昨日の「雲白肉(ユンパイロウ)が好き♪ <上>」のつづきです。
丸味屋の「四川極うま辛口 雲白肉の素」を使って雲白肉をつくる時、最大の課題は「いかにキュウリを限りなく薄く切るか」ということでした。
私の腕では、包丁で切るとどうしても厚さにばらつきがでるし、皮のパリっとした部分が片側しかないパーツが続出です。
ピーラーを使ってみましたが、キュウリの真ん中ばかりが削れて、両端ばかりが残ってしまうし、そのうちピーラーも歯が曲がって使い物にならない、なんて問題が発生していました。
そうこうしているうち、スーパーの店頭から丸味屋の「四川極うま 雲白肉の素」が姿を消し、私が雲白肉を自分でつくって食べる機会が失われたのでありました。
さて、ネットでレシピを見つけた私は、さっそく材料の調達を開始しました。
ここで一番の課題は、ソースのキモとなる「甜醤油」を調達できるかどうかです。
レシピには、甜醤油が見つからなかった場合のソースの作り方も書かれていますが、これがまた細々した材料を調達するのが面倒だし、材料を在庫しても使い切れない可能性が大。
ところが、甜醤油、案外簡単に見つかりました。近所のスーパーで扱っていましたし、amazonでも、ほら…。
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課題の一つだった「キュウリの薄切り」は、ふと思い出した自動車ディーラーからのもらい物「スライサー」を使ってみたところ、面白いようにうまくできてしまいます。
ただ、最初にこの「V4スライサー」なる文明の利器を使った際、「指ガード」を使わなかったこと、加えて、あまりにスイスイとスライスできるものですから、指先までスライスしてしまいましたです。ご注意あれ
さて、材料は、キュウリの他には、この程度です。
豚バラ肉のブロックと、長ネギの青い部分、そしてショウガの薄切りです。
これを鍋でぐつぐつと小一時間煮て、さまし始めるところで、作業の第一段階が終了。
次に、ソースづくり。ソースづくりといっても、ニンニクをおろして、かつてノリの佃煮が入っていた小瓶に、甜醤油、しょうゆ、酢と一緒にして、シェイクしてできあがり。
ゆで上がって冷ました肉の半分を次回用に冷凍庫に放り込み、最後の難関に向かいました。
肉の薄切りです。これがうまくいかない…。肉の部分と脂身の部分とで、包丁の通りが違って、均一に切れないのですよ。切り進むうちに、ほぼ直方体だった肉は三角柱に近づいていくし、切片がだんだんと小さくなっていきます。
レシピでは「包丁を温めると切りやすい」とありますが、別のサイトを見ると、「包丁を火で温めながら切ると良い」と書いてありますので、生半可な温め方ではうまく切れないようです。
包丁を直火で温める方法は、次回、チャレンジしてみます。
そんなこんなでできあがった雲白肉、あまりおいしそうに見えませんね
肉を薄く均一に切れなかったのが原因だと思います。精進せねば・・・。
でも、食べるとかなりうまかったですよ。