新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

瀬戸内&四国ツアー旅行記(その10)琴平から高知へ編

2009-05-10 10:16:43 | エキナカ

琴平12:05発の南風7号に乗って、高知に向けて出発。

090510_2_01
改札口のドア(と言うのかな?)のの地色と「○金マーク」がローカル色豊かです。

さて、土讃線は琴平以南が非電化区間のため、特急 南風は気動車(ディーゼル車)です。
気動車に乗ったのは久しぶり。発車する時にグワァーとエンジンの音が高まるのは、気動車ならではです。きっと黒い排ガスを吹き出しているんでしょう。気動車が頻繁に発車する札幌駅なんて、構内が排ガスの煙と臭いで満ちてますもんね。
でも、スピードに乗ってからの南風(JR四国自慢の2000系)は速い速い 急カーブの連続もなんのその、車体を傾けて(記憶した走行線区の線形データに応じて車体を傾斜させるんだそうな。Wikipediaより)高速で駆け抜けます。

   

午前中に岡山から乗った「南風3号」で、途中停車駅の駅名を聞き、一人ぐふふと笑いを堪えていました。そして、ブログに載っける写真のアイデアが浮かんだ
ところが、午後に乗った「南風7号」は、重要な駅(重要なのは駅名)の一つに停まらない…。残念です。
一体、何が残念かといいますと、、、
090510_2_02大歩危」と「後免」で「大ボケ、ゴメン」…。
「南風3号」だと、大歩危と後免の間に「大杉」が入って、「大ボケ多すぎ、ゴメン」だったはずなのですよ。
ホント、残念です。つまらないことですけど…。

   

その大歩危、吉野川沿いの名勝地(渓谷)です。
幸い、私の座席は進行方向に向かって右側(大歩危辺りでは吉野川側)だったもので、トンネルとトンネルの間、落石防止の庇の柱の間から、ちらちらと景観を楽しみました。
5月8日のブログ(こちら)で触れたTV番組「全国百線鉄道の旅『土讃線』瀬戸大橋線・土佐くろしお鉄道」で、大歩危近くにある「自家用ケーブルカーに乗って行く露天風呂」を持つ温泉旅館こちら)が紹介されていました。そんな山間の温泉に2泊くらいするような、のんびりした旅行をしてみたいな、と思うような眺めでした。

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琴平から約1時間半の汽車の旅を終え、13:41、最終散策地の高知に到着しました。
JR高知駅のホームは、木材で内張りされた丸瓦状の大屋根(サイドは開放)を持つ、さわやかな感じのものでした。
高知駅では、まず、空港行きのバス乗り場と時刻表を確認して、コインロッカーにカバンを放り込みました。この手順は、昨年のGWの旅行の際、倉敷駅で空港行きのバス乗り場とは反対側にあるコインロッカーを使ってしまった失敗を教訓にしたものです。

さぁ、約3時間半しか時間がないもものの、高知の街にくり出します


つづき:09/05/11 瀬戸内&四国ツアー旅行記(その11)高知編

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瀬戸内&四国ツアー旅行記(その9)琴平編<下>

2009-05-10 06:52:55 | 旅行記

金刀比羅宮のHPによれば、御本宮までの石段の数は785段だそうで、書院までが477段。ほぼ3/5まで来たことになります。
が、そんなことは今になって判る話で、その時は知る由もありません。ちょっと座って休みたいな、とは思いつつも、まだまだ元気です。

   

資生堂パーラーが運営するカフェ&レストラン「神椿」(場所・運営者ともどもぴったりの店名)の入口を横目に石段を上ると、旭社に到着。
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090509_2_2 参拝の行列が伸びてます。旭社の向かいにある廻廊にベンチが並んでいたもので、ここでしばし休憩。
ふと見ると、石灯籠の形が面白い
「たこ足」というか、子ども向けのSFもどきに登場する「宇宙人」というか…。
京都の相国寺で見た石灯籠も変わった形をしていましたが、こちらの形も珍しい…。
どうしてこんな形なのでしょうか。

   

さて、旭社エリアをあとにして、鳥居をくぐり、賢木門をくぐり、ちょっと石段を上ると、最後の難関「御前四段坂」が見えてきました。
横から見ると、おぉ~的な角度で石段が続いています。
090509_2_3

090509_2_4かなり元気を失う構図ですが、真下から見ると、
ゴールが見えることで、元気が沸いてくる気がします。
そして、この130段あまりを上りきると…。

   

御本宮に到着ぅ~
090509_2_5
この先、奥宮まで行きたかったのではありますけれど(下の写真は奥宮方面に向かう人たち & 帰ってくる人たち)、「奥宮まで約20分」との看板を見て、そして時計を見て、結局断念しました。
090509_2_6
この時点で10:57、奥宮まで行って御本宮に戻ってくると11:35頃になります。更に、御本宮から麓に下りて、うどんを食べなければなりません(?)ので、これでは指定券を持っている琴平発12:05の南風7号に乗るのは絶対に不可能
ということで、泣く泣く、ここで引き返すことにしました
くどいようですが、体力的には余裕がありましたよ、ホント。
せっかく御本宮まで上ったのですから、絶景を
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ほぼ正面に写っているのは「讃岐富士(飯野山)」でしょうか?
090509_2_8_2

   

足腰には上りよりも下りが厳しいと言いますが、さて…。
御本宮からしばらくは、下り専用の道があります。やはり、下を見下ろすと、うおぉぉっです。少なくとも、心理的には下りの方がきつそうですね。
で、下りていくと、上りよりも下りの方が、杖のありがたみを感じそうです。そして、「ひざが笑う」まではいかないにせよ、一歩下りるたびに、足がプルプルいっているような…。
それでも、体力的には当然のように下りの方が楽で、大衆をかきわけてズンズンと下りていったのでありました。
そして、予定どおり、うどんで昼食。
予備知識もないし、時間の余裕もないしで、えり好みすることなく、テント張りのうどん屋で、冷たいぶっかけの並(300円)に、大好物のちくわ天(100円)を食べました。
やはりうまいですなぁ。以前は、うどんなんて、夏休みで実家に帰った時にしか食べなかったのですが、最近は上野駅の駅ナカにあるさぬきうどん屋(量が少ないのが玉にきずながら、結構お気に入り)でちょくちょく朝食を摂っています。
ますますうどん好きになってしまいそうです。

   

こうして、11:45にはJR琴平駅に戻ってきました。
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御本宮まで行けたし、うどんを食べられたし、満足、満足…、と言いたいところですが、柿渋のうちわを買い損ねたし、金丸座や琴平町歴史民俗資料館にも行けなかったしで、かなり欲求不満が…。
やはり、スケジュールがきつすぎました。反省です。
ちょっと後ろ髪を引かれる思いで、高知行きの「特急 南風7号」(またもやアンパンマン列車)に乗り込んだのでありました。


つづき:09/05/10 瀬戸内&四国ツアー旅行記(その10)琴平から高知へ編

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