東京新聞のコラム『筆洗』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012102602000112.html)。
あ~、勘弁してほしい。元〝ト〟知事が、国政に復帰だそうだ。大騒ぎするマスコミ、蝟集する政治家、どうかしている。記事の云う「親バカという「我欲」から四期目の知事選に出馬した石原さんがきのう、任期半ばでの辞職」し、「突然、言い出した尖閣諸島の都有化によって、結果的に日本経済は巨額の損失をこうむった」わけで、こんな〝ト〟知事を4期も務めさせた支持者の罪は深い。「憲法の廃棄を訴え、ナショナリズムをあおる石原新党」を支持するなど、あってはならない。
『●東京〝ト〟知事の息子を〝ト〟知事に』
『●選挙に際しての祈り: 「空疎な小皇帝」を支持することの意味』
『●目○△鼻○△と云う(2/2)』
『●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(1/3)』
『●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(2/3)』
『●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(3/3)』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012102602000112.html】
【コラム】
筆洗
2012年10月26日
森喜朗元首相が産経新聞のインタビューに興味深い内情を暴露していた。昨年四月の都知事選に出馬する意思のなかった石原慎太郎知事を、前自民党幹事長で長男の伸晃氏と二人で説得したという▼「ここで降りたら党幹事長でもある伸晃君のためにならない。彼の首相の芽はなくなるよ」。森さんのこの言葉が効いたのだろうか。夜中まで説得して翻意させたという。石原さんは「必ず息子を頼むよ」と言ったそうだ▼総裁選で森さんが伸晃氏を支持したのには、そんな事情があったらしい。息子が総裁になれなかったことで事情は一変したということだろうか。親バカという「我欲」から四期目の知事選に出馬した石原さんがきのう、任期半ばでの辞職を表明した▼大津波を「天罰」と表現した(翌日に撤回、陳謝)暴言にもかかわらず、大震災後の強いリーダーを求める都民の強い支持を受け、「東京から国を変える」と胸を張った人は「東京のために国政でやらなければならない」と変心した▼八十歳という年齢や健康面、橋下徹大阪市長の率いる日本維新の会との連携も視野に入れて、新党結成の最後のチャンスと判断したのだろう▼突然、言い出した尖閣諸島の都有化によって、結果的に日本経済は巨額の損失をこうむった。憲法の廃棄を訴え、ナショナリズムをあおる石原新党に果たして支持は集まるだろうか。
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