まで20分。

そこから我が家まで30分。

そんな余裕のある山行の締めくくりはやはり「サイゼリヤ」!

この夜は久しぶりにToshiもやってきた。

 

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