琴平12:05発の南風7号に乗って、高知に向けて出発。
改札口のドア(と言うのかな?)の黄の地色と「○金マーク」がローカル色豊かです。
さて、土讃線は琴平以南が非電化区間のため、特急 南風は気動車(ディーゼル車)です。
気動車に乗ったのは久しぶり。発車する時にグワァーとエンジンの音が高まるのは、気動車ならではです。きっと黒い排ガスを吹き出しているんでしょう。気動車が頻繁に発車する札幌駅なんて、構内が排ガスの煙と臭いで満ちてますもんね。
でも、スピードに乗ってからの南風(JR四国自慢の2000系)は速い速い 急カーブの連続もなんのその、車体を傾けて(記憶した走行線区の線形データに応じて車体を傾斜させるんだそうな。Wikipediaより)高速で駆け抜けます。
午前中に岡山から乗った「南風3号」で、途中停車駅の駅名を聞き、一人ぐふふと笑いを堪えていました。そして、ブログに載っける写真のアイデアが浮かんだ
ところが、午後に乗った「南風7号」は、重要な駅(重要なのは駅名)の一つに停まらない…。残念です。
一体、何が残念かといいますと、、、 「大歩危」と「後免」で「大ボケ、ゴメン
」…。
「南風3号」だと、大歩危と後免の間に「大杉」が入って、「大ボケ多すぎ、ゴメン」だったはずなのですよ。
ホント、残念です。つまらないことですけど…。
その大歩危、吉野川沿いの名勝地(渓谷)です。
幸い、私の座席は進行方向に向かって右側(大歩危辺りでは吉野川側)だったもので、トンネルとトンネルの間、落石防止の庇の柱の間から、ちらちらと景観を楽しみました。
5月8日のブログ(こちら)で触れたTV番組「全国百線鉄道の旅『土讃線』瀬戸大橋線・土佐くろしお鉄道」で、大歩危近くにある「自家用ケーブルカーに乗って行く露天風呂」を持つ温泉旅館(こちら)が紹介されていました。そんな山間の温泉に2泊くらいするような、のんびりした旅行をしてみたいな、と思うような眺めでした。
琴平から約1時間半の汽車の旅を終え、13:41、最終散策地の高知に到着しました。
JR高知駅のホームは、木材で内張りされた丸瓦状の大屋根(サイドは開放)を持つ、さわやかな感じのものでした。
高知駅では、まず、空港行きのバス乗り場と時刻表を確認して、コインロッカーにカバンを放り込みました。この手順は、昨年のGWの旅行の際、倉敷駅で空港行きのバス乗り場とは反対側にあるコインロッカーを使ってしまった失敗を教訓にしたものです。
さぁ、約3時間半しか時間がないもものの、高知の街にくり出します
つづき:09/05/11 瀬戸内&四国ツアー旅行記(その11)高知編