北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2015.10.24 宴会
土曜の夜は久しぶりに『ミニ山の会』の飲み会とした。
場所は毎度おなじみの『サイゼリヤ』新札幌店。
仕事が忙しく、山行にほとんど参加できていないAotaも都合をつけて駆けつけた。
従って近況を聞くのも忙しく、Hiromiの口から次々とAotaに質問が飛び出す。
また、冬が近付いたことで、冬山装備の話しも盛り上がる。
何が必要か、不足な装備は何か?
Toshiは「秀岳荘」のバーゲンで何を買おうか・・・?
そして1.5ℓの白ワインの2本目を注文した時だった。
「マグナム(1.5ℓ)の白1本ちょうだい」、
「申し訳ございません、本日はマグナムの白が完売でございます」、
「はぁ~っ!?」
イタリアンレストランがワインを切らしてどうすんだよ!
赤のマグナムはあったので問題なし。
再び話しに花を咲かせた。
そんな楽しいひと時を過ごし、精算するとひとり2,000円の割り勘なり。
この安さが「サイゼリヤ」の最大の売りだ。
腹いっぱい食べて、ワインをたらふく飲んで2,000円だよ。
いい店だ~
満足、満足・・・
2015.10.24 『奥三角山』(354m)
今日の二山目は、札幌に戻って紅葉狙いだ。
今札幌市内の山が紅葉の終末期無を迎えている。
そんな美しさをHiromiに見せるべく、札幌に戻った。
雨は降ったり止んだりだが、雨量は少ない。
『奥三角山』は日頃のトレーニング登山で登る一座で、特筆するような山でもないのだが、
この時期に来てあまりにも美しい紅葉を目にし、ひと枠を割くことにした。
先日の『黒松内岳』で痛めたHiromiの腰の状態が思わしくない。
車に乗って移動し、降りると腰が伸びない。
それは私にとってもいつものことではあるのだが。
ただ、私は登ると治るが、Hiromiは登ることによって痛みがぶり返すことを知った。
であれば無理は禁物だ。
美しい紅葉を眺めたあと、移動して直近の『三菱山』に登り、早々に帰途。
正午過ぎには帰宅した。
2015.10.24 『朝里天狗岳』(683m)
この週末は土曜日だけの山行。
昨日の帰宅後、Hiromiを拾って朝里ダムに向かった。
ダム近くで車中泊し、今朝『朝里天狗岳』に登った。
この山は先日も登ったものの、デジカメが壊れて写真を撮れなかった。
天気予報が悪く、Hiromiが初登であることから、ちょうど良い機会となった。
車中泊をしたのが朝里峠の上の方だったこともあり、3シーズン用のシュラフでは少々寒かった。
来週からは冬用に替えよう。
いつもは死んだように寝ているHiromiも、この夜ばかりは寒さに熟睡できなかったようだ。
6時50分、登山口をスタートした。
この登山口は上空を走る送電線の真下に位置するのでわかりやすい。
辺りは紅葉が終わり、落ち葉が敷き詰められた登山道は特に下りがフカフカで脚に優しい。
登山口から頂上までわずかに1.5kmだ。
前半は北電が管理する送電線の真下の保守管理用道路を歩く。
そしてちょうど半分を過ぎた頃管理道路を外れ、登山道が頂上に向かって伸びる。
木々の葉が落ち、先日見えなかった遠くの景色が木の間越しに見え隠れする。
私はこの木の間越しに景色が見える季節が好きだ。
しかし行程が短いので、そんな樹林も長くは続かず、「天狗」の何ふさわしく、突然頂上に飛び出す。
7時35分、頂上着。
頂上からは朝里峠の景色に加え、わずかだが石狩湾も眺められる。
登山道はそのまま北に伸びており、もうひとつのピークに至っているようだが、この頃雨が降りだしたので、そちらには足を運ぶことなく下山した。
8時15分、登山口着。
歩行距離は短いが、急登あり、きれいな小沢ありで、なかなか楽しい山であった。
2015.10.18 『黒松内岳』(740m)
日曜の朝は『黒松内岳』登山口で目覚めた。
起床は6時で、ここ最近の起床時刻より1時間遅らせた。
この登山口は最寄りの幹線から5km山間部に入るのだが、不思議と携帯のギリギリ圏内である。
このような地形の登山口ではほとんど考えられないこと。
驚いた次第だ。
6時55分、登山口をスタート。
私は数年前にこの近くの林道を走り回り、頂上近くまで車で乗り入れ、笹薮を漕いですぐ目の前の頂上に至ったことがあるが、登山道を歩くのは初めてだ。
また、Hiromiも初登の山だ。
登山口からいきなり急登となり、それが延々と続く。
辺りは紅葉が進んで美しい。
距離が短いので、合目標識が次々と現れる。
7合目で目にした頂上部の美しい姿ではあったが、その後登るにつれて湧き上がるガスに包まれた。
そして我々が頂上に達する頃には視界ゼロ。
8時ちょうど、頂上着。
つまんねぇ~
そそくさと下山を開始した。
ところが下りだすとみるみるガスが晴れた。
まあ、そんなもんだわなあ・・・
しかし、なかなかいい山だぁ。
下山もなかなかの紅葉を楽しみつつ、
8時50分、登山口着。
この後二座目の『写万部山』登山口に移動した。
そして準備のため車から降りた途端、Hiromiに激しい腰痛だ。
『黒松内岳』の下りで痛めたらしい。
車で待っているから一人で登って来いというHiromiだが、そうは行かず早めの帰途に着いた。
帰途に着くのが早いと、色々時間的に余裕ができるのも真実だ。
Hiromi、お大事に。
2015.10.17 『狩場山』(1,520m)
この週末は金曜の夜出て、とりあえず『羊蹄山』の喜茂別登山口まで走って車中泊。
この方が土曜の早朝に眠い目をこすりながら出るのよりよっぽどマシ。
中山峠を越えるのがおっくうでたまらない。
土曜の5時半に車中泊地を発って『狩場山』へ向かった。
回を重ねて登ってきた山であるが、今回はHiromiが初めての「茂津多(もった)コース」を登ることにしていた。
このコースは片道10km。天気は上々!
天候に不安がないというのは本当にいい。
7時30分、登山口をスタートした。
しかし、この登山口でちょっと嫌なことがあったので、何も口にしないでスタート。
これがのちのち厄いをもたらした。
スタートして2kmほどは紅葉も終わりかけていたが、その後の1kmほどが素晴らしい。
どうして標高の高い方が見頃で、下の方が終わりかけているのかは謎だった。
紅葉に彩られた広葉樹林帯を抜けると、ダケカンバ、ハイマツ、笹の高原歩きとなる。
そしてこれが長い。
約2kmの何も見えない中を歩き続けるのは退屈だ。
ただただ辛抱を重ね、黙々と歩くのみ。
しかしその辛抱は必ず報われるもので、標高1,260mの「前山」に至る頃には視界が開け、背後の日本海に雲海を従え、行く手には『狩場山』山塊の雄大な景色が広がる。
それからは遮るもののないすっきりとした尾根を登る。
とにかく右に左に、素晴らしい世界が広がる。
この尾根では我々より若干遅いスタートだった男性の若者(?)二人組と抜きつ抜かれつを繰り返して進む。
この二人組のリーダーは、我々が記念撮影をしようとすると、その中に自分たちが写り込んではいけないと、走って進んでくれる気の遣いようだ。
おそらく職場では仕事ができる男だろう。
頂上を間近にして私がバテた。
登山口での嫌なこと遭遇で、何も口にしなかったせいだ。
エネルギーが切れた。
バテバテでHiromiにもついて行けない。
「先に行っていいぞ」と言ってやると、ホント素直なHiromiは何の遠慮もなく私を置いてスタスタ登り、姿が見えなくなってしまった。
この日のHiromiはすこぶる調子が良さそう。
11時25分、頂上着。
いやあきつかった。
こんなにきつい思いをしたのはいつ以来だろう?
ただ、年間大小合わせて200数十回の山登りを続けていると、どうしようもなく辛くて辛くてたまらないことがある。
原因は各々自分なりに理解しているつもりだが、とにかくモチベーションが上がらず、きついときがあるものだ。
頂上に着くと、見覚えのある女性が立っていた。
そしてピンと来て、「Taeko!」。
以前「ミニ山の会」にいた女性だ。
ここで噂のTaekoとHiromiが初対面。
Taekoはあちこち連れて歩いたが、Hiromiはもっと連れて歩いている。
そんな二人に共通したロングランを思い出した。
それぞれに北日高の『伏美岳』~『ピパイロ岳』~『1967m峰』日帰り行を実践させたことだ。
いずれも10月の三連休であり、またいずれも素晴らしい晴天であった。
なつかしいね~
そんなTaekoとその同伴者、加えて登路で行き会った男性二人組とで記念撮影!
このとき頂上にはこの6人だけだった。
Taekoは新道の往復、男性二人組は車二台を駆使して 、茂津多から登り新道を下る。
と言うことで、茂津多コースを戻るのは我々だけ。
早々に頂上をあとにした。
下山の風景がまた素晴らしい。
そして長く視界がきかない中をただ黙々と歩き、登山口へ。
14時40分、登山口着。
嫌なことはあったが、実に素晴らしい山旅であった。
下山後入浴施設を求めて黒松内町へ。
そして『黒松内岳』登山口で「かんぱ~いっ!!」
2015.10.12 『ピセナイ山』(1,028m)
月曜の朝、『楽古岳』の登山口そばで目覚めた。
前日からの雨は夜中も降ったり止んだりを繰り返していた。
そこで朝起きて『楽古岳』にガスがかかっているようなら、高度を下げて『ピセナイ山』に登って帰ることに決めていた。
そして、起きて山に目をやると、半分から上が真っ黒いガスの中。
多少後ろ髪を引かれる思いはあったものの、『ピセナイ山』に変更すべく、静内に向かった。
『ピセナイ山』への変更は、半分紅葉目的である。
林道を奥に向かうほど、紅葉が鮮やかだった。
Hiromiにとっては『ピセナイ山』も初登である。
私は約20年前に一度だけ登っており、そのときの記憶を頼りに車を走らせるも、周辺の状況がまるで変わったように見え、人の記憶のはかなさを痛感した。
8時50分、登山口をスタート。
と、いきなりの急登だ。
これはホントの急登であり、ナジャ(http://amanoshihou.blog.fc2.com/)は大変だったろう。
しかし、私は高度をどんどん稼げる急登が好きだ。
また、頂上までの距離が短いこの山は、合目表示が次々に現われ、程なく視界がきく6合目に飛び出した。
それからは視界を遮るもののない尾根を頂上に向かって一直線に進む。
9時50分、頂上着。
広い頂上のことだけは記憶通りだったことに、少々安堵した。
距離が短くて傾斜がきつい分、下山も速い。
風の強い頂上を避け、6合目まで下って昼食とし、一気に下山した。
全体に美しく、登りやすい素晴らしい山であった。
途中温泉にゆっくり浸かって帰ろうと、車を走らせて間もなく、とんでもない事態に!
異音がするので車を止め、外に出てみると、なんと、後ろのタイヤがパンクしているではないか!
しかも側面が10cmも切れている。
実はこの林道に入ったときから嫌な予感がしており、それはHiromiにも話していた。
林道にまかれた砕石がやけに鋭角で、それを踏むことにによるパンクを心配していたのだ。
急いでスペアタイヤに履き替え帰途に着いたが、タイヤが一本使用不可となったことから、帰宅して4本のタイヤ交換をしなければならない憂鬱。
暗くなる前に全てを完了するため、途中の入浴をカット。
16時過ぎに帰宅して、やらねばならないことを済ませると、とっぷりと日が暮れていた。
疲れたぁ・・・
2015.10.11 『アポイ岳』(811m)~『吉田岳』(794m)~『ピンネシリ』(957m)
10月の三連休、私とHiromiが土曜出勤で午前中動けなかったので、その午後移動日として南日高に向かった。
ここ数年、好天に恵まれてきた10月の三連休だが、今年はどうにも良くなく、極力雨に当たらない方へと向かったわけだ。
そして結果は、まあまあ良かったんでないかい。
日曜日の朝、『アポイ岳』の麓で目覚め、早速準備。
空はどんよりと鉛色の雲に覆われ、時間の経過とともに絶対雨が降ると確信させてくれる。
この日はHiromiが以前から熱望していた『アポイ岳』に登ることにしていた。
天気予報によれば、午前中はなんとかもち、午後確実に降るとのこと。
6時ちょうど、登山口をスタートした。
広い駐車場には他の車なし。
もう何回も登った私だが、この駐車場に車がなかったのは初めてだ。
しかし、それはそれで実に気持ちよく、二人してルンルン気分で歩を進めた。
登るにつれて背後に広がる太平洋と様似漁港の風景が、この山ならではの「美」。
7時40分、『アポイ岳』頂上着。
申し訳ないがこの日の行程の中で、この頂上が一番つまらない。
樹木に遮られ、視界が全く利かない。
しかし、それを過ぎると素晴らしい世界が広がる。
この山域に足を踏み入れる登山者の99%は『アポイ岳』頂上を折り返して下山する。
だが、それではこの山域の素晴らしさを堪能することはできない。
『アポイ岳』から『吉田岳』、『ピンネシリ』へと続く稜線は、たかだか1,000mに満たない連なりであるにもかかわらず、高山の雰囲気がプンプン漂う素晴らしい世界だ。
8時15分、『吉田岳』着。
ここに立っても『ピンネシリ』はまだ遠い。
しかし見た目ほど時間がかからないのが不思議だ。
高山植物の保護目的で施設されたロープ枠が続く登山道が切れると、低い笹原となる。
そしてここからは登山道とは言えず、踏み跡をたどることになる。
最後にここを訪れたのが4年ほど前であろうか?
そのときはまだはっきりしていた登山道が、ほとんど消えている。
ただ、深くてもふくらはぎ程度の笹原に覆われているので、「登山道は基本的に尾根の頭を行く」という基礎知識が備わっていれば、迷うことなく目的を達成できる。
9時30分、『ピンネシリ』頂上。
この最後のピーク基部辺りで南からガスが流れ込み、何も見えなくなってしまった。
『ピンネシリ』の頂上から360度開けた世界を楽しみたいという私の願いは今回も叶わなかった。
復路はガスの中の世界で、『アポイ岳』までは全くなんにも見えず、『アポイ岳』からは雨が降り出した。
この下りで多くの登山者を抜いて下山した。
みなジオパークに指定された『アポイ岳』への観光目的らしく、アップシューズオンリー。
そしてたまげたのが、スーツを着た高齢者だ。
何を考えておられるのでしょうか・・・
12時45分、登山口着。
雨に当たりはしたが、この行程の往路で目にした世界は決して忘れない、素晴らしい山旅であった。
初登のHiromiも感激しきり・・・
2015.10.4 乃々と過ごす日曜日
昨日の日曜は月に一度、乃々と過ごす日だ。
朝『千尺高地』に登ってから乃々を迎えに行った。
迎えの時刻は9時と決まっているので、札幌市内の山ならひとつ登ってから迎えに行ける。
山に登ってからの迎えだったので私一人で出かけ、ババは自宅で待機だ。
助手席のジュニアシートに座らせ、おしゃべりをしながら江別の自宅に向かう。
乃々はいつものようにずうっと話している。
乃々が話を中断するときは、美味しいものを口に入れ、食べることに夢中になっている時だけだ。
とにかくしゃべってしゃべって、しゃべりまくる。
そして声が大きい。
我が家に着いて、「ババ!!」と入っていった乃々の大声が、外で片付けをしている私の耳に届く。
この日も野幌運動公園へ。
乃々はもうそこに行くことを楽しみにしている。
走り回るのが大好きな乃々だ。
車から降りていつものように走り出した乃々が、下り勾配で勢い余って転んだ。
起き上がるとジャージの膝に穴が。
「穴空いちゃったぁ・・・」
それから秋の花を摘んだり、トンボをとったりと、楽しい時間を過ごした。
ホント、孫ってめんこいなあ・・・
2015.10.3 『朝里天狗岳』(683m)
この日の三山目は「あさりてんぐだけ」に登ったものの、『豊栄山』で壊したデジカメが今度は回復せず、ちょこっと写真を撮っただけで作動しなくなってしまった。
ガックリ・・・
『朝里天狗岳』の報告は、あらためてまた別の機会にねっ!
2015.10.3 『豊栄山』(562m)
「ほうえいざん」は南区にある藤野スキー場の山で、山屋から見るとつまらないんだろうが、スキー場大好きの私にはいい山だ~
そんな影響を強く受けているHiromiもトレーニング登山の時にはひとりで登る山だ。
スキー場とは言っても、ちゃんと名前がついているのがいい。
名があるなら登らなきゃ!
この斜面は他のスキー場とは違い、手入れが行き届いており、下部はまるで芝生の上を歩いているようだ。
こんなところを歩いて怒られるんじゃないか?
61歳のじいさんは心配になるが、レストハウスからはっきり見えているであろう、私の姿に注意の声はなく、
快適に登らせていただいた。
ただこの日は風が強く、私の手ぬぐいハチマキが飛ばされるほど。
そして頂上での記念撮影で強風に三脚が倒れ、カメラがレンズから地面に激突してしまった。
ガックリ・・・
しかし、何度も電源をon、offしているうちに回復。
ホッとして下山。
下降しながら見る緑がまた素晴らしい。
トレーニングの一座としては、斜度もあるしいい山だぁ・・・
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