先日、近所の食料品店でぶらぶらしていたところ、ポップコーンの素っつうか、ポップコーン用のトウモロコシを見つけました。
アルミ製の薄鍋にアルミホイルの蓋をつけたコンロで加熱するタイプのポップコーン(ハウスのは製造中止みたい…)は何度も調理(=加熱)して作ったことがありましたが、こんな乾燥トウモロコシでポップコーンを作ったことはありませんでした。
というか、いつか作ってみたいと思いつつも、ポップコーン用トウモロコシに出会うことなく、最近に至ってしまった次第です。
そんなわけですから、迷うことなく買ってしまいました。お値段は250gで210円(税込)。これが高いのか安いのか、できあがりの量が想像できないもので、何とも言い難い…。
買った「ポップコーン用トウモロコシ」の販売元は、ホクレン=北海道のホクレン農業協同組合連合会です。さすが、トウモロコシと言えば北海道と言いたいところですが、この袋の裏面には「原産国名 フランス」と書いてあります。
札幌の大通公園で売っている超高価な「茹でトウモロコシ」や「焼きトウモロコシ」とは種類が違うんですね。
これを買ってくるなり、さっそく作ってみました。道具は直径30cm、深さ20cmの蓋付き片手アルミ鍋だけ、材料は「ポップコーン用トウモロコシ」、塩、サラダ油、これだけです。
「ポップコーン用トウモロコシ」の袋の裏側に書かれた「つくりかた」を見ながら、鍋底全面に広がるくらいのトウモロコシを入れ、それが浸るくらいのサラダ油を注ぎ入れ、塩をパラパラかけて、コンロで加熱しました。
「始めチョロチョロ中パッパ」ではありませんが、加熱を始めてしばらくすると、油で炒めるようなパチパチ音がし始めて、そのうち、ボフッ、ボフッと「ポップコーン音」が聞こえるようになります。さらに「ポップコーン音」がしばらく続いたのち、静かになり、鍋を揺すってもカタカタ音がしなくなったところで完成
そして、鍋の蓋を取ると……。うおぉ、鍋の縁を超えて「ポップコーンのてんこ盛り」状態です。もう十数粒コーンが多かったらどうなっていたのだろうかという量です(「つくりかた」によれば、「出来上がり量は、乾物コーンの約20倍ふくらみます」とある)。
で、食べてみると、香ばしいし、不発弾も少ないけれど、味が薄すぎる…。
2回目は、初回の失敗をもとに、コーンの量を減らす一方、塩の量を増やしてみました。
ところが結果はイマイチならぬイマサンくらいのデキ。
塩味はちょうど良いものの、今回は不発弾が多すぎです。サラダ油の量が少なすぎたのが、火加減が弱かったのか、そのどちらかではないかと思います。
それから、できあがったと思って蓋を取るのが早すぎたのか、火から下ろしていたのに、突然に鍋の底でバホッと中炸裂が発生し、鍋から3~4粒のポップコーンが飛び出しました。
教訓:火から下ろしても蓋を取るのはしばらく待て
そしてきょう、3回目のチャレンジを決行しました。
これがトウモロコシの量。
食べてみると、、、、やはり塩味が足りないなぁ。
でも、蓋を取った時の香りはいいです。やはりできたては香ばしい
不発弾も少なかったし。
次回は、今回買ってきたトウモロコシ最後のロットになりますので、「傑作ポップコーン」にチャレンジです。