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2024.9.14 「労働」  Hiromiのところで庭仕事

 

 週末土曜日からの三連休初日は、

Hiromiのところで労働をすることにした。

この日はHiromiの誕生日!

プレゼントは1週間前に渡している。

土曜日は以前Hiromiが、

「軒先に砂利をまきたい」と言っていたので、

三連休初日をその労働にあて、

残り二日間を山にあてることにした。

 砂利と縁石については、

事前にホームセンターに行き、

種類と購入量を決めていた。

金曜日の仕事帰り、

私が勤め先のキャラバンを借り、

ホームセンターに寄って、

あらかじめ決めていたものを購入した。

帰宅して隣家から借りた一輪車や、

スコップ、巻き尺、大工道具などを積み込んだ。

 昨日の朝6時に家を出て、

Hiromiの家に向かった。

Hiromiの家までは20分ほどで着く。

6時半前に工事を開始。

この土木工事素人のジジが、

ピンと張った糸に沿ってスコップ片手に地面を掘る。

ただの土の地面ではなく、

砂利や大石或いは妙なゴミが、

剣先スコップの先に当たり、

なかなか思うように掘り進めない。

そしてかがんでスコップを地面に対してほぼ水平に押して、

土を削り取って行く、

この動作が臀部から大腿の裏側に、

ひどい疲労をもたらした。

おまけに晴天で暑い!

もう呼吸が荒く、

ぜ~ぜ~、は~は~

そしてその状態で縁石用のコンクリートを一本一本運ぶ。

掘ったところに置いてみて、

傾いたり曲がったりすれば、

また縁石を取り出して、

小さなシャベルで地面を削り、

微調整をしていく。

いやあ、きつかった!

最後はもうヘロヘロになった。

しかしそこにHiromiお気に入りの赤みを帯びた砂利をまくと、

まあかわいいんでないかい!?

砂利が足りなかったので、

後日追加で購入することとし、

ヘロヘロ状態でやっとかたずけを済ませ、

休日出勤していたHiromiに作業終了のlineを入れ、

眠気半分で帰途に着いた。

土木仕事がこんなに疲れるとは、

70歳になって初めて分かった。

今頃になってわかっても、

もう遅いけどね~

 

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2024.1.6 「新年会」  今年もLARCHそして来年も・・・

 

 1月初旬の三連休初日、

南富良野町で「806m峰」に登った後、

金山湖に移動して、

ホテル「LARCH」にチェックイン。

コテージに入って濡れた衣類他を干し、

すぐ入浴に向かった。

「LARCH」には入浴施設がないため、

ホテルから入浴券をもらって、

隣りの「金山保養所」へ汗を流しに行く。

これがちょっと面倒だが、

慣れればまあ・・・

 入浴を終えてコテージに戻って軽くいっぱい!

そしてホテル棟のレストランへと向かった。

夕食は17時半に予約しておいた。

ホテル棟に入ると、

なつかしいスタッフの面々が次々現れる。

しかし、確実に人員が減っている。

佐々木支配人によると、

やはり人手不足で退職する人員の、

補充が間に合わないと言う。

また近くにあるトマムリゾートと、

働き手の争奪戦が繰り広げられているらしい。

 飲み物は私とMeguがスパークリングワイン。

Hiromiがグレープジュースで乾杯!

「今年もよろしくお願いしまーす!」。

実はこのスパークリングワインは、

ボトル一本を佐々木支配人がサービスして下さった。

 フランス料理のフルコースで、

時間の経過とともに次々料理が運ばれてくる。

しかし私は貧乏なたちで、

どうもこういった高級料理が口に合わない。

食べたのは「パイの包み焼き」くらいで、

その他は全てHiromiとMeguに分け与えた。

 頂きもののスパークリングワインのボトルを空けたので、

富良野ワインのフルボトルを注文した。

すると佐々木支配人が、

「それは(ボトル1本分の予算は)次回に取っておいてください」と言い、

今度はグラスワインを出してくれた。

更にそれも飲んでしまった私は、

やはり富良野ワインを注文!

ところが支配人がやってきて、

HiromiとMeguにコーヒーを置き、

同じコーヒーカップを私の前にも置こうとする。

「俺はコーヒー要らないって言ったべ?」

と言ってカップの中を覗くと、

色が黄色っぽい。

そして氷が入っていた。

「何よ、これ?」。

「ウィスキーです」。

やられた!!

ウィスキーなんて、

メニューにはないんだよ。

それを私に金を使わせまいとして、

こっそり出してくれたのだ。

参ったよ、その心遣いに。

本当は長年続けてきた「LARCH」通いを、

今回で最後にしようと思っていたのよ。

しかし、こういう心遣いをされたのでは、

そうもいかなくなってしまった。

 

 楽しい夕食の後は、

コテージに戻ってこれも楽しい会話が始まる。

情報交換をしたり、

世間話をして過ごす。

そして23時に就寝した。

 

 翌朝は二日酔いもなく、

7時半に再びホテル棟に移動して、

おいしい朝食を頂いた。

ここでの朝食は何度頂いてもおいしいんだよねえ。

外のバードテーブルに、

ホールスタッフの高橋氏がエサを置くと、

カケスがたくさんやってきた。

そんな光景もここならではのもの。

二人が食事後のコーヒーを頂いている間に、

私はフロントに行き、

フロントの山崎氏と歓談。

そして清算をし、

来年の予約を済ませた。

来年は1月11日、またコテージで「新年会」だ。

来年はメンバーを増やす予定。

「LARCH」での「新年会」は、

いったいいつまで続くのか?

主催している私自身もわからなくなってしまった。

 

 

 

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2023.6.17 「出会い記念日」  Hiromiと歩んだ10年!

 

 6月15日はHiromiとの「出会い記念日」だ。

しかもこの日で10年が経過した。

そして10年でともに登った回数が、

1,105回に及ぶ。

10年間毎年110回の山登りをともにしてきたわけだ。

それで2日遅れたが、

土曜日の「人漁山」下山後、

同じ夕張市内で『冷水山』に登った。

この時期の『冷水山』は、

スキー場斜面いっぱいにシャスタデージー(フランス菊)が咲き乱れ、

それはそれは美しい世界が広がる。

そんな美しい中で記念登山とした。

 Hiromiとは10年前の、

2013年6月15日、

『神居尻山』Bコースで出会った。

この日の午後、私が下山していると、

登り行くHiromiとすれ違い、

午後の『神居尻山』に、

女性の身で単身登る勇気を買って声をかけた。

「今一緒に登る人はいるのかい?」

するとどういうわけかとりみだしたように慌てて、

「ま、前はいたんですけど、今はいないです」

「それでは一緒に登ってみないか?、

私と一緒に登ると素晴らしい体験ができる。

それだけは約束する」。

そう話して別れた。

私がそのまま下山すると、

駐車場には私の車とHiromiの車しかなかったので、

Hiromiの車のワイパーに、

こちらの詳細を記した紙を挟んでおいた。

また車内にはクロスバイクが積んであり、

「こりゃあ山に専念できる人間ではないかなぁ?」、

とあまり期待はしていなかった。

 連絡先の詳細を知らせたものの、

その後二週間連絡がなく、

こりゃあダメかな?

と思っていたところにメールが入った。

そこで同行予定を調整するも、

なかなか決まらない。

私は現在と同じく、

休日のほぼ全てを山登りに費やしていたので、

いつでも同行できるのだが、

決まらないのはHiromiの都合。

あれやこれやと、

週末の予定を言ってきて、

なかなか空きがない。

その中でも「その日は体育館仲間と、

飲み会が入っているのでぇ・・・」

と言われた時には、

「あっ、こいつはダメだ!」

と一旦あきらめた。

それでまあ、とりあえず連れて登ってみるべぇ、

と決まった日が、

出会ってから1か月を経過した7月14日だった。

前日から十勝連峰に入って登っていた私は、

この日の朝「望岳台」でHiromiと待ち合わせをした。

ところが待てど暮らせど、

全然やってこない。

日本百名山『十勝岳』の麓は、

時期的に車が混み合い、

Hiromiの駐車スペースを確保しておくのが大変だった。

そしてHiromiがやってきたのが9時半。

それから『美瑛岳』に登ったのだが、

そのときのHiromiは、

その辺のゴミステーションから拾ってきたようなトレッキングブーツを履いており、

ソールは溝が消えてツルツル。

従って滑るのだろう、

よく転んでいた。

それでも「私登るのが遅いんですぅ~」、

と言いながら、

体力的には問題なく頂上へ。

そして下山して言ってみた。

「登山靴買えや」

するとびっくり!

「今年は車を買い替えちゃったので、

来年買いますぅ・・・」。

ダメだこりゃ!

200万円以上の新車と、

2万円程度の登山靴を同一テーブルに載せて秤にかける。

全くやる気を感じなかった。

そしてその夜は「望岳台」近くで、

各々の車で車中泊。

翌日は『上富良野岳』~『三峰山』~『富良野岳』を周った。

登路で『三峰山』の稜線を見上げたHiromiが、

「あの上を渡りたい」。

おいおい、橋じゃねえんだからよ!

ただ、この山行でHiromiの山に対する意識が、

急上昇したように思う。

 

 Hiromiは10年経った現在もそうだが、

仕事が忙しく常にストレスを抱えている。

それが山に登ることで、

日々仕事に追われる日常生活から解放される。

気持ちを完全に切り替えられるのがいいんだろう。

その後みるみる山にのめり込み、

よほどの事情がない限り、

毎週末同行するようになった。

また、年度初めに1年間の予定を送ってきて、

「仕事予定が入っている日以外は、

全て山に行けます」

と言ってくるようになった。

また、私は私でそんな相棒を探し求めてきた。

それ以前から山仲間たちに、

「今週末はどこに登りますか?

来週は? 再来週は?」、

とどこまでも食いついてくるようなメンバーが現れるまで探し続ける、

と言ってきた。

そしてそれがHiromiだった。

Hiromiはこれまでに出会った人間の中で、

最も気の合う存在だ。

けれどそんなHiromiも、

全く遠慮なく目上を目上とも思わない言動や、

臭い屁をたれることがフツーとなってしまったのよね~

そこで弟子だと思ってきたHiromiに、

「お前は俺をいったい何だと思っているのよ!?」、

と問うと「親友だ!」。

Hiromi様、恐れ入りましたぁ・・・

 

  Hiromiと歩んできた10年を振り返ると、

前半は私が常に前を歩き、

Hiromiの面倒をみてきた。

そして後半になると、

今度は常にHiromiが前を歩き、

たまに私が前に出ると、

それが煩わしそうに追い越して前へと出ていく。

また、Hiromiは加齢でいつどうなるかわからない私の保険と言うことになる。

山中で倒れるようなことがあれば、

速やかに関係方面に連絡してもらい、

人々への迷惑を最小限に留めなければならない。

まあ、そんなこんなで、

この先はどうなるかわからないが、

一緒に楽しめるうちは楽しみましょ!

Hiromi、これからもよろしくな!

 『冷水山』のフランス菊は、

この日麓辺りで満開。

そして高度を上げ始めるとすぐ、

つぼみが中心となった。

それが更に上部だと、

多くがつぼみのままだ。

この週末辺りが上部も満開になるだろう。

 

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2023.1.8 「新年会」  10回目の一泊新年会

 

 日曜日の『0の山』下山後、

すぐ「LARCH」にチェックインしてコテージへ。

各自濡れた衣服、登山靴その他を、

広い建物の中の好きなところに干した。

そして隣りの「金山湖保養所」へ汗を流しに向かった。

「LARCH」には温浴施設がないため、

ホテルから入浴券をもらって隣りの保養所に向かう。

タイミングよく中には誰もいなかったので、

男3人ゆっくり湯につかった。

 入浴後はコテージに戻ってまず乾杯!

乾いた喉に「のどごし生」をグイグイ流し込む。

「う、うめーっ!!」。

ここで1時間ほど歓談し、

17時30分に予約したレストランでの夕食に向かった。

ホテルへはコテージ群の、

雰囲気良い中道を下って行く。

ホテルに入って行くと、

もう回を重ねて訪れているので、

見知った顔ぶれのスタッフと次々あいさつを交わす。

そして席について、

カンパ~イ!

その写真を撮ってくれたのが支配人だ。

この支配人の人柄がよく、

長くここで「新年会」を続けてきた最大の要因だ。

 おいしい料理を味わいながら、

あれやこれやと話しが盛り上がる。

そして周りを見るとほぼ席が埋まっていた。

ここ数年は新型コロナの影響で、

宿泊者がまばらだった。

また昨年はこの「LARCH」でもコロナが発生し、

従業員の半数が感染したため、

二週間営業を休止したそうだ。

 おいしい料理を楽しんだ後は、

コテージに戻って二次会だ。

私は赤ワインを飲み、

ToshiとTakは白ワインを飲む。

前夜も札幌で深酒をし、

この日ラッセルを買って出たTakが疲労困憊で、

マッサージチェアで横になっているうちに寝込んでしまった。

Hiromiが優しく布団をかけてやる。

このマッサージチェアでの居眠りは、

Toshiも同じだった。

 みんな歳を取ってきたので就寝時刻も早く、

全てを終えて22時半には全員就寝した。

Hiromiは2階の洋室で一人。

Takも1階の洋室で一人。

そして私とToshiはいつものように1階の和室で寝た。

 翌朝は6時まで寝ていた。

いつもとんでもなく早く起きだしていたToshiも、

去年あたりからじっと寝ているようになった。

朝食は7時半なので退屈な時間を過ごし、

またホテルのレストランに向かった。

ここでは朝食も大変おいしく、

食べ過ぎないように注意する。

私はいつも5杯食べるご飯を、

今回は3杯でやめた。

そして食後のコーヒーを頂いてレストランをあとにした。

ロビーでフロントのMugihを交えて記念撮影。

コテージに戻って撤収!

この日山行を予定した夕張に向かった。

 思えばToshi、Hiromiと2014年に始めた一泊での「新年会」が、

今回で10回目となった。

1回目は『十勝岳』麓の白銀温泉で開催したが、

2回目からはこの「LARCH」で続けてきた。

そこにTakも4回参加した。

これがどこまで続けられるのかはわからないが、

現在の支配人がいる限り続けよう、

と言うのが皆の希望だ。

今年も楽しかったねえ!

 

 

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2022.12.17 「忘年会」  こぶしの湯(厚真町)にて

 土曜日の午後「鬼武士」下山後、

厚真町まで戻って「こぶしの湯」にチェックイン。

最近頻繁に寄るようになった「こぶしの湯」に、

初めて泊まってみることにした。

安いのよ、一泊5,000円/一人。

夕食をつけると2,100円アップと聞いたので、

今回は素泊まりにしてみることにした。

それでこの日の午前中、

飲食類の買い物をしてきたわけだ。

 15時過ぎにチェックインしてすぐ、

一階の浴場へ汗を流しに行った。

ここの浴場はいつも割と空いている。

 部屋に戻ると早速、

「カンパーイッ!」

一応時期が時期だけに「忘年会」という名目だが、

ただ単に飲んでバカっ話しに花を咲かせるだけ。

そして「乾杯」の写真だが、

自宅に戻ってパソコンに落としてみてびっくり!

ToshiもHiromiも目を閉じているじゃないの!

こりゃあもう一枚撮っておくべきだったなあ。

 一杯始めると突然Toshiからプレゼントだ。

きれいにラッピングしてくれた中には・・・

まあこれは山で使用するもので、

来年の夏になると力を発揮するもの。

来夏の山歩きが楽しみだ。

 私とToshiはビールを飲んだ後、

ワインに切り替えた。

私が赤ワインでToshiはいつものように白ワインだ。

そしてHiromiはと言うと、

これもいつものように、

食事が終わるとすぐ横になる。

あっ、その前に、

酒のつまみ用に買って行った豆を、

ひとりでみんな食べてしまった。

しかも「腹がきつい」と言いながら、

更に手を出して食べ続けた。

挙句の果てにゴロンだからねえ。

横になればすぐ眠りにつくHiromiだ。

それは車中泊でも同じこと。

Toshiと2時間ほど飲んでいると、

ようやく起きだしてきたHiromi。

歯磨きをして顔にパックをすると、

またまたコロンだ。

結局またToshiとしゃべり続け、

22時半就寝。

 翌日曜日の朝は6時半まで寝ていた。

そして窓を開けてビックリ!

前日までほとんどなかった雪が、

駐車場一面を覆っていた。

新たな降雪が20cmほどあった。

施設の玄関から車まで行くのに、

足が濡れてしまうので、

用意した朝食のサンドイッチを食べ、

除雪が済むのを待った。

除雪車がやってきたのは7時半。

その作業がおおよそ終わったのが8時を過ぎていた。

そのころになると、

降ったりやんだりだった雪が上がり、

ちょうどよかったか?

チェックアウト。

この日予定していた山を、

降雪があったため他に変更。

安平町早来に向かった。

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2022.11.26 「還暦祝い」  Toshiおめでとう!!

   土曜日の夕方「ハイランド富良野」にチェックイン!

今回はこれがメインだ。

私の弟分であるToshiは、

来月に入ると間もなく誕生日を迎え、

とうとう還暦となる。

そこで何も品物を渡すわけではないが、

一足早くHiromiと一泊の宿泊をプレゼントすることにした。

  Toshiとは2007年6月、

『夕張岳』の金山コースで知り合い、

つき合いは今年で15年を過ぎた。

また、Hiromiとのつき合いも長くなり、

来年6月で10年となる。

 「ハイランド富良野」にチェックインして、

まず風呂に入って汗や雨をきれいに洗い流した。

それから部屋に戻ってまず、

「カンパーイッ!」

冷たいビールを乾いた喉に流し込んだ。

そして大変ささやかではあるが、

小さなチーズケーキに「60」のロウソクを立てて、

「還暦おめでとーっ!!」

 冷たいビールで喉を湿らせた後は、

二階のレストランに移動して夕食だ。

ここでは富良野ワインの赤を注文して、

また「乾杯!」

Hiromiはアルコール類を一切口にしないので、

おとなしく水で調子を合わせる。

「ハイランド富良野」には初めて宿泊したのだが、

料金が大変安いのに、

夕食の品が次から次へと運ばれてくる。

なかなかの満足感が得られる。

また、話しは逸れるが、

配膳係の女性の小気味よいこと!

穏やかな語り口に柔らかい接客態度。

年齢を尋ねると即正直に答えてくれるところも気に入った。

こういう娘に接すると、

ついつい嫁の口を世話したくなるジジだ。

 おいしい夕食を頂いた後は、

部屋に戻って二次会だ。

三度「かんぱ~いっ!!」

二次会はToshiが白ワインで、

私が赤ワインだ。

そしてHiromiは炭酸水。

ワインの白だ赤だって言ったって、

1.5リットルで1,000円もしない、

いっちばん安いワインだけどねえ。

 3人が揃うといつものバカっ話しに花が咲く。

しかし呑兵衛は飲みだすと時間が長い。

するとそれに飽きたHiromiが、

腹筋運動やら腕立て伏せを始める。

そして最後は寝っ転がるわけだ。

結局22時半前には就寝とした。

夜中に珍しくToshiが大いびきをかいていた。

鼻が詰まっていたのだ。

 翌日曜日の朝は、

3人とも6時半過ぎまで寝ていた。

私が最初に起きると二人とも起きだした。

7時の朝食時刻がもう迫っていた。

 この朝の朝食は夕食を頂いたところと同じく、

二階のレストランだった。

そして朝食もまた少量ずつではあるが品数が多く、

貧乏性で少量のおかずで、

大量の白飯を食べられる私は余してしまう。

結果は朝食も3人そろって「満足」!

 Toshiの「還暦祝い」に選んだ「ハイランド富良野」は、

全てにおいて満足できる宿泊施設で、

良い思い出となった。

そして3人そろって豊かな気持ちでホテルをあとにした。

 

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2022.1.9 「新年会」  恒例の金山湖畔ログホテル「LARCH」にて

 日曜日の夜は南富良野町金山湖畔の、

ホテル「LARCH」で新年会だ。

この「新年会」は最初2014年に、

Toshi、Hiromiと3人で始めた。

その年は美瑛の「白銀温泉」で開催し、

翌年同じく3人で、

『0の山』~『一の山』~『二ノ山』~『三ノ山』、

を縦走したことから、

その麓の「LARCH」に宿泊することにした。

最初はホテルの宿泊棟に泊まったが、

その後はほとんどコテージを予約してきた。

それで今回が8回目の「LARCH新年会」となった。

またこれまでの間に、

正月以外にも何度も宿泊してきたので、

「LARCH」には随分世話になった。

まあ、それだけ我々も「LARCH」が、

大のお気に入りと言うこと。

 日曜日の夕方コテージで軽く一杯やった後、

ホテルのレストランで「新年会」!

「カンパーイッ!!」

フランス料理のフルコースを楽しみながら、

会話に花が咲く。

今回は4年ぶりにTakが参加なので、

皆Takの話しに興味深々だ。

そんな中でいよいよメインデッシュ!

おいしそうな牛の厚いステーキが出てきた。

それを目にしたHiromi、

「これ何の肉!? 牛肉だよ~っ!」

二人の会話じゃない。

これはHiromi一人の口から出てきたこと。

そんなとこで自問自答してどうすんのよ!?

 フランス料理って、

腹八分程度で終わるところがいいよねえ。

コテージに戻って二次会だ。

またまた話しに花が咲き、

時間がどんどん過ぎていく。

Toshiが持参したBGMがいい。

そんなToshiは昨年職種が変わり、

新たな環境下で頑張っている。

Takの今後についての話しも新鮮だった。

今年は楽しみが増えた。

また昨年転職したKasaneが、

随分酒を飲むようになった。

林業従事者となり、

職場のおじさんたちと、

飲む機会が数多くあるようだ。

そしてHiromiはと言えば、

相変わらずトンチンカンなことを言って、

皆を笑わせている。

う~ん、いい「新年会」の夜が更け、

23時過ぎ各自就寝とした。

 翌朝は皆7時近くまで起きなかった。

いつもならとんでもなく早起きをして、

一人で遊んでいるToshiも、

この日は早起きしなかった。

大人になったなあ!

 7時半にまたホテルのレストランに行き、

おいしい朝食を頂いた。

特に珍しいもの、

うまいものが出てくるわけではないのだが、

この朝食(和食)がまたおいしくて、

私は4杯ご飯を食べた。

 みな大満足の「LARCH新年会」が終わった。

これまでは二日目の朝食後、

『0の山』に登って解散としていたが、

今回は朝食後解散とした。

その方が前夜も翌朝も、

ゆっくりすごせるであろうと配慮した。

実際私も楽しい酒ではあったが、

飲みすぎて二日酔い。

解散後Hiromiとゆっくり帰途に着いた。

本来は途中でどこかの山に寄るのだが、

久しぶりの二日酔いにそんな元気もなく、

ただただ眠くて・・・

佐々木支配人はじめ「LARCH」スタッフの皆さん、今年もお世話になりました!

みんなぁ、来年は1月8日で予約してきたからなあ!

 

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2021.2.6 「Toshiを励ます会」  人生の転機がやってきた!

 土曜の夜は「平取温泉ゆから」で宿泊だ。

Toshiが2月1日をもって、

社会に出て長いこと勤めてきた会社を退職した。

若い頃は苦労したものの、

それが報われてトントン拍子で出世。

私と知り合った14年前から、

それはそれは映画の中のような出世ぶりだった。

そしてついには一般社員としては最高位、

社内でナンバー2の地位にまで上り詰めた。

順風満帆に見えたToshiの人生だったが、

ここにきて転機が訪れた。

本人の意思なぞ遠く及ばないところで、

全く違った方向に事が進み、

結局会社を追われることになってしまった。

そして現在は無職。

新たな勤め口を探しながら、

とりあえずは一休みしている。

思えば社会に出て長期休暇なぞなかったはずで、

人生の転機でゆっくりするといい。

 Toshiは小学生の頃ランドセルを空にして登校したことがある。

それでも何も困らなかったと言う。

社会に出て手つかずの初任給を、

電話ボックスの中に忘れたことがあったのだが、

運良く戻ってきた経験がある。

Toshiとはそんな人生を展開してきた男だ。

この先どんな人生を歩んでいくのか、

正直楽しみなところだ。

 そんなわけで今回Hiromiと、

大変小規模ながらも、

「Toshiを励ます会」を催すことにした。

但し宿泊費用は皆個人負担。

それが『ミニ山の会』だ。

 15時のチェックインで「平取温泉ゆから」へ。

二階の小奇麗な部屋に案内された。

3人揃ってそこがすぐ気に入った。

そして温泉へ汗を流しに向かった。

この温泉にはこの辺りの山に登るとき、

毎度日帰り入浴で世話になっている。

しかし宿泊するのは初めてだ。

温泉で汗を流したあとは、

部屋に戻ってまず「カンパイ!」

乾いた喉に発泡酒を流し込む。

500ccを2缶飲むと、

ちょうど良いタイミングで夕食だ。

夕食は一階のレストランへ移動する。

テーブルにはご馳走が並ぶ。

わがままな私はなかなか口に合うものと巡り会えないのだが、

ここの料理はどれも美味しそう。

そして「カンパーイッ!!」

Toshi、とりあえずはお疲れさん!

美味しい料理を頂きながら談笑。

満腹になったあとは部屋に戻って二次会だ。

いつもと同じくバカっ話しに花が咲く。

そんなときはいつも心と態度が、

緩みっぱなしのHiromiがゴロゴロしだす。

皆さん見てください。

本当に行儀が悪い!

22時過ぎ、ワインも定量を飲み干して就寝。

我々3人で宿泊するときは、

いつも一部屋に布団を並べて寝てきた。

今回も12畳一部屋で3人一緒。

 翌朝は少々二日酔い。

また一階のレストランで朝食だが、

品数の多い朝食にご飯が進む。

 

食べ過ぎ状態で部屋に戻って撤収だ。

酒が残っているのでそのまま帰ってもいいんだが、

元気いっぱいの二人が許してくれるはずもなく・・・

 

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2021.1.10 「新年会」  今年も金山湖からスタート!

 10日は『ミニ山の会』恒例の「新年会」。

それを金山湖畔のホテル「LARCH」で開催することに決めており、

今回が7回目になる。

昨年から続く「新型コロナウィルス」感染拡大の影響を受け、

今回は「新年会」の開催について、

慎重に各自の最終意思を確認した。

すると全員「参加」とのことだったので、

例年通り実施することにした。

 『金次山』下山後ホテルにチェックイン。

コテージに移動して即「金山保養所」へ汗を流しに行った。

「LARCH」には温浴施設がないので、

フロントで隣りの「金山保養所」の入浴券をくれる。

 女性、特にKasaneの長風呂が終わるのを、

車の中でToshiと二人、

喉をカラカラにして待った。

そして上がってきた女性陣を乗せ、

コテージに戻って即、

「カンパーイッ!」

乾いた喉にビールが心地よい。

立て続けに500ml2缶を空けた。

そこで5時半に予約した夕食の、

ちょうどよい時間となり、

ホテルのレストランへと移動する。

ホテルのスタッフは皆顔を覚えている仲だ。

特に佐々木支配人にはいつも世話になっている。

そんな佐々木支配人によると、

「LARCH」もまたコロナの影響で予約が入らず、

経営が大変とのことだった。

この日も三連休中日だというのに、

レストランで食事をするのは、

我々以外に一組だけだそうだ。

そんな話しを聞くと予定通り開催してよかったと思う。

あらためて、

「カンパーイッ!!」

前菜から始まってフルコースのフランス料理がテーブルに載る。

ところがこの私、変わったものが食べられない。

シカ肉だとかまだ赤い牛肉なんかが全然ダメ!

これも例年のことで、みんなに食べてもらう。

別に食べることが目的で出かけたわけじゃないし、

みんなが喜んでくれればそれでいい。

あとはたらふく飲むことができれば大満足だ。

 Kasaneが穴だらけのシャツを見せる。

そんなの着て頑張るんだから、いい娘だねえ~

大笑いしながら楽しい夕食を頂き、

最後はデザートのアイスと紅茶で締める。

大変結構でございました。

そしてコテージに戻って三次会だ。

ToshiとKasaneは日本酒を、

Hiromiは炭酸水、そして私は赤ワインを飲んだ。

昨年の「新年会」では少ししか飲まなかったKasaneが、

この日はけっこう飲んでいた。

少しは大人になったのねえ・・・

また、バカっ話しが延々と続き、

腹の底から笑った、笑った。

最後にキチンと歯磨きを済ませ、

就寝したのが0時を回っていた。

実に良い一日を終えることができたことに感謝・・・

 

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2020.1.12 「新年会」  今年も「LARCH」から始めよう!

 日曜日に『752m峰』を下山して、

金山湖畔ホテル「LARCH」のコテージにチェックインし、

まずは隣りの「金山保養所」の風呂へ汗を流しに行った。

我々が気に入って毎年通う「LARCH」には、

残念ながら入浴施設がなく、コテージ各棟やホテル棟のバスタブだけだ。

それだけがネックと言える。

 「金山保養所」で入浴してわかったが、

Kasaneの風呂なげぇ~っ!

同じ女性でもHiromiは私と同じくらいに早いのだが、

Kasaneは思いのほか長く、

正直Toshiと長い時間車で待っているのが苦痛だった。

だって喉カラカラぁ・・・

 長いKasaneの入浴が終わると、

コテージに戻ってまず「カンパイ!」

今回の「新年会」は私が山を歩いていて、

実際に出会って縁があったメンバーだけを集めた。

私も昨年高齢者の仲間入りをし、

もうその程度のメンバーを集めるだけでいいかなと・・・

Toshiとは2007年6月、『夕張岳』の金山コースで出会った。

Hiromiとは2013年6月、『神居尻山』で出会った。

そしてKasaneは2017年6月、Hiromiと同じく『神居尻山』で出会った。

こうして改めて思い起こすと、いずれも6月に出会っている。

人間単に出会いだけでは付き合いが続かない。

ToshiとHiromiとはそれなりに惹きつけられるものがあったればこそ、

ここまで長く続いてきた。

私にしてみれば弟のような存在のToshiと、

娘のようなHiromi、孫のような感覚のKasaneというわけだ。

そして今回初めてKasaneをToshiとHiromiに会わせた。

すると二人とも素直でめんこいKasaneを気に入った。

Kasaneもまた違和感なく我々の中に融け込んでくる。

そんなメンバーで17時30分、

ホテルのレストランで「新年会」。

「かんぱーいっ!!」

ホテルのスタッフはお馴染みの顔ぶれで、

そのひとりひとりに再会するのも楽しみなものだ。

いつも世話になっている佐々木支配人はHiromiと同じ歳。

そんな再会を楽しみながらワインをいただく。

いい気分だねえ~

そんなときKasaneが言った、

「私フランス料理初めてなんですよぅ・・・」

いやあ、これはますますめんこいやつで、

私のメインディッシュやデザートをあげた。

美味しく楽しいレストランでの夕食を済ませたあとは、

コテージに戻って二次会だ。

私は引き続きワインを飲み、

ToshiとKasaneは日本酒を。

そして酒が苦手なHiromiは炭酸水を飲む。

しかしそのアルコール抜きのHiromiの態度が一番でかい!

  楽しいときはアッという間に過ぎるもので、

規則正しいKasaneが22時にハミがをして就寝。

続いてHiromiも「おやすみ」。

最後にToshiと二人残ったが、

何を話したのかは覚えていない。

 翌月曜の朝は7時20分まで寝ていた。

Hiromiが最初に起きたのかな?

どういうわけかToshiが起こすまで起きなかった。

いつもいつも寝ていられなくて、

4時ころ起きてゴソゴソと何かしているのだが、

この日はいつまでもいびきをかいていた。

 7時半、朝食をいただきに再びホテルのレストランへ。

この朝食がシンプルなんだがうまいのよねえ!

私はご飯をおかわりして5杯食べた。

茶碗が小さいのでどんぶりにしてくれたらいいのに。

そしてあとの3人で合わせて5杯。

まだまだ若いモンには負けへんでぇ~

「ごちそうさまでした!」。

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