予定どおり京都旅行を決行中です(今時点、私がいるのは大津ですが…)。
昨日、朝方はやや曇りがちだったものの、日が昇るにつれてどんどん天気が良くなり、新幹線
の中から富士山
がきれいに見えました(不満を言わせていただくと、新幹線の窓が汚い
)。
米原を過ぎた辺りから、周りの民家の屋根などに雪が残っているのが見えて、「天気予報に反して、寒いかも…」と思ったのですが、京都に着いてみると、かなり暖かい
2~3日前の首都圏と比べたら、暦が一気に半月ほど先に進んだ感じです。
それよりも、京都駅が大量の観光客でごった返していることにビックリ
当初のもくろみでは、まずは、京都駅のコインロッカーに荷物を放り込み、駅から近い本願寺に行ってみるはずだったのですが、危惧していたとおり、京都駅のコインロッカーに空きはなく、コインロッカー室では、「メイヨウ(没有)」という中国語が行き交っておりました。
私は、これまで京都駅でコインロッカーの空きがなかった経験が2度ほどありまして、またか…です。
結局、私は、一旦大津まで行ってホテルに荷物を預け、京都に舞い戻りました。運賃は往復で380円ですから、中型のコインロッカーよりも安い
。でも、時間
がもったいないですな。
京都⇒大津⇒京都ととんぼ返りした私は、まず、徒歩で東本願寺に向かいました。
今年は、浄土真宗の開祖・親鸞聖人が亡くなって749年、つまり750回忌ということで、東本願寺では昨日3月19日から2か月にわたって「宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要」を行うことにしていたそうです(西本願寺は4月9日から)。
ところが、今回の大震災です。
東本願寺は、3月19日から28日の間、「御遠忌法要」ではなく、「被災者支援のつどい」を行うことにしたそうで、御影堂門にも…。
「つどい」が行われる御影堂(ごえいどう)には、全国各地から集まった檀家の方々が参集していました。
私は、御影堂の隣りにある阿弥陀堂に行き(こちらは閑散としていました)、畳の上でしばらく手を合わせてきました。
大震災に遭われた方々の中には、御遠忌法要に参加することを楽しみにしていた人も大勢いらっしゃったのだろうな…などと思いにふけりながら…。
夕方、今回の京都旅行の当初の最終目的地だった京都会館に行ってみました。
THE TOUR OF MISIA JAPAN SOUL QUESTの京都公演が延期になったことを伝える掲示(右の写真)が出され、何も知らずやって来てしまった人たちへの対応要員と思われるスタッフの方々が待機していらっしゃいました。
こうして、実際にライヴ予定会場に来てみると、やはり延期の判断は正しかったのだろうなと思います。
京都のまちなかは、首都圏に漂っている緊張感は皆無に近い印象ですが、それでも、あちこちで募金活動が行われていますし、TVからは現地の状況が流されています。
多くの人たちの献身的な活動のおかげで、原発も含めて、事態は改善の方向に向かっていると思います。
一日も早く、みんなが心配なく、心を落ち着ける時がやって来ることを、心から願っています。
ところで、プロ野球セントラルリーグの開幕は、3月29日ですって?
そして、
東京電力と東北電力管内の試合を4月3日まではデーゲームで行い、5日以降の両管内のナイターを「減灯ナイター」として節電に努める。
何と姑息な…。
根性が腐ってる…
ダイジェストのつづき:2011/03/21 京都旅行ダイジェスト(2日目)
旅行記はこちら:2011/03/29 避難したつもりではなかった京都旅行記(その1)