新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

「京都遠征」を「京都旅行」に変更

2011-03-15 23:08:08 | MISIA

1月5日の記事「まだ2か月も先の京都遠征を準備」他にも書きましたように、私は今週土曜日(3月19日)に開催される(予定だった)「OCN Presents THE TOUR OF MISIA JAPAN SOUL QUEST」の京都公演に行くつもりでした。

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ところが、予感どおり、MISIAの公式サイトに、

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として、今週末の神戸・京都・大津公演は延期、4月初めの広島・倉敷公演は検討中という告知が載っていました。

東北地方太平洋沖地震津波で多くの方々が亡くなり、まだ安否不明な方々が大勢いらっしゃる段階で、エンタテインメントのイベントを差し控えるのは仕方ないというか、当然のことかもしれません。

でも、少なくとも、阪神淡路大震災の被災地となった神戸に限っては(私は参加しない予定でした)、今回の災害の被災者の皆さんとの共感や連帯を深めるため、開催する意義があったのではないかと思っています。

こんな非常時に歌舞音曲は不謹慎」という感覚は自然かもしれません。でも、私は、すべてを「自粛」することが正しいことだとは思えません
深く考えもせず、「周りが…」「みんなが…」と、「自粛」に流れていることが多いのではなかろうか?

こんな中、吉本興業が今月18~27日に「第3回沖縄国際映画祭」を開催するというニュースが流れていました。
毎日jpによれば、

大崎洋社長は、震災についての「思いと取り組みについて」とした所感を発表。その中で、「映画祭のようなお祭り的色彩の濃いイベントについては、開催を自粛するべきだという批判が寄せられるかもしれない」としながら、「吉本興業の先人たちは、関東大震災や戦争などで傷ついた方々の救援のため、先頭を切って現地に飛び、困難に立ち向かう活力を支えるさまざまな活動してきた。しかし、阪神大震災の折には、ただただ劇場公演の中止、イベントの自粛、テレビ出演の自粛をするのみで、タレントが個々にボランティア活動を行っているだけの無力な存在となってしまい、じくじたる思いを抱いていた。今度こそ『自粛する』ことではなく、『行動する』ことで被災者のお力になりたい」と説明している。

だそうです。
一つの見識としてすばらしいと思います。

このニュースを見て思い出したのは、数年前にいとこが亡くなり、荼毘に付して、葬儀場に向かうマイクロバスの中でのできごとでした。
しんみりした車内では、はしゃぐ幼児の声だけが響いていました。
と、その時、同乗していたお坊さんがマイクを手にとり、こんなお話を始めました。

皆さんが故人を偲んでいる中で、お子さんが笑っていらっしゃる。「無邪気だなぁ」とお思いでしょう。「無邪気」とは、「邪気が無い」という意味です。幼いお子さんは、あれこれ考えず、自分の思いのままです。そして、皆さんはそれがかわいらしく感じられることでしょう。
きっと、故人も、かわいらしく感じていらっしゃるはずです。
故人は、自分が亡くなったことを、皆さんがいつまでも悲しんでいらっしゃることを望んではいらっしゃいません。皆さんが悲しみからのがれ、早く笑いを取り戻すことを望んでおられるはずです。
皆さんが悲しみから立ち直ることが、故人への供養になるのです。

私は、この即興の法話を一生忘れることができないと思っています。

   

さて、「今週末に予定していた京都遠征をどうしようか?」と、しばし考えました
そして出した結論は、「京都遠征」を「京都旅行」に名称変更して、予定どおり決行 です。

ホテルの予約も新幹線のチケットも、キャンセル料は発生しませんが、予定どおり京都・奈良に行き、私の家の菩提寺の本山他にお参りし、亡くなった方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の方々が一日も早く立ち直られることをお祈りしてきたいと思っています。
首都圏での節電にも協力できますし…。

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行きは良い良い、帰りは…

2011-03-15 06:43:03 | ニュース

昨日の通勤&帰宅は、先週の金曜日ほど極端ではないにしろ、「行きは良い良い、帰りは怖い」でした。

昨日の記事「う~む、困ったぞ」で書きましたように、埼京線が8時頃から運転再開されるという情報を得た私、かなりの間引き運転だろうし、運転再開直後は乗客が殺到してめちゃ混みだろうと予想して、1時間ほど遅らせて自宅を出発しました。
駅に着いてみると、いつもと様子が違います。

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なんだかわやわやと人が滞留していて、「もしかして電車は動いていないのか?」と不安がよぎります。
で、改札口に行くと、、、

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うぉ~ 何じゃこりゃぁ~ デス。

これじゃしばらく電車には乗れないかも…」と思ったのもつかの間、10分も経たないうちに入場規制が解除され、たらたらとホームに昇ると、予想に反してホームはガラガラ。そして、すぐに電車が入線してきました。
しかも、電車さほど混んでいません
途中駅で乗り込む人を見込んで入場規制していたのでしょうか?
さすがに、赤羽駅に到着する頃にはギュウギュウ詰めでしたが、殺人的というにはまだ余裕がある感じでした。電車の運行もスムーズで、いつもの各駅停車と大きな違いはなかったような気がします。

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京浜東北線のホームは、かなり人があふれていて、入線してくる下り列車がホームの途中で停車してしまうような状況でした。
それでも、10分ほど待って、始発の蒲田行きに乗り込み、東京駅まで至極順調に行き着くことができました。

   

ところが、帰りは酷かった…

すんなりと東京駅の改札口を通り抜け、ホームに上がると、山手線京浜東北線も、それほど電車を待っている乗客はいませんでした。ちょっと調子外れだと安堵したところで、アナウンスが…

次の京浜東北線・大宮行きは、ただいま田町駅に到着しております。上野池袋方面行きの山手線田町駅に到着しております。

え"、田町 です。

田町駅から東京駅までは、田町~浜松町~新橋~有楽町~東京と、4駅もあります。
いつもであれば、各駅に後続の電車が連なっているというのに、4駅も手前ですか…。
しかも、アナウンスを聞いていると、途中各駅への停車時間が異常に長い…
こりゃ、めちゃ混み確実だな と思ったら、案の定、酷い混雑ぶりでした。

次の電車を待てば良いのに、無理に乗り込もうとする乗客がいるものだから、各駅での停車時間が長い長い…。
かなり久しぶりにあれほど酷い電車を体験させていただきました。
今日の様子を見て、明日以降の帰宅ルートは、東京駅丸ノ内線池袋駅埼京線最寄り駅に変更しようかと思っています(余分にお金がかかるけど)。
もう、ガクガク一歩手前の状態で赤羽に到着し、埼京線に乗り換えると、こちらは意外なほど空いていました。

そして、最寄り駅で電車を降り、エキシタのスーパーマーケットで夕食の材料を買おうと思ったら、、、、臨時休業…。
夕食はあり合わせのもので何とかしましたが、フツフツと不平・不満・怒りがわき上がってきました
その矛先は、東京電力

これまでニュートラルな印象を持っていた東京電力、先週末以降、私のイメージは大暴落です。

東電に対する不平・不満・怒りは後日にとっておく(醸成する?)ことにしまして、安否不明だった宮城県(あの仙台空港がある市)在住の旧友が元気でいることが判ったこともあり、明日は気分転換の記事を載せる予定です。

こちらで気分転換でも:2011/03/16 パンダを見に上野駅に行ってきた(その1)

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